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エリア:
- 中近東 > ヨルダン > ヨルダンその他の都市
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テーマ:
- 観光地
- / 世界遺産
日本は今とっても寒いそうですが、
ヨルダンはぽかぽかの春の陽気・・・
今年は暖冬のようです。
今回はヨルダンにある3つの世界遺産の内のひとつ、
ウンム・アル・ラサスをご紹介します。
ウンム・アル・ラサスは、3世紀〜9世紀に造られた街です。
この時代は主にローマの支配におかれていたため、
ローマ建築の住居、教会が残されています。
遺跡内の聖スティーブン教会にある、ヨルダン最大のモザイクは必見です!
**********************************
アンマンの西、7サークル付近から出発!
天気もばっちり!
アンマンからウンム・アル・ラサスまでは、
車で1時間半ほど。
街をぬければ、土と空だけの道が続いていきます。
1時間ほど経つと、気になるものが!
大きな石を積み上げたように見えますが・・
これもウンム・アル・ラサスと同じ時期に造られた、
ローマの軍事要塞の跡だそうです。
同じようなものが、
遠く、向かい側にも見えます。
少し進むと、また気になる建物を発見!
今度は塔のようです。
これはさっきの建物よりも、少し後に造られたものだそうです。
なんの建物かは、残念ながら分かりませんが・・・
表面に、小さく十字架が彫られていました。
<ウンム・アル・ラサス到着!>
新しい受付の建物を通過したら、
そこはもう遺跡のなか。
丸ごと崩れ落ちた街が広がっています。
発掘もほとんどされておらず、人の手が加えられることもなく、
住居跡がそのまま残されています。
瓦礫のようななかで、アーチはしっかり残っているのが
印象に残りました。
1000年以上も昔、同じ場所に誰かが立っていた。
世界中どの遺跡もそうですが、当たり前のようで、
やはりとても不思議な気持ちになります。
<聖スティーブン教会>
遺跡内を歩くこと約10分、
聖スティーブン教会に着きました。
実はこのモザイク、
パレスチナ一帯の地図なんです!
ギリシャ語で地名も書かれています。
右側の建物・・・"MADABA"と書かれています。
(マダバ:ウンムアルラサスから北西30kmの街。
ビザンチン時代の教会、モザイクが数多く残っています。)
青い部分はヨルダン川。
船で川を渡る人、魚たち・・・
本当に細かく描かれています。
きっしりと床一面に描かれた人、文字、動物や自然。
この土地が、いかに豊かであったかが窺えますね。
再び外に出て、遺跡の中を散策。
ここでワインが作られていたようです。
下を見てみると・・・
破片のようなものが散らばっています。
これも遺跡と同時期に使われていた、壺などのかけらだそうです!
変わらず威厳を保ち続ける遺跡も素敵ですが、
時の流れに逆らうことなく、
崩れ行くままに任せる遺跡も、また違った味わいがあります。
すぐ足元に、遠い昔の誰かさんからのプレゼントが見つかるかも。
まみ
ヨルダンはぽかぽかの春の陽気・・・
今年は暖冬のようです。
今回はヨルダンにある3つの世界遺産の内のひとつ、
ウンム・アル・ラサスをご紹介します。
ウンム・アル・ラサスは、3世紀〜9世紀に造られた街です。
この時代は主にローマの支配におかれていたため、
ローマ建築の住居、教会が残されています。
遺跡内の聖スティーブン教会にある、ヨルダン最大のモザイクは必見です!
**********************************
アンマンの西、7サークル付近から出発!
天気もばっちり!
アンマンからウンム・アル・ラサスまでは、
車で1時間半ほど。
街をぬければ、土と空だけの道が続いていきます。
1時間ほど経つと、気になるものが!
大きな石を積み上げたように見えますが・・
これもウンム・アル・ラサスと同じ時期に造られた、
ローマの軍事要塞の跡だそうです。
同じようなものが、
遠く、向かい側にも見えます。
少し進むと、また気になる建物を発見!
今度は塔のようです。
これはさっきの建物よりも、少し後に造られたものだそうです。
なんの建物かは、残念ながら分かりませんが・・・
表面に、小さく十字架が彫られていました。
<ウンム・アル・ラサス到着!>
新しい受付の建物を通過したら、
そこはもう遺跡のなか。
丸ごと崩れ落ちた街が広がっています。
発掘もほとんどされておらず、人の手が加えられることもなく、
住居跡がそのまま残されています。
瓦礫のようななかで、アーチはしっかり残っているのが
印象に残りました。
1000年以上も昔、同じ場所に誰かが立っていた。
世界中どの遺跡もそうですが、当たり前のようで、
やはりとても不思議な気持ちになります。
<聖スティーブン教会>
遺跡内を歩くこと約10分、
聖スティーブン教会に着きました。
実はこのモザイク、
パレスチナ一帯の地図なんです!
ギリシャ語で地名も書かれています。
右側の建物・・・"MADABA"と書かれています。
(マダバ:ウンムアルラサスから北西30kmの街。
ビザンチン時代の教会、モザイクが数多く残っています。)
青い部分はヨルダン川。
船で川を渡る人、魚たち・・・
本当に細かく描かれています。
きっしりと床一面に描かれた人、文字、動物や自然。
この土地が、いかに豊かであったかが窺えますね。
再び外に出て、遺跡の中を散策。
ここでワインが作られていたようです。
下を見てみると・・・
破片のようなものが散らばっています。
これも遺跡と同時期に使われていた、壺などのかけらだそうです!
変わらず威厳を保ち続ける遺跡も素敵ですが、
時の流れに逆らうことなく、
崩れ行くままに任せる遺跡も、また違った味わいがあります。
すぐ足元に、遠い昔の誰かさんからのプレゼントが見つかるかも。
まみ