インターラーケン・オスト駅からグリンデルワルト方面への列車に乗ってしばらくすると「ツヴァイリューチネン」という駅で線路がふた手に分かれます。
グリンデルワルトは左、そして右に行くとラウターブルンネンの村に到達します。
氷河に削られてできた谷の合間にある村で、周辺には72の滝があり、ラウター(LAUTER)=音の大きい・ブルンネン(BRUNNEN)=泉、という名が付けられたと言われています。
数ある滝の中でも見逃せないのがシュタウプバッハの滝(Staubbachfall)で、高低差300メートルを大量の水が流れ落ちるさまは圧巻。
滝の下は水しぶきが霧のようになっていて、シュタウプ(STAUB)=塵という名前も頷けます。
かつてこの村に滞在していたゲーテやワーズワースが自身の作品にこの滝の美しさを書き残していることでも有名です。
アルプスの観光では天気が悪いと景色も見えず残念となってしまうことが多いなか、ここだけは悪天候時には水量が増し迫力が段違いとなるので、特に天気が悪い日が続くような時はここを訪れてみることをオススメします。
Photo by Andrew Bowden
Staubbach Fall シュタウプバッハの滝
堀 洋輔
(旅行会社代表)
ゲーテも愛した、高低差300メートルの大滝
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル河川・湖・沼
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エリアインターラーケン
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住所
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アクセスLauterbrunnen駅から徒歩約15分
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営業時間通行自由
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定休日無休
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公式サイト
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