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- マナ島からHappiness! 〜只者ではない只者と出会う幸福〜
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エリア:
- 南太平洋>フィジー>マナ島
- テーマ:ビーチ・島
- 投稿日:2015/06/15 16:26
Bula ブラ! ピタ室長です!
今週もフィジー、マナ島のダイビング・ショップ、アクアトレック・マナの現地インストラクター よしさんのフィジーの happiness をお届けします!
フェイスブックを眺めていると時々、ドキッとするような文章や言葉に出合うことがある。それは一般的にいうと名の知れた人ではないごく普通の人たちで、そのうちの何人かは僕の友人であったり、知り合いであったり、知りあいの知り合いであったりする。その辺がSNS(好きな呼び方ではないけどほかに思い浮かばない)の面白いところで、それが無ければ意見や話を聞くこともまた会うことも無かったであろう人たちと繋がっているのだから。ほとんどは無駄か無くてもいい事ばかりで、稀にあるドキッとするようなことさえ、無ければないことに気付きもしないことばかりなのだけれども。
僕がかつて親しかった人を通じて偶然知り合った人がいて、その人のメッセージやコメントが面白い。知り合ったといってもフェイスブック上で僕がコメントを送ったのは一回だけで、先方からもそのときの問いかけ対する簡潔な返信が一回のみ。それ以来一度もフェイスブック上でのやり取りはしていないし、「いいね」を捺すこともない。そんな関係なのだが、その人のメッセージがフェイスブックのシステム上毎回のように眼に入る。メッセージのほとんどはブログサイトへの誘いのようなもので、興味がありそうな内容のときだけ気がむけばという程度の頻度で覗いている。そのブログの内容というか、ものの見方が面白い。内容が毎回面白いわけではないけど、時々僕と同じだと思って嬉しくなったり、へ~そういう捉え方もあるんだと、新しい発見があったりで、その視点が面白くて、只者やないなと、声に出して言ってしまったりする。繰り返すが、その人とは一面識もないし、フェイスブックやブログでも本人の姿をはっきり出すことがないので、顔や容姿すらしらない。ぼんやりと同じ世代の人だろうなと思っているけど、それ以上詮索しないし想像もしない。その人自信が書いていることが嘘でない限り、特に何かを書いたり表現したりすることの専門家ではないようだ。つまり、そういう意味においては普通の人であり、ただの人という表現も間違っていないだろう。
それなりの人が書いてもピンと来なければ、面白くもなんともないフェイスブックやブログの中で、これほど面白いと思わせてくれるこの人は、少なくとも僕にとっては、只者でなない。
これからもこの只者ではない只者のコメントを見つけて、わが意を得たりと膝をたたく。そんなおやじっぽい仕草を時々はやってみたいし、楽しみたい。
2015-06-15
- タグ:
- マナ島 Happiness
- フィジーのリゾートのマスコット犬
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エリア:
- 南太平洋>フィジー
- テーマ:動物
- 投稿日:2015/06/12 13:35
Bula ブラ! ピタ室長です!
陽気でフレンドリーな人々の住むフィジーでは、リゾートで飼われている犬もフレンドリー!
フィジーのリゾートのマスコット的な犬たちをご紹介します!
Coco, Likuliku Lagoon Resort - Photo from Likuliku Lagoon Resort Facebook
Boof, Wadigi Island Resort
Otot, Garden Island Resort - Photo from Garden Island Resort Facebook
Diesel, Fiji Beachouse - Photo from Fiji Beachouse Facebook
Lucy, Fiji Beachouse - Photo from Fiji Beachouse Facebook
- タグ:
- リゾート 動物
- マナ島からHappiness! 〜「あきないんだよ、これが」という幸福(下)〜
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エリア:
- 南太平洋>フィジー>マナ島
- テーマ:ビーチ・島
- 投稿日:2015/06/08 13:23
Bula ブラ! ピタ室長です!
今週もマナ島のダイビング・ショップ、アクアトレック・マナの現地インストラクター よしさんの写真とメッセージによる フィジーの happiness をお届けします!
「あきないんだよ、これが」という幸福(下)
朝、目が覚めるとタパ柄のカーテン越しに僅かな光がみえる。夜明けにはまだ少し時間はあるけど、早起きの鳥たちは既に鳴きはじめている。外に出ると椰子の木の向こうに少しづつ明るくなる空があり、その日によって雲があったり無かったりする。やがて日が昇り、一日がはっきり始まる。太陽が昇る位置は季節によって違う。去年まで毎週朝日の写真を撮っていて、週ごとにも確実に朝日が昇る位置と時間が変わっていくことに気付いた。晴れの日には空が青く美しく、雨の日には島中の緑が輝やく。島の周辺はビーチでその先には海がある。
このビーチと海が僕の職場で毎日そこで日没頃までの時間を過ごす。
夕日が沈み、マジックアワーの不思議さに包まれたあとに夜が始まる。夜になると暗くなるという当たり前のことをここに来てから実感するようになった。暗いからこそ星や月の明るさが強調され、オリオンや南十字など知っている星座をはっきり見つけることができる。波の音を聴きながらそんな星を見ているとこの暗さこそが贅沢だと思う。星も太陽と同じようにいつもその位置を移動させている。ここでは流れ星も珍しくない。流星群が近づくと短い時間にいくつも見えることもある。それぞれの流れ星はほんの一瞬で燃え尽きてしまうからその間に願い事を三度唱えるのは至難の業で、何度かやってみたけど出来たためしがない。
考えてみると流れ星というのは空に光がさっと流れる、それだけのこと。都会の明かりにくらべたらなんとも地味で愛想のないものだ。こんなことの何がありがたいのか。この光がもっと長く、しばらく空を飛びまわって、それがいつもならどんなに見事だろうかと、想像してみてすぐにやめる。きっとそうじゃないからいいのだ。流れ星を見る場所に行けばいつでも同じ流れ星をゆっくり見ることができるなら、最初は良くてもすぐに飽きてしまうと僕は思う。
ここでは、陸も空も海の中もいつも一瞬ごとに表情を変えている。それが劇的な変化のときもあれば、これまでのことを知った上でよく見ないとわからないほどの僅かな変化であったりもする。ひとつだけはっきりいえることは、ここには全く同じ光景は二度と現れないということだ。今日咲く花は昨日の花と違い、今日出会う魚は去年の魚と違う。朝の光景も夕焼けもいつもいつも違う表情を見せてくれる。
そんな自然と宇宙までここでは身近にあって、その上で僕の生活に必要な最小限のものと、好きな映画のDVDや落語のCDそれから本もたっぷりあるのだから。
飽きないんだよ。これが。
2015-06-08
- タグ:
- マナ島 Happiness
- サヴサヴ湾からの贈りもの フィジアン・パール
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エリア:
- 南太平洋>フィジー>バヌアレブ島
- テーマ:買物・土産
- 投稿日:2015/06/03 09:21
Bula ブラ! ピタ室長です!
6月の誕生石、真珠。
フィジーで2番目に大きな島、ヴァヌア・レブ島のサヴサヴでは、真珠の養殖が行われています。
特徴は、独特で多彩な色!
緑、青、金、銅、チョコレート、シャンパン。。。Photo courtesy of J Hunter Pearl
南太平洋の手付かずの大自然に恵まれたサヴサヴ湾の美しいラグーンが、ほかでは見ることのできない個性的な色の真珠を生み出します。
ヴァヌア・レブ島、サヴサヴ湾 - Photo from Tourism Fiji Website
自分へのごほうびに、また特別な人に、贈りたい、贈られたい、上質で長く愛用したいアイテムがそろっています。
ネックレス、ピアス、ブレスレット、リング。。。Photo from J Hunter Pearl Facebook
- タグ:
- お土産 ヴァヌア・レヴ島
- マナ島からHappiness! 〜「あきないんだよ、これが」という幸福(上)〜
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エリア:
- 南太平洋>フィジー>マナ島
- テーマ:ビーチ・島
- 投稿日:2015/06/01 10:25
Bula ブラ! ピタ室長です!
今週もフィジー、マナ島のダイビング・ショップ、アクアトレック・マナの現地インストラクター よしさんのフィジーの happiness をお届けします!
「あきないんだよ、これが」という幸福(上)
この島に暮し始めて18年。「小さな島に長く住んでいてあきませんか」とこれまで何度聞かれたか覚えていない。
質問に対する僕の答え方はそのつど違っていた筈だけど、心の中ではいつもこう答えていた。「あきないんだよ、これが」と。
Mana boys
これは僕の趣味というか生き方の問題でもあるけど、ここは決してなにもないところではない。言い出せばないものはいっぱいあるけど、それはどこにいてもそうだろうから、何でもあるところのほうが珍しいだろうし、もっと言えばなんでもあるところなんてこの世に存在しないと僕は思っている。東京には何でもあると言った人がいるけれど、その人にとっての欲しいものがだいたい揃っているというくらいの意味だろう。そういう意味では、この島は僕にとってはなんでもあると言えなくもない。実際にはある特定のものがなかなか手に入らなくて困ることもよくあるのだけど、困ることが「ある」というのも悪くない。
物があってもなくても人は飽きるものだと僕は思っている。ある人が「田舎はいいね」と言ったらその土地の人が「田舎は飽きる」とこたえたという。話しかけたひとは飽きるほどの時間をそこで過ごすことなく、答えた人は既にじゅうぶん飽きていたのだろう。いくら素晴らしいものでも、人はやっぱり飽きるのだ。
一生かかっても全部身につけることができないくらいの服や靴を持っている人が世の中にはたくさんいる。その人たちは、素晴らしい靴や服にあき続けるかわりに、美しいものを買うことには飽きることがないのだ。だからそんなに持っていても無駄などという意見は本質から外れている。飽きることによって退屈したくないというそれだけのことなのだから。
僕がそれほど大きくないこの島にずっと暮していても飽きないのは、靴や服を毎日のように買い続けている行為に似ているかもしれない。服や靴のかわりに僕はいつもここで手に入れているもの、それが小さな幸福かもしれない。(次週に続く)
2015-06-01
- タグ:
- Happiness マナ島
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