Sao Paulo Municipal Theatre サンパウロ市立劇場

サンパウロの旧市街に威厳をもって佇むサンパウロ市立劇場は、1911年に建設されたサンパウロを代表する歴史的建造物。
パリのオペラ座を参考にして作られたというその建物は、ルネッサンス、バロック、アールヌーボーの折衷様式で8年の歳月をかけて完成されました。
20世紀初頭コーヒー産業で栄えたサンパウロの栄華を内外に示すために作られ、
イタリアやドイツからクリスタルや大理石などの高級建材を輸入して建設されました。
オペラ歌手マリア・カラスを始め多くの国内外の歌手やアーティスト達がその舞台に立ったことでも有名です。

劇場では、オペラやバレエ、音楽の演奏などが行われており、ホームページより確認可能です。
お勧めなのは、ポルトガル語と英語で行われている劇場ツアーや、館内にあるレストランで昼食を摂ったり、カフェをすること。
古い時代にタイムスリップしたような空間で、優雅なひと時を楽しむことができます。レストランはランチ時は混雑するので、早めに尋ねるようにしましょう。

最寄り駅は、メトロ赤のラインのAnhangabau駅。駅からは徒歩8分ほどですが、慣れていない旅行者は劇場までタクシーもしくはUberで行くことをお勧めします。
外観を写真で撮りたい人も、カメラや携帯を盗られないように注意しましょう。特に早朝・夕方以降は旧市街を歩くのは避けるべきです。

館内の言語は、ポルトガル語と英語。
館内ツアー（英語）は[水-土]11:00から約1時間。ツアー開始の1時間前から劇場入口にて登録が始まります。
身分証明書もしくはパスポートを提示する必要があります。
カフェと軽食は、[月-金]10:00-17:00 （公演の日は16:00に閉まります。）ランチビュッフェは、[月-金]12:00-15:00です。