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インターラーケン (スイス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

堀 洋輔 (旅行会社代表)

難工事を乗り越えて1912年に開業した、スイスが世界に誇る登山鉄道

  • 眺望おすすめ
  • 定番人気

もしかするとスイスで最も有名な登山鉄道かもしれないというのがこのユングフラウ鉄道(Jungfraubahn)。

全長はわずか9.3キロと短い路線ですが、終着駅であるユングフラウヨッホ駅は標高3,454m!駅の至る所に掲示してある「TOP OF EUROPE」の名のとおり、ヨーロッパで最も標高の高い場所にある駅です。

出発地点のクライネ・シャイデック駅(標高2,061m)から約50分かけて、アイガー・メンヒのアルプスの名峰を貫くトンネルを登っていきます。途中、トンネル手前のアイガーグレッチャー駅、トンネル内のアイガーヴァント駅、アイスメーア駅に停車します。アイガーヴァント駅はその名のとおりまさにアイガー北壁に面した駅で、数々の登山家が挑戦し散っていった恐ろしく切り立った崖に面していて、数分間の停車時間の間に下車してガラス越しに北壁と遥か下のグリンデルワルトなどの景色を見ることができます。アイスメーア駅も同じような構造で、展望台からは間近にせまるアイガー氷河が。ここを過ぎると終着駅ユングフラウヨッホに到着します。

ユングフラウ鉄道は1896年に建設が開始され、1898年にクライネ・シャイデック〜アイガーグレッチャー間が部分開通し、1912年にアイガー北壁をぶち抜くトンネルがようやく完成を見てユングフラウヨッホまでの全線が開通しました。旅客輸送の他、途中各駅とユングフラウヨッホへの物資輸送の唯一の手段として活躍しています。

料金はインターラーケン・オスト駅〜ユングフラウヨッホ往復の正規料金でCHF204.40。早朝や夕方使える割引チケット(グッドモーニングチケットなど)はCHF145.00。

★割引一覧
スイストラベルパス/スイストラベルパス・フレックス:グリンデルワルト・ラウターブルンネン以遠50%割引
ハーフフェアカード(GA含む):50%割引
ユーレイルパス(セレクトパス含む):25%割引

和田 憲明 (株式会社スイス・サポート代表)

アルプスをバックに登山電車。絶好の撮影ポイントは?

  • 眺望おすすめ
  • 定番人気

ユングフラウ地方をカバーするのがユングフラウ鉄道の路線。壮大なスケールの山をバックにのんびり走る登山電車は絶好の被写体になるでしょう。ユングフラウ鉄道の最高地点は、標高3454mのユングフラウヨッホ。乗換駅のクライネ・シャイデック駅から富士山の9合目より高い地点まで電車が上がっていきます。

インターラーケンからのアクセスは、インターラーケン・オスト駅から登山電車でグリンデルワルトまたはラウターブルンネンへ。別の登山電車に乗り換えて、同じクライネ・シャイデックの駅へ。さらに別の登山電車に乗り換えてユングフラウヨッホをめざします。

アルプスをバックに登山電車のベストショットを撮りたいという人にとって、絶好の撮影ポイントをご案内しましょう。おすすめは、クライネ・シャイデック駅からヴェンゲルンアルプまで歩くハイキングコースの途中です。

まず駅舎のあるホームの線路を横切り、線路脇の幅の細いコースに入ります。ちょうどユングフラウやメンヒを目指して進む形。牧草地帯の中をしばらく進むと、アイガーやメンヒをバックにユングフラウを目指す登山電車が行き交います。雪に覆われた山、緑の牧草、青い空の中で、赤い車体がひときわ目立ちます。

風に乗って登山電車の音が聞こえてきたら、カメラを構えましょう。そのままヴェンゲルンアルプまで歩いて約1時間30分。ユングフラウ地方の数あるハイキングコースの中でも、のんびり落ち着いた景観が広がる一押しのコースです。

時間がない場合は、もと来た道をクライネ・シャイデックまで戻っても良いでしょう。ハイキングコースは例年6月から10月のオープンです。シーズン初めは残雪にご注意ください。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。