パンダ基地

パンダ基地
　パンダは、中国の国宝であり、また世界動物保護の象徴とされている。現在世界中に生存する野生のパンダは１０００匹余りに過ぎず、中国以外では絶滅したと言われている。そのうち８０％が四川省に生息している。
成都パンダ繁育研究基地　成都パンダ繁育研究基地は成都市北部の斧頭山の麓に位置し、敷地面積が 200 ヘクタール、1987 年に設立された。2008年まで、設立時野外で緊急措置を取った 6 匹のパンダ を基礎として、すでにパンダ 囲い込み飼育の群の数量を83 匹までに増加させた。
　パンダ等の稀少野生動物を保護する面において優れた成果をあげたため、成都パンダ繁殖研究基地は国連の環境企画部門から“ワールドランキング５００”、中国の環境保護の最高賞である“中華緑科学技術金賞”、“全国環境総合管理優秀工程賞”及び“全国科学普及教育基地”など高い評価受けている。
雅安碧峰峡パンダ保護研究センター　雅安碧峰峡パンダ保護研究センターは、成都から１５０キロ、雅安市より18キロ、敷地面積1074ムー、２００３年にオープン。現在養殖されるパンダー22匹。中国政府や国連の支援により、各分野の科学研究を応用し、絶滅に瀕しているパンダの数を増やして野生に戻し、生態環境を保護することを目的としている。
　２００８年ブン川大地震で破壊された臥龍パンダ研究センターから30頭近くのパンダが移ってきてた。2008年7月双子のパンダが生まれたことを始め、2008年には計13頭のパンダの赤ちゃんが生まれた。