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- イード・アル・アドハー 犠牲祭
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エリア:
- 中近東>ヨルダン>ヨルダンその他の都市
- テーマ:お祭り・イベント その他 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/12/08 16:57
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“師も走る”とかいて しわす、、、
といっても、ヨルダンではそんな雰囲気はありません笑
アンマンでは数日前に、今シーズン初(か2度目)の雨が降りました。
今年は例年より雨が少ないようで、、、、
雨の降る日は心なしか、
道行く人も、タクシーの運ちゃんもテンションが高めです笑
少し前の話になりますが、
11月16〜20日の4日間は、ヨルダンはもちろんイスラム世界では、
“イード・アル・アドハー”と呼ばれる祝日でした。
ラマダン(断食月)明けを祝う“イード・アル・フィトル”とよりも長く、また重要なことから、
“大イード”とも呼ばれます。
日本語では“犠牲祭”と意訳されるこの祝日、
イブラヒム(旧約聖書の登場人物。イスラムでは、アラブ人の祖先とされています。)
が自分の子イサクを進んでアッラーに捧げたことを記念しています。
それにちなみ、動物(主に羊)を生贄として屠り、訪れる親戚やお客様に振舞います。
という訳で、イードの初日にはヨルダン中(イスラム世界中)で一斉に羊を屠ります。
イード前日には、赤いスプレーで番号が書かれた羊達が満載するトラックを目撃します。。。
アンマン市内では路上や公衆の面前では屠殺は禁止、となっているそうですが、
地下駐車場や、空き地や、庭や、、、、至るところで遭遇します。笑
イード休暇第一日目。
カラクに住むご一家のお家に、お邪魔させていただきました。
屠殺を見学、料理をご馳走になりました!
******************************
カラクはアンマンより車で約2時間。
アンマンとペトラ遺跡のあるワディ・ムーサの中間にあります。
本日ご馳走になる(この言い方も何ですが、、、)羊さん。
隣で、お肉を煮込む準備が着々と進んでいます。。。
苦手な方もいるかと思いますので、屠殺の風景は割愛します。。。
* * *
屠殺終了。。。
これから、お家の方に“マンサフ”を作っていただきます。
調理していただいている間に、
カラクといえばここ!!!カラク城見学に行ってきまーす。
カラク城については、後日ご紹介します。
******************************
マンサフとは、ヨーグルトで煮込んだ羊の肉を敷き詰めたご飯の上に乗せ、
ナッツなどを散らして、上から煮込み汁をかけたもの。
ヨルダンの代表的なもてなし料理であり、冠婚葬祭の場にも欠かせません。
薄い皮のようなパン(シラーク)を被って登場。
お米に色をつけたり、何種類ものナッツを撒いたり、
各家庭、地方によってそれぞれです。
このマンサフはとってもシンプルな白米バージョン。
羊肉特有の臭みも無く、噛み応えたっぷりです!
煮込み汁は最初からかかっていたり、写真のように後からお好みでかけたり。
頭の部分は、最も敬意をはらう相手に振舞うのがルール。
ですがあまりお肉がありません、、、
ぱっくり口を開けてますね〜
屠殺を見てお肉が苦手になる方もいらっしゃるかと思いますが、
屠殺を全部見て、料理として頂いて、自分のお腹におさまって、
とても親近感がわいたようで、羊肉が前より好きになりました。
イード休暇はイスラム暦で決まるので、毎年若干時期は変わっていきます。
来年はおそらく12月上旬。
いつもと少し違う雰囲気を味わいたい方は、是非この時期に来てください。
思いがけないところで立ち会えるかも笑
まみ
*おまけ*
満腹になり外に出たら、ちょうど夕焼け時でした。
といっても、ヨルダンではそんな雰囲気はありません笑
アンマンでは数日前に、今シーズン初(か2度目)の雨が降りました。
今年は例年より雨が少ないようで、、、、
雨の降る日は心なしか、
道行く人も、タクシーの運ちゃんもテンションが高めです笑
少し前の話になりますが、
11月16〜20日の4日間は、ヨルダンはもちろんイスラム世界では、
“イード・アル・アドハー”と呼ばれる祝日でした。
ラマダン(断食月)明けを祝う“イード・アル・フィトル”とよりも長く、また重要なことから、
“大イード”とも呼ばれます。
日本語では“犠牲祭”と意訳されるこの祝日、
イブラヒム(旧約聖書の登場人物。イスラムでは、アラブ人の祖先とされています。)
が自分の子イサクを進んでアッラーに捧げたことを記念しています。
それにちなみ、動物(主に羊)を生贄として屠り、訪れる親戚やお客様に振舞います。
という訳で、イードの初日にはヨルダン中(イスラム世界中)で一斉に羊を屠ります。
イード前日には、赤いスプレーで番号が書かれた羊達が満載するトラックを目撃します。。。
アンマン市内では路上や公衆の面前では屠殺は禁止、となっているそうですが、
地下駐車場や、空き地や、庭や、、、、至るところで遭遇します。笑
イード休暇第一日目。
カラクに住むご一家のお家に、お邪魔させていただきました。
屠殺を見学、料理をご馳走になりました!
******************************
カラクはアンマンより車で約2時間。
アンマンとペトラ遺跡のあるワディ・ムーサの中間にあります。
本日ご馳走になる(この言い方も何ですが、、、)羊さん。
隣で、お肉を煮込む準備が着々と進んでいます。。。
苦手な方もいるかと思いますので、屠殺の風景は割愛します。。。
* * *
屠殺終了。。。
これから、お家の方に“マンサフ”を作っていただきます。
調理していただいている間に、
カラクといえばここ!!!カラク城見学に行ってきまーす。
カラク城については、後日ご紹介します。
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マンサフとは、ヨーグルトで煮込んだ羊の肉を敷き詰めたご飯の上に乗せ、
ナッツなどを散らして、上から煮込み汁をかけたもの。
ヨルダンの代表的なもてなし料理であり、冠婚葬祭の場にも欠かせません。
薄い皮のようなパン(シラーク)を被って登場。
お米に色をつけたり、何種類ものナッツを撒いたり、
各家庭、地方によってそれぞれです。
このマンサフはとってもシンプルな白米バージョン。
羊肉特有の臭みも無く、噛み応えたっぷりです!
煮込み汁は最初からかかっていたり、写真のように後からお好みでかけたり。
頭の部分は、最も敬意をはらう相手に振舞うのがルール。
ですがあまりお肉がありません、、、
ぱっくり口を開けてますね〜
屠殺を見てお肉が苦手になる方もいらっしゃるかと思いますが、
屠殺を全部見て、料理として頂いて、自分のお腹におさまって、
とても親近感がわいたようで、羊肉が前より好きになりました。
イード休暇はイスラム暦で決まるので、毎年若干時期は変わっていきます。
来年はおそらく12月上旬。
いつもと少し違う雰囲気を味わいたい方は、是非この時期に来てください。
思いがけないところで立ち会えるかも笑
まみ
*おまけ*
満腹になり外に出たら、ちょうど夕焼け時でした。
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- カラク 羊 ヨルダン料理 マンサフ 犠牲祭
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