ニューヨーク大好き

ニューヨークでクリスマスを祝う。
何を祝うのだ？
この日はアメリカで最も重要な日なので、どこもかしこも閉店だらけ・・・。
田舎なら人影は全くない。
車さえ走っていない。

ニューヨークは都会なので、またキリスト教徒でない人も多いので、年々オープンビジネスをするデリやお土産屋などが増えていますが、まともなレストランやブティックは閉店です。

食事はどうするかというと、ホテルのレストランは営業しています。
また大手ファースト・フードの店でも営業しているところはあります。
移民の家族経営のデリも問題ないです。
チャイナタウンは街ごと営業します。
その影響でチャイナタウンに取り囲まれているリトル・イタリーも営業するレストランはありますが、ホリデー料金として割高メニューにするところもあります。

美術館博物館は休館です。
自由の女神もフェリーは運航しません。
しかし年中無休をうたい文句としているエンパイア・ステイト・ビルやロックフェラー・センターの展望台はオープン。
しかしとても混雑するので、この日しかないという人が行くべきで、長蛇の列の待ち時間は避けた方が無難です。

あまり寒くないことを祈って、散歩の予定を組みましょう。
冬枯れのセントラル・パーク。
5番街のショウ・ウィンドウ。
ロックフェラー・センターのクリスマス・ツリー。
5番街のアップル・ストアは年中無休24時間営業です。

地下鉄は年中無休24時間営業なので、交通の便は不自由しません。
タクシーもバスも走っています。
スタッテン島フェリーに乗って、自由の女神とマンハッタンの景色を眺めましょう。

ブロードウェイは、クリスマス・イブの夜やクリスマスの昼の部は休みますが、クリスマスの夜は公演する作品もあります。
今年は、「シカゴ」、「シンデレラ」、「ジャージー・ボーイズ」、「マンマミア」、「オペラ座の怪人」、「キンキー・ブーツ」、「マチルダ」、「モータウン」、「ピピン」、「ウィキッド」などがミュージカルの半数以上が公演します。

ニューヨークで1年で最も美しい時期がクリスマスです。
寒いけど、街のクリスマス・イルミネーションやショウ・ウィンドウの飾り付けは派手の一言。

ロックフェラー・センターの45000個のLEDライトで飾られたクリスマス・ツリーの他、小さいけどブライアント・パーク、リンカーン・センターのクリスマス・ツリーも是非見て下さい。
どちらもツリー以外でも楽しいところです。

ブライアント・パークでは無料のアイス・スケート・リンクがあります。
またホリデー・ショップでは小物を販売しています。

リンカーン・センターではホリデー時期の音楽、バレエなどが公演され、噴水や夜の広場の明かりは楽しめます。

グランド・セントラル駅では、東芝の光りのショウをはじめ、ホリデー・ショップが並び、トランジット博物館ではおもちゃの列車が走っています。

タイム・ワーナー・センターの吹き抜けで光る星は、音楽に合わせて、色を変えます。

ショウ・ウィンドウの飾り付けは、毎年デパートが競い合っています。メイシーズ、サックス・フィフス・アベニュー、ロード・アンド・テイラー、ブルーミング・デールズ、バーグドルフ・グッドマンなどが話題となっています。

5番街では、57ストリート(ティファニー、ルイヴィトンが囲む)の交差点上の光る雪の結晶は1万6000個のバカラ・クリスタル・プリズムで作られたものです。
高級ブティックの飾り付けもおもしろいですね。

リトル・イタリーは暖かみのあるクリスマスの飾り付けです。
隣接するチャイナタウンとの差がおもしろい。

アイス・スケートは、ロックフェラー・センター、ブライアント・パーク、セントラル・パークで楽しめます。

クリスマスですので、教会巡りもいいですよ。
5番街のセント・パトリック教会はニューヨークのカトリックの総本山です。
ステインド・グラスをはじめ、建築は必見。
ウォール街に行ったら、トリニティ教会へ。
ニューヨークで一番古い歴史のプロテスタント教会です。

楽しいこといっぱいでしょう。

クリスマス時期限定のホリデー・ショップが公園などに軒を並べています。
実際は11月中旬から開始されていますが、終了はブライアント・パークのものを除いては、クリスマス・イブで終了です。

たくさんの売店が並んでいるので、見ているだけでも楽しい。
基本的に小物、ギフトが多いですが、食べ物を出しているところもあります。
ちょっと覗いてみるのもおもしろいです。
お土産もみつかるかも・・・。


ブライアント・パーク
125軒を超えるブティック・スタイルの売店。
食事露店もあり。
アイス・スケートもできるし、バーもある。
ついでに紀伊国屋書店が公園の向かいにあり。
住所：42ストリートと6アベニューの角
期間：2013年11月1日から2014年1月5日まで
営業時間：
月ー金曜日：11am - 8pm
土曜日：10am - 9pm
日曜日：10am - 6pm
http://www.bryantpark.org/things-to-do/wintervillage.html


グランド・セントラル駅
7６軒のアクセサリー、カバン、おもちゃ、宝石、帽子、服などの売店。
構内のフードコートには、マグノリア・ベーカリー、シェイク・シャック、ジュニアーズなどの人気店もあります。
住所：42ストリートとパーク・アベニュー
期間：2013年11月18日から12月24日まで
(感謝祭11月28日休み)
営業時間：
10am - 8pm、日曜日11am - 7pm、12月24日10am - 6pm
http://www.grandcentralterminal.com/event/the-centennial-holiday-fair-presented-by-shaw-floors/2145424857


ユニオン・スクエア・パーク
なんと150軒以上の店。
モモフク・ミルク・バー、マイティ・ボールなど人気店もあり。
住所：14ストリートとパーク・アベニュー
期間：2013年11月21日から12月24日まで
(感謝祭11月28日休み)
営業時間：
11am - 8pm、土曜日1０am - 8pm、日曜日11am - 7pm
http://urbanspacenyc.com/union-square-holiday-market-returns-november-21st-december-24th/#more-7429


コロンバス・サークル
セントラル・パークを散歩。
またタイム・ワーナー・センターのショッピング・センターや地下のホール・フーズも要チェック。
住所：コロンバス・サークル(セントラル・パーク南西角)
期間：2013年12月3日から12月24日まで
営業時間：
10am - 8pm、日曜日11am - 7pm
http://urbanspacenyc.com/columbus-circle-holiday-market

ショッピング街の華やかなクリスマスの飾り。
ツリーの巨大さと光り輝くLEDの数で人の目を圧倒しますが、
これってちょっと商業的・・・。

商業的が悪いわけではないですけれども、一般家庭のクリスマスの飾りには美しいものはあります。

地元の人だけでなく、観光客にも知られているのが、ブルックリン区のイタリア人住居区のクリスマス・イルミネーション。
派手なクリスマス飾りをした豪邸は、どの地区にもあるものですが、この地区では競う合うかの様に大きい家から小さな家までクリスマスの飾り付けをします。
地元の人はこの地区に車で来て、散歩するのです。
最近は観光バスも多くなっているほどです・・・。

飾り付けは個性にあふれています。
動く遊園地のような飾りから圧倒的な光りの数で人を圧倒するもの。
また派手なイルミネーションはせずに庭にキリストの誕生の様子を描いた人形を置いている家庭もあります。

1903年築のグランド・セントラル駅はニューヨークの鉄道の玄関口。
1日に50万人以上の人が通過するところ。
建築を見るだけでも楽しいし、オイスター・バーのクラムチャウダーもいいですね。

魅力づくしのグランド・セントラル駅は、さらにホリデー・シーズンにはいろいろな催しがあります。


ホリデー・フェア
期間：2013年11月18日から12月24日まで
月から土曜日10am - 8pm、日曜日11am - 7pm、クリスマス・イブ10am - 6pm
感謝祭11月28日休
パーク・アベニュー下の42ストリート口から入って、すぐの構内1階、バンダービルト・ホールに76店が並びます。アクセサリー、宝石、ギフト、工芸品、服、カバンなど大人から子供までのものが揃います。
http://www.grandcentralterminal.com/event/the-centennial-holiday-fair-presented-by-shaw-floors/2145424857


ホリデー・ライト・ショウ
期間：2013年11月21日から12月26日まで
毎日5pm - 11pm

天井に星座が描かれたドーム状のメイン・コンコース(チケット売り場)では、構内西の窓にライトが輝きます。スポンサーは東芝。


トレイン・ショウ
期間：2013年11月16日から2014年2月23日まで
月から金曜日8am - 8pm、土、日曜日10am - 6pm
感謝祭11月28日、クリスマス12月25日、元旦1月1日休

メイン・コンコースから 地下鉄シャトル駅に向かう途中にあるトランジット博物館内では、模型の列車が走ります。
博物館内には、お土産になるものもたくさんあります。