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トロント (カナダ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(3人)詳細

Royal Ontario Museum ロイヤル・オンタリオ博物館

田中 慧 (オーストラリア在住・フリーライター)

知的好奇心をくすぐる、ダイナミックで豊富な展示

  • 博物館おすすめ
  • 地元っ子に人気

トロントの中心部セント・ジョージ駅からすぐ、ブロアー通り沿いの巨大な建物がロイヤル・オンタリオ博物館、通称ROM(ロム)です。
地下鉄ミュージアム駅から徒歩1分、またはセント・ジョージ駅から徒歩6分で到着します。

まるで地面から生えたクリスタルのようなユニークな形の建物は、一度見たら忘れられないほどユニークで斬新なデザインです。

1914年の開館以来、今日に至るまで100年以上トロントの人々に親しまれてきました。
開館当時は伝統的なレンガ造りの建物でしたが、その後幾度も増築を繰り返し、2007年に現在の外観となりました。

元々はトロント大学の管理下であったこともあり、館内の展示物は学術的にも充実した内容。自然史、および世界文化に関する展示においてカナダで最大規模を誇る博物館です。
世界各国の歴史的な衣装や道具、美術品、恐竜の化石や人骨など、テーマごとに分かれたエリアに数多く展示されています。

ブロアー通り沿いのメインエントランスから入るとまず目に入るのが、巨大な恐竜の化石。
その右手のエリアには、韓国や中国、そして日本の美術品が展示されています。左手には、カナダの先住民族の歴史をしのばせる道具や衣装が並びます。

2階はまた違った雰囲気で、生物の多様性をテーマとした展示。単に様々な生物を紹介するだけでなく、絶滅危惧種や絶滅してしまった生物に関する情報も充実しています。
また、まるでコウモリが巣食う洞窟に迷い込んでしまったかのような”Bat Cave”など、ユニークなコーナーもあります。

3階には、ヨーロッパ、アフリカ、中東それぞれのエリアごとのコレクションがずらり。4階には、衣装や生地、現代アートの展示が行われています。

館内には軽食を提供する”DRUXY’S ROM cafe”がありますので、ひと休みしに立ち寄ってみるのもおすすめです。

館内をじっくり見学するのであれば、少なくとも半日ほどかかると思っておいたほうが良いでしょう。
常設展のほか、期間限定の特別展も何かしら行われていますので、時間と体力に余裕があればぜひ合わせて巡りたいところ。

また、展示以外にも様々なイベントが行われています。トロントの街をガイドと一緒に巡りながら歴史を学ぶ”ROM Walk”、話題のトピックに関してディスカッションしたりレクチャーを受けられる”ROM Talk”など大人向けのイベントから、子供やファミリー向けのイベントまで。
基本的に英語のみでのイベントですが、地元の人々と触れ合う貴重なチャンスです。

入場料金ですが、夏季の金曜日の17:30以降は、常設展の料金がそれぞれ7ドルほど割引になります。

2016/02訪問
  • ジャンル
    博物館・ミュージアム 美術館・ギャラリー
  • エリア
    ブロアー ヨークビル
  • 住所
  • アクセス
    Yonge-Universityライン ミュージアム駅から徒歩約1分 または セント・ジョージ駅から徒歩約6分
  • 電話番号
    +1-0416-5868000
  • 営業時間
    10:00-17:30
  • 定休日
    12月25日
  • 予算
    大人 20カナダドル
    子供(4才-14才) 14カナダドル
    子供(15才-19才) 16.5カナダドル
    シニア(65才以上) 17カナダドル
    学生(要学生証) 16.5カナダドル
    幼児(3才以下) 無料
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。