上海グルメの名物、小籠包の名店といえば「南翔饅頭店」が筆頭に挙げられます。上海郊外の南翔の町で創業した小籠包の老舗で、100年余りの歴史があります。上海市内にはいくつか店がありますが、観光スポットとしても人気の豫園商城の中にある店が本店です。
かつては店の横にテイクアウト用の窓口があり、いつも南翔小籠包を買い求める人たちの行列ができていましたが、2018年10月のリニューアルオープンにともない、テイクアウトコーナーが移転。イートインスペースを設けた、いわゆる“別館”として新たにオープンしました。
場所は本店から徒歩1分。上海の老舗小吃(軽食)店を集めた豫園老街の一角にあります。
メニューは鮮肉小籠饅頭(12個20元)とカニ味噌のスープが入った蟹黄灌湯包(25元)の2種類のみ。窓口での注文は、中国語のみしか通じませんが、それぞれの個数を示せばOKです。
現金で支払ったら、テイクアウトしてもいいし、イートインコーナーで食べてもよし! 豚肉が詰まり、スープがおいしい鮮肉小籠饅頭。皮が薄めなので、スープをレンゲにうけてから食べるとよいでしょう。
窓口の隣では、鮮肉小籠饅頭と蟹黄灌湯包を作っているところが見られ、常に作り立て、蒸し立てを食べられます。
まずは小籠包を味わってみたい、という場合に手軽で便利。気軽に本場の味を堪能できます。なお、本店の2、3階のレストランでは鮮肉小籠饅頭、蟹黄灌湯包のほか、さまざまな小籠包を用意。本格中華料理もあるので、ゆっくり座って味わいたいなら本店へ。
豫園商城へは地下鉄豫園駅から徒歩5分ほど。豫園散策の合間にぜひ味わってみましょう。
Nanxiang Steamed Bun Restaurant 南翔饅頭店 ナンシャンマントウディエン
上海名物の南翔小籠包をイートインで手軽に味わう
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上海発祥の小籠包ならこちらへ☆
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- 更新日2020/09/03
南翔饅頭店は上海の有名観光地、豫園内のちょうど中央辺りにある九曲橋付近にお店を構える上海小籠包の名店。
その歴史は1900年までさかのぼり、当時は上海郊外の嘉定区南翔鎮で長興庁という店を開店したことから始まります。
豫園という場所もあって、上海・小籠包とくればこのお店の名が上がらないことがないくらい
毎日たくさんの人が訪れ、アツアツの小籠包に舌鼓を打っています。
店内は5部門に分かれ1階は持ち帰り用。
お店に沿うように並ぶ人々の先では蟹粉小籠包(22元/12個)と蟹黄灌湯包(15元/1個)の2品限定販売。
蟹黄灌湯包は大きな小籠包の中にたっぷり詰まったスープをストローで飲むもの。こちらも大人気商品です。
2階から上はテーブルがある店内となりますが階数によって値段が変化します。
一番お手頃なのは2階。
〇小籠包25元/8個 〇蟹黄灌湯包(15元/1個)など
2階入ってすぐのところにあるカウンターで支払いを済ませ、席に着いたら店員さんにレシートを見せて商品をもらいます。
それより高級路線が3階部分。
3階は3つに分かれており平均消費額は
〇瑞鑫庁(VIPルーム) 150~200元/人
〇鼎興庁 80~120元/人
〇長興庁 50~80元/人
最初は長興庁を勧められますが小籠包以外の中華や高級食材入り小籠包を食べたいなら
鼎興庁に行きたいと店員さんに伝えてくださいね。
小籠包中心の長興庁でのおすすめは
〇招牌蟹黄小籠 55元/6個
〇伝統豚肉小籠 35元/6個
〇鮮虾豚肉小籠 40元/6個
〇蟹黄灌湯包 35元/1個
せいろがワゴンに驚くほどたくさん積まれて登場するのも個人的見所の一つ。
鼎興庁はメニューも多く小籠包もフカヒレやナマコ、フォアグラなど高級食材を使ったものや
トムヤムクン風などの変わり種も。
窓際の席からは外の景色も見られゆっくりと食事を楽しみたい場合はこちらの方がオススメ。
観光地というのもあり休日の食事時はかなり混雑するので平日か、食事時間より早めか遅めを狙っていくのがオススメです。
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ジャンル上海料理
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エリア外灘/黄埔
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住所
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アクセス地下鉄10号線豫園駅から徒歩約7分
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電話番号+86-21-63554206
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営業時間本店 - 8:30-21:00, 持ち帰り - 9:00-19:00
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定休日無休
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予算ランチ 70元~、ディナー 140~200元
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公式サイト
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