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リメ・トラベル

~フィンランド旅行のパートナー~

ガイドフィンランド
ヘルシンキ発のフィンランド旅行を日本語でお手伝い。視察・通訳・翻訳もおまかせください。 原則としてお一人様から承ります。
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ニックネーム:
トシ
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ヨーロッパ>フィンランド>ヘルシンキ
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リメ・トラベル
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Lime Oy
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ヨーロッパ>フィンランド>フィンランドその他の都市
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現地ツアー企画・現地ガイドなど
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1 - 5件目まで(6件中)

ゴミ箱
雪の思い出
エリア:
  • ヨーロッパ>フィンランド>ヘルシンキ
テーマ:街中・建物・景色 
投稿日:2011/05/01 20:05
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本日、5月1日。街中では春の祭典ヴァップ(Vappu)を祝っているところですが、ヘルシンキ周辺にもまだ雪が残っているんですねえ。もっとも、ここに掲載した写真は2〜3月に撮ったものだから、さすがにこんな量はありません。林の隅に泥まみれで残っているという程度です。
しかし、文字通りに雪が完全に溶けてなくなるにはあと一週間くらいかかるんではないでしょうか。
昨年(2009〜2010年)に引き続き今年(2010〜2011年)も大量の積雪に悩まされました。たとえばこんな感じ。
雪山
おーっと。これはなんでしょう。
後ろから見るとわかります。

雪山の正体
道端に停めている車を覆い隠してしまったのですね。ここまで積もるには何日もかかっているわけですが、その間、違法路上駐車をしていたわけではなく、都心部では道路脇を駐車場として使う場所が多く、近隣住民は年間契約をしているのです。
続いてコレ。
自転車捨て場
すごいですね。雪に埋まる自転車。これもまた駅前違法放置自転車じゃあなくて、ちゃあんとした駐輪場に停めているんですけどね。
こちらのほうは連日の積雪に埋まったのではなく、除雪車が強引に歩道脇、つまり駐輪場のほうに雪を積み込んでいった結果ですね。左奥の自転車なんか車輪がひんまがってますよ。停めてたのが悪い、ってことになるんでしょうか。おそらくそういう解釈でしょう。

これからは1日ごとに夏に向かってまっしぐら。気温も上がり、陽射しも強くなっていく爽快な時期です。そんなわけで、長く辛かった雪の季節も、今なら笑って思い出せるというわけです。

wc0
トイレ
エリア:
  • ヨーロッパ>フィンランド
テーマ:街中・建物・景色 その他 
投稿日:2010/12/18 22:52
コメント(0)
ヨーロッパで困ることの一つにトイレ事情(の不便さ)があります。フィンランドも例外ではなく、公共の場所でトイレを見つけるのはなかなか難しい。日本なら駅・商店街・公園などなど、人が集まる場所には必ず無料のトイレがあるのとは大違いです。フィンランドでもそうした場所に少数ながらトイレはあるものの、九分九厘が有料。20セントから1ユーロ取られますが、有料だからといって設備が快適なわけでもありません。ヘルシンキ中央駅の有料トイレには料金受取人がいるので、なんとなくしっかり管理されてるのかな、という印象を受けるものの、トイレそのもののレベルはJR各駅のそれらを上回ることはありません。
トイレ1回1ユーロというのはかなり高いですよね。旅行中の浪費は楽しみの一つではありますが、日本人としてはトイレ=本来は無料、にお金を払うという点に抵抗があるんじゃないでしょうか。安ければ20セント、緊急の場合なら値段なんかにこだわっていられないでしょうが、やっぱりどこかで「払いたくない」という感情があるはずです。ケチなのかな、俺。

そういうわけで、今回は無料で利用できるトイレをヘルシンキ中心部で探ってみましょう。
まず、観光客が必ず訪れるエスプラナーデの西端。マーケット広場とは逆方向に、下の写真のようなトイレがあります。

wc1

コンテナみたいな無骨な作りですが、これは破壊されないためでしょう。同様の施設は所々で見かけますが、観光ポイントとしてはハカニエミの青空市場の南側、入り江に面した所にあります。
いずれも小用のみ無料。取っ手近くにある小さなボタン(分かりづらい)を押すとドアが開きます。これ、男女兼用なんですが、女性にはちょっと抵抗が大きいかも。男の私でもあんまり使いたくないです。大きいのが落ちてたりすることもあるんで。

もう一種の無料公共トイレがコレ。
wc2

いったん入ったら出てこれなそうな作りですね。このタイプは地下鉄駅(同写真はカンピのもの)にあり、無料なのは小のみ、ドアの開け方、状況は前のやつと同様です。
いわゆる無料の公衆トイレというのはこんなもんです。

では次に、公衆トイレじゃないけど、タダで使える場所をいくつか紹介しましょう。
初心者向けにはストックマンかソコスデパート。堂々と使えますが、日本のデパートのように各階に完備しているわけではないので、探すのに苦労するかもしれません。ストックマン隣のアカテーミネン書店のほうが使いやすいかな。
2階にある「アールトデザインのカフェを見に来たのさ」というような顔をしてエレベーター脇のトイレに駆け込みましょう。
エスプラナーデ近辺なら、市庁舎もいい。青空市場の向かい側だし、市庁舎ではヘルシンキ情報を聞いたりインターネット(PC)を使えたりするので、そのついでに、という顔をして入ればいい。なんか、言い訳が多いですな。
それはそうとして、市庁舎のトイレはなかなかの見ものでもあります。
中級者レベル、つうかそこまでして無料トイレを探す必要がるのか、という気もしてきましたが、図書館・大学なんかは手軽ですね。
ヘルシンキ大学は市内中心部にあるので観光のついでに覗いてみるのもいいでしょう。ちょっと入りづらいかもしれませんが、尋問されることなどありえませんのでご心配なく。
続いて図書館。フィンランドの図書館は歴史ある建物を利用したり、新築ならモダンなデザインを施したりと、一見の価値があります。図書館ツアーなんてのを催してもいいかも、なんて思います。そんなわけで、ちょっともよおしてきたら図書館を目指すのも一考ですが、曲者だったりもします。
まず、中央駅前、郵便局併設の図書館はナント有料。また、一部の図書館ではトイレのドアがロックされており、受付でカギを借りる必要がある所もあります(Kallioなど)。

また、現在は無料でも突然有料化されたり、使い方が変わったりすることもあります。一例ではソコスデパート。2011年の2月でしたか、同グループ発行のポイントカード(フィンランド住民ならほとんどの人が持っている)が無いと使えなくなってしまいました。
そんなこともあって、無料トイレ探しはなかなか苦労するものです。

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そうだ、フィンランドに行こう
そうだ、フィンランドに行こう
smark
スーパーでお買い物
エリア:
  • ヨーロッパ>フィンランド
テーマ:買物・土産 その他 
投稿日:2010/12/18 22:20
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今回は初めてホントに実用的情報です。
皆さんは海外旅行に出かけたらスーパーマーケットなんか覗きますよね。え、行かない? でも行くってことにしてください。じゃないと話が進まないですから。
で、フィンランドのスーパーの生鮮食品売り場に行くと、所々に困難があります。「困難」は「こんなん」の誤変換を意図的に残したんですが、買い物の困難に関係してるからです。
↓ 困難が目に入るのね。

vaaka01

コレは何かというと秤です。そんなことは分かるでしょうが、じゃあ、何をするのかというと、商品の重さを量るのです。それも分かりきったことかなあ。
でも、商品を計るのは客なんですよ。
上の写真には、秤の左右にキュウリ、トマトと、フィンランドを代表する野菜が写っていますが、それぞれの値段はキロ当たりいくら、というふうに表示されています。日本のように「一袋」とか「一山」いくら、といった曖昧さじゃないんですね。そのため、キュウリだろうがトマトだろうが、野菜・果物は客が計量して商品に値段シールを貼るのです。困難、じゃなくて秤をアップで見てみましょう。

vaaka02

それぞれの数字が野菜類に対応しており、商品の棚には商品名、キロ当たりの値段および秤の番号が記されています。たとえば、「バナナ、キロ1.7ユーロ、秤番号1」といった具合ですね。昔の秤には数字だけじゃなくて商品のイラストも描かれていました。しかし、そのタイプは最近ではほとんど見ることがありません。番号の変更に伴う作業が煩雑になるので姿を消しつつあるのでしょう。それに、イラストもたいして役立たないどころかかえって混乱することもありました。

さて、おさらいです。
フィンランドのスーパーで生鮮食品(野菜・果物・時として調理パンなど)を購入する場合、商品を手にとってそのままレジに持って行ってはいけません。
まず自分で計量し、値段シールを商品に貼ってからレジに持っていくのです。
こうした習慣は始めてという人は結構とまどうと思うんですが、「これで困った」という話は聞きませんねえ。英語やフィンランド語ができない人にとっては、バスのキップ買うより難易度は高いと思うんですけど。
それとも皆、スーパーなんかには行かないのかな。
タグ:
フィンランド 風習 買い物 

オーロラ01
オーロラシーズン
エリア:
  • ヨーロッパ>フィンランド>イヴァロ
テーマ:ホテル・宿泊 自然・植物 
投稿日:2010/11/24 17:14
コメント(0)
さて、本格的な冬がやって参りました。ヘルシンキもすでに積雪10センチ。今年もまた昨年並みの降雪が予想されます。
この時期、フィンランドの株をグっと高めるのがオーロラですね。まあ正直なところ、真冬は一気に極寒の地に行くしかないでしょうな。で、その目玉がオーロラですが、今回は格好の観測ポイントを紹介します。

その場所はNellim(ネリム)。イヴァロ空港から北東約40キロ。人里を離れたイナリ湖の岸辺に、山小屋風ホテルが佇んでいます。周囲一体なにもない。村一軒の商店ではパンとハムが買えるだけ、といった素晴らしさです。
そうです。この辺りでは人工灯の影響をほとんど受けないので、オーロラ観測にはこの上ない環境です。なにしろ、森林の中に投げ出されたようなものなので、オーロラはホテルの敷地内で見れるのです。
もちろんオーロラがいつ現れるかを確実に予測することはできませんが、ネリムならその出現の直前まで、暖かいホテル内で待っていればいいのです。

http://www.nellim.fi/

オーロラSmall

haukkalampi下
冬のヌークシオ
エリア:
  • ヨーロッパ>フィンランド
テーマ:観光地 ハイキング・登山 
投稿日:2010/02/19 19:25
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オヤビンに誘われてヌークシオ国立公園に行ってきました。
映画「かもめ食堂」の影響もあって、多くの日本人旅行者も訪れますが、さすがに冬場、しかも記録破りの降雪に見舞われている今年に出かける人は少ないでしょう。僕も冬のヌークシオは初めてです。
「フユヤマカンゼンソービ」で来るように、といわれたのですが、それが「冬山完全装備」という意味だということを理解するのにしばらく時間がかかりました。

ま、とりあえず暖かくしていこうということで、三枚重ね着にダウンジャケット、タイツにスキーズボン等を用意。しかし僕の格好を見たオヤビンは「君、大丈夫?」と不安げでした。オヤビンはスウェットシャツの上にウィンドブレーカーだけ。「あんたこそ大丈夫か?」と思ったけど口には出しませんでした。

ヌークシオ・ハイキングの起点の一つであるハウッカランピから、周遊コースを外れて森の中へグイグイ入ります。そこは人なんか通る道じゃなくてスノーモビルの轍なんかがわずかにあるも、一足ごとに雪にもぐり、歩きにくいことこのうえない。300メートルで嫌になりましたね。同時に、「君、大丈夫?」という意味がわかりました。

厚着をしすぎていて、暑くてしょうがないのです。20分ほどかけて300メートルを歩いた時点で小休止。ダウンジャケットとフリースを脱いで、ウィンドブレーカーを羽織りました。気温はマイナス10度くらいでしたが、それでも汗をかきまくるほど暖かいのです。
それからまた30分ほど雪かきをして、ようやく展望台に到着。夏場ならもう下に下りてるくらいなのに、今日はまだ三分の一を消化した程度。そこからの展望がこの写真。北八ヶ岳みたいですね。

Haukkalampi上

これからがまた大変でした。ここも周遊コースからはちょっとはずれた岩場地帯なのです。夏場なら岩も登れるし、難しければ迂回すればいいわけですが、この大雪でルートがまったく見えないのです。岩場に雪が積もっているかに見えるところも、実はその下が数メートルの空洞になっていたりするので、うかつに踏み込めないのです。ちょっと高台に上り、落差1メートル。土が見えていれば飛び降りてもどうということのない場所でも、雪に覆われたその下がどうなっているのかわからないのでリスクを犯すことはできません。したがって平坦地にそって進むのですが、周遊コースからはどんどん離れていくことになります。

オヤビンはしきりに「まいったなあ」とつぶやいていますが、全然まいった様子はありません。大げさに雪を崩してずんずん進みます。何やってんのかわかんなかったのですが、後ろから来る人(僕ですね)のために雪かきをしてたわけですね。それでも異常に柔らかい雪は踏み込めばそのままずっと下までもぐっていきそうでした。それより、ちゃんとコースをわかってるのかが不安です。それとなく聞いてみると、「ハウカンキエロスからおよそ200メートル。迷走地点まであと10分くらい」と答えるではないですか。そういわれても僕には現在地点がわからないのですが、断言されると安心しますね。
展望台から苦闘することおよそ30分。迷走地点付近に出ました。「迷走地点」というのは我々が思いつきで言っているだけですが、ハイカーがたまに道を間違えるポイントのことです。

その後は例の青い目印に従って通常ルートをたどって戻りましたが、雪に足をとられるハードな行程となりました。
ヌークシオあたりでも遭難のおそれはあるなあ、と思いを新たにしたしだいです。

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