記事一覧
1 - 2件目まで(2件中)
ヨーロッパで困ることの一つにトイレ事情(の不便さ)があります。フィンランドも例外ではなく、公共の場所でトイレを見つけるのはなかなか難しい。日本なら駅・商店街・公園などなど、人が集まる場所には必ず無料のトイレがあるのとは大違いです。フィンランドでもそうした場所に少数ながらトイレはあるものの、九分九厘が有料。20セントから1ユーロ取られますが、有料だからといって設備が快適なわけでもありません。ヘルシンキ中央駅の有料トイレには料金受取人がいるので、なんとなくしっかり管理されてるのかな、という印象を受けるものの、トイレそのもののレベルはJR各駅のそれらを上回ることはありません。
トイレ1回1ユーロというのはかなり高いですよね。旅行中の浪費は楽しみの一つではありますが、日本人としてはトイレ=本来は無料、にお金を払うという点に抵抗があるんじゃないでしょうか。安ければ20セント、緊急の場合なら値段なんかにこだわっていられないでしょうが、やっぱりどこかで「払いたくない」という感情があるはずです。ケチなのかな、俺。
そういうわけで、今回は無料で利用できるトイレをヘルシンキ中心部で探ってみましょう。
まず、観光客が必ず訪れるエスプラナーデの西端。マーケット広場とは逆方向に、下の写真のようなトイレがあります。

コンテナみたいな無骨な作りですが、これは破壊されないためでしょう。同様の施設は所々で見かけますが、観光ポイントとしてはハカニエミの青空市場の南側、入り江に面した所にあります。
いずれも小用のみ無料。取っ手近くにある小さなボタン(分かりづらい)を押すとドアが開きます。これ、男女兼用なんですが、女性にはちょっと抵抗が大きいかも。男の私でもあんまり使いたくないです。大きいのが落ちてたりすることもあるんで。
もう一種の無料公共トイレがコレ。

いったん入ったら出てこれなそうな作りですね。このタイプは地下鉄駅(同写真はカンピのもの)にあり、無料なのは小のみ、ドアの開け方、状況は前のやつと同様です。
いわゆる無料の公衆トイレというのはこんなもんです。
では次に、公衆トイレじゃないけど、タダで使える場所をいくつか紹介しましょう。
初心者向けにはストックマンかソコスデパート。堂々と使えますが、日本のデパートのように各階に完備しているわけではないので、探すのに苦労するかもしれません。ストックマン隣のアカテーミネン書店のほうが使いやすいかな。
2階にある「アールトデザインのカフェを見に来たのさ」というような顔をしてエレベーター脇のトイレに駆け込みましょう。
エスプラナーデ近辺なら、市庁舎もいい。青空市場の向かい側だし、市庁舎ではヘルシンキ情報を聞いたりインターネット(PC)を使えたりするので、そのついでに、という顔をして入ればいい。なんか、言い訳が多いですな。
それはそうとして、市庁舎のトイレはなかなかの見ものでもあります。
中級者レベル、つうかそこまでして無料トイレを探す必要がるのか、という気もしてきましたが、図書館・大学なんかは手軽ですね。
ヘルシンキ大学は市内中心部にあるので観光のついでに覗いてみるのもいいでしょう。ちょっと入りづらいかもしれませんが、尋問されることなどありえませんのでご心配なく。
続いて図書館。フィンランドの図書館は歴史ある建物を利用したり、新築ならモダンなデザインを施したりと、一見の価値があります。図書館ツアーなんてのを催してもいいかも、なんて思います。そんなわけで、ちょっともよおしてきたら図書館を目指すのも一考ですが、曲者だったりもします。
まず、中央駅前、郵便局併設の図書館はナント有料。また、一部の図書館ではトイレのドアがロックされており、受付でカギを借りる必要がある所もあります(Kallioなど)。
また、現在は無料でも突然有料化されたり、使い方が変わったりすることもあります。一例ではソコスデパート。2011年の2月でしたか、同グループ発行のポイントカード(フィンランド住民ならほとんどの人が持っている)が無いと使えなくなってしまいました。
そんなこともあって、無料トイレ探しはなかなか苦労するものです。
トイレ1回1ユーロというのはかなり高いですよね。旅行中の浪費は楽しみの一つではありますが、日本人としてはトイレ=本来は無料、にお金を払うという点に抵抗があるんじゃないでしょうか。安ければ20セント、緊急の場合なら値段なんかにこだわっていられないでしょうが、やっぱりどこかで「払いたくない」という感情があるはずです。ケチなのかな、俺。
そういうわけで、今回は無料で利用できるトイレをヘルシンキ中心部で探ってみましょう。
まず、観光客が必ず訪れるエスプラナーデの西端。マーケット広場とは逆方向に、下の写真のようなトイレがあります。

コンテナみたいな無骨な作りですが、これは破壊されないためでしょう。同様の施設は所々で見かけますが、観光ポイントとしてはハカニエミの青空市場の南側、入り江に面した所にあります。
いずれも小用のみ無料。取っ手近くにある小さなボタン(分かりづらい)を押すとドアが開きます。これ、男女兼用なんですが、女性にはちょっと抵抗が大きいかも。男の私でもあんまり使いたくないです。大きいのが落ちてたりすることもあるんで。
もう一種の無料公共トイレがコレ。

いったん入ったら出てこれなそうな作りですね。このタイプは地下鉄駅(同写真はカンピのもの)にあり、無料なのは小のみ、ドアの開け方、状況は前のやつと同様です。
いわゆる無料の公衆トイレというのはこんなもんです。
では次に、公衆トイレじゃないけど、タダで使える場所をいくつか紹介しましょう。
初心者向けにはストックマンかソコスデパート。堂々と使えますが、日本のデパートのように各階に完備しているわけではないので、探すのに苦労するかもしれません。ストックマン隣のアカテーミネン書店のほうが使いやすいかな。
2階にある「アールトデザインのカフェを見に来たのさ」というような顔をしてエレベーター脇のトイレに駆け込みましょう。
エスプラナーデ近辺なら、市庁舎もいい。青空市場の向かい側だし、市庁舎ではヘルシンキ情報を聞いたりインターネット(PC)を使えたりするので、そのついでに、という顔をして入ればいい。なんか、言い訳が多いですな。
それはそうとして、市庁舎のトイレはなかなかの見ものでもあります。
中級者レベル、つうかそこまでして無料トイレを探す必要がるのか、という気もしてきましたが、図書館・大学なんかは手軽ですね。
ヘルシンキ大学は市内中心部にあるので観光のついでに覗いてみるのもいいでしょう。ちょっと入りづらいかもしれませんが、尋問されることなどありえませんのでご心配なく。
続いて図書館。フィンランドの図書館は歴史ある建物を利用したり、新築ならモダンなデザインを施したりと、一見の価値があります。図書館ツアーなんてのを催してもいいかも、なんて思います。そんなわけで、ちょっともよおしてきたら図書館を目指すのも一考ですが、曲者だったりもします。
まず、中央駅前、郵便局併設の図書館はナント有料。また、一部の図書館ではトイレのドアがロックされており、受付でカギを借りる必要がある所もあります(Kallioなど)。
また、現在は無料でも突然有料化されたり、使い方が変わったりすることもあります。一例ではソコスデパート。2011年の2月でしたか、同グループ発行のポイントカード(フィンランド住民ならほとんどの人が持っている)が無いと使えなくなってしまいました。
そんなこともあって、無料トイレ探しはなかなか苦労するものです。
今回は初めてホントに実用的情報です。
皆さんは海外旅行に出かけたらスーパーマーケットなんか覗きますよね。え、行かない? でも行くってことにしてください。じゃないと話が進まないですから。
で、フィンランドのスーパーの生鮮食品売り場に行くと、所々に困難があります。「困難」は「こんなん」の誤変換を意図的に残したんですが、買い物の困難に関係してるからです。
↓ 困難が目に入るのね。

コレは何かというと秤です。そんなことは分かるでしょうが、じゃあ、何をするのかというと、商品の重さを量るのです。それも分かりきったことかなあ。
でも、商品を計るのは客なんですよ。
上の写真には、秤の左右にキュウリ、トマトと、フィンランドを代表する野菜が写っていますが、それぞれの値段はキロ当たりいくら、というふうに表示されています。日本のように「一袋」とか「一山」いくら、といった曖昧さじゃないんですね。そのため、キュウリだろうがトマトだろうが、野菜・果物は客が計量して商品に値段シールを貼るのです。困難、じゃなくて秤をアップで見てみましょう。

それぞれの数字が野菜類に対応しており、商品の棚には商品名、キロ当たりの値段および秤の番号が記されています。たとえば、「バナナ、キロ1.7ユーロ、秤番号1」といった具合ですね。昔の秤には数字だけじゃなくて商品のイラストも描かれていました。しかし、そのタイプは最近ではほとんど見ることがありません。番号の変更に伴う作業が煩雑になるので姿を消しつつあるのでしょう。それに、イラストもたいして役立たないどころかかえって混乱することもありました。
さて、おさらいです。
フィンランドのスーパーで生鮮食品(野菜・果物・時として調理パンなど)を購入する場合、商品を手にとってそのままレジに持って行ってはいけません。
まず自分で計量し、値段シールを商品に貼ってからレジに持っていくのです。
こうした習慣は始めてという人は結構とまどうと思うんですが、「これで困った」という話は聞きませんねえ。英語やフィンランド語ができない人にとっては、バスのキップ買うより難易度は高いと思うんですけど。
それとも皆、スーパーなんかには行かないのかな。
皆さんは海外旅行に出かけたらスーパーマーケットなんか覗きますよね。え、行かない? でも行くってことにしてください。じゃないと話が進まないですから。
で、フィンランドのスーパーの生鮮食品売り場に行くと、所々に困難があります。「困難」は「こんなん」の誤変換を意図的に残したんですが、買い物の困難に関係してるからです。
↓ 困難が目に入るのね。

コレは何かというと秤です。そんなことは分かるでしょうが、じゃあ、何をするのかというと、商品の重さを量るのです。それも分かりきったことかなあ。
でも、商品を計るのは客なんですよ。
上の写真には、秤の左右にキュウリ、トマトと、フィンランドを代表する野菜が写っていますが、それぞれの値段はキロ当たりいくら、というふうに表示されています。日本のように「一袋」とか「一山」いくら、といった曖昧さじゃないんですね。そのため、キュウリだろうがトマトだろうが、野菜・果物は客が計量して商品に値段シールを貼るのです。困難、じゃなくて秤をアップで見てみましょう。

それぞれの数字が野菜類に対応しており、商品の棚には商品名、キロ当たりの値段および秤の番号が記されています。たとえば、「バナナ、キロ1.7ユーロ、秤番号1」といった具合ですね。昔の秤には数字だけじゃなくて商品のイラストも描かれていました。しかし、そのタイプは最近ではほとんど見ることがありません。番号の変更に伴う作業が煩雑になるので姿を消しつつあるのでしょう。それに、イラストもたいして役立たないどころかかえって混乱することもありました。
さて、おさらいです。
フィンランドのスーパーで生鮮食品(野菜・果物・時として調理パンなど)を購入する場合、商品を手にとってそのままレジに持って行ってはいけません。
まず自分で計量し、値段シールを商品に貼ってからレジに持っていくのです。
こうした習慣は始めてという人は結構とまどうと思うんですが、「これで困った」という話は聞きませんねえ。英語やフィンランド語ができない人にとっては、バスのキップ買うより難易度は高いと思うんですけど。
それとも皆、スーパーなんかには行かないのかな。
- タグ:
- フィンランド 風習 買い物
1 - 2件目まで(2件中)




