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インターラーケン (スイス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

Allmendhubel アルメントフーベル

和田 憲明 (株式会社スイス・サポート代表)

アルメントフーベルから高山植物が咲き誇る「花の谷」へ

  • 眺望おすすめ
  • 穴場
  • 人気急上昇

ユングフラウ地方の村、ミューレン付近にある展望台がアルメントフーベルです。
「あまり有名になってほしくない・・・」というのが正直なところで、
私個人にとってもとっておきのビューポイントです。

標高3000m近いシルトホルンと比べ、ここの標高は1912m。
眺めという点ではシルトホルンの方が勝っているでしょう。
訪れる人も圧倒的にシルトホルンが多いです。
しかしアルメントフーベルにはレストランが一軒のみで、
ほとんど観光施設らしきものはありません。

それでもユングフラウ地方を訪れたら、私の足は自然にここに向かいます。
初めてここを訪れたのは6月初旬のまだ残雪の時期。
足元には白と紫のクロッカスの群生が牧草を埋め尽くしていました。
そしてユングフラウ三山の絶景が、圧倒的な迫力で迫ります。

このあたりはブルーメンタールと呼ばれる谷です。
ドイツ語で“ブルーメン”は「花」、“タール”は「谷」の意味。
つまり「花の谷」という素敵な地名です。

アルメントフーベルからミューレンまで、この花の谷をめぐりながらハイキングで戻りましょう。
クロッカスの時期が終わっても、色とりどりの高山植物が咲き誇ります。
ミューレンに戻るコースの途中にも、山のレストランが2軒。
こんな静かな場所でワイングランを傾けながらのランチは、
心地良すぎて時が過ぎるのを忘れてしまいそうです。

アルメントフーベルには小さな高山植物園があり、
アルプスの代表的な高山植物の名前(日本語あり)を確認しながら散策できるようになっています。

ミューレン~アルメントフーベルのケーブルカーは、片道6.50スイスフラン(約850円)。
スイストラベルパスがあれば半額の割引になります。
ユングフラウヨッホやシルトホルンと比べて移動費用も格段に節約できます。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。