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- 9月の衛兵交代式
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>ロンドン
- テーマ:観光地 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2013/08/31 17:52
4月から7月まで毎日だった、バッキンガム宮殿の衛兵交代式は、8月から1日おきに変わります。
今年9月の交代式は、奇数日が予定されています。
雨が降ると中止になってしまいますからご注意下さい。
また、宮殿側の都合で、開催しないこともたまにあります。
現在分かっている、交代式のない日は、9月の全ての偶数日プラス 15日です。
衛兵交代のある日は、セントジェームス公園横にある、ウエリントンバラックという白い建物の前で、11時過ぎから閲兵式が行われます。
混んでいる宮殿前よりも、こちらの方がゆっくり見ることができます。
バードケージウォークという通りに面しています。
宮殿前と同じくスリが多いので貴重品には気をつけてください。
今年9月の交代式は、奇数日が予定されています。
雨が降ると中止になってしまいますからご注意下さい。
また、宮殿側の都合で、開催しないこともたまにあります。
現在分かっている、交代式のない日は、9月の全ての偶数日プラス 15日です。
衛兵交代のある日は、セントジェームス公園横にある、ウエリントンバラックという白い建物の前で、11時過ぎから閲兵式が行われます。
混んでいる宮殿前よりも、こちらの方がゆっくり見ることができます。
バードケージウォークという通りに面しています。
宮殿前と同じくスリが多いので貴重品には気をつけてください。
- タグ:
- 衛兵交代式 英国王室 ロンドンの観光

- サンドウィッチ伯爵
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>ロンドン
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2013/08/29 17:07
ロンドンのセントポール大聖堂の入り口から少し西側に、「サンドウィッチ伯爵」ってお店があります。
賭け事が大好きだったサンドウィッチ伯爵が、食事のために席を立つ代わりに、パンの間にお肉を挟んで持ってこさせたのが始まり。
1762年のことで、場所はロンドンのビーフステーキクラブ。
24人のメンバーとその友人が夜毎に賭博を楽しんでいた紳士クラブです。
他のメンバーも「サンドウィッチと同じものを」注文したのでメニューになったそうです。
このクラブは今でもロンドンにあります。
でもここは紳士クラブではありません。
中はファストフードの店内のようです。
カウンターがあって、上にはこんな看板が掲げられています。

注文して、お金を払って、レシートのナンバーが読み上げられたら商品を受け取るシステム。
これがここの看板商品。
1762年のオリジナルサンドウィッチ。

その名も「オリジナル1762」芸がないネーミングだなぁ(笑)
5ポンド弱。
中はこんな風です。

ローストビーフと西洋わさびが入っています。
パンは柔らかめで、軽くトーストしてあります。
スープやサラダもありますが、そういったものも注文すると、食べきれないかも。
外に出たら、こんな看板が・・・。

サンドウィッチというのは爵位で、彼の苗字はモンタギューさん。
ということで、フルモンタギューというサンドウィッチもあるようです。
多分ネーミングは「フルモンティー」をもじっているのかも。
ま、話しのタネにはなります。
サンドウィッチが生まれた国で、オリジナル(だと称している)を食べるわけだし。
それにしても本物のサンドウィッチ伯爵は名前代をいくらもらっているのかな?
賭け事が大好きだったサンドウィッチ伯爵が、食事のために席を立つ代わりに、パンの間にお肉を挟んで持ってこさせたのが始まり。
1762年のことで、場所はロンドンのビーフステーキクラブ。
24人のメンバーとその友人が夜毎に賭博を楽しんでいた紳士クラブです。
他のメンバーも「サンドウィッチと同じものを」注文したのでメニューになったそうです。
このクラブは今でもロンドンにあります。
でもここは紳士クラブではありません。
中はファストフードの店内のようです。
カウンターがあって、上にはこんな看板が掲げられています。

注文して、お金を払って、レシートのナンバーが読み上げられたら商品を受け取るシステム。
これがここの看板商品。
1762年のオリジナルサンドウィッチ。

その名も「オリジナル1762」芸がないネーミングだなぁ(笑)
5ポンド弱。
中はこんな風です。

ローストビーフと西洋わさびが入っています。
パンは柔らかめで、軽くトーストしてあります。
スープやサラダもありますが、そういったものも注文すると、食べきれないかも。
外に出たら、こんな看板が・・・。

サンドウィッチというのは爵位で、彼の苗字はモンタギューさん。
ということで、フルモンタギューというサンドウィッチもあるようです。
多分ネーミングは「フルモンティー」をもじっているのかも。
ま、話しのタネにはなります。
サンドウィッチが生まれた国で、オリジナル(だと称している)を食べるわけだし。
それにしても本物のサンドウィッチ伯爵は名前代をいくらもらっているのかな?
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- サンドウィッチ オリジナル イギリス名物 ローストビーフ イギリスの安い食べ物

- プレミエリーグのチケット
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス
- テーマ:鑑賞・観戦
- 投稿日:2013/08/19 17:55
今季のイギリスのプレミエリーグ、先週末に開幕しました。
今年も本場のフットボールを観に、たくさんの人がイギリスを訪れることでしょう。
フットボールの試合は、伝統的に土曜日の午後3時にキックオフ。
昔、労働者達はお昼ご飯を食べた後、地元のフットボール場に足を運びました。
並んでチケットを手に入れて、試合は立ち見。
試合の後は、地元のパブで仲間とワイワイ。
勝った時は勝利の一杯、負けたときはウサ晴らしです。
ところがこの伝統も、テレビの登場で変わっていきます。
各テレビ局が放映権を巡って火花を散らすようになり、土曜日の午後3時の視聴者を奪い合うことから、フットボールの試合自体を分散させる方向に向いていきました。
今ではイギリスのリーグ戦は土曜日の昼、午後、夕方、日曜日の昼、午後、夕方、そして月曜日の夜にまで試合をするようになりました。
カップ戦は火曜日や水曜日の夜が主ですが、土曜日に行われることも多いです。
じゃあ木、金はどうかといえば、ほとんどありませんが、全くないわけではありません。
労働者が毎週買うことのできた、チケットのお値段も上がる一方。
多分、ヨーロッパで一番高いのがイギリスのフットボールのチケットではないかと思います。
約120年前、それまでかなり原始的だったフットボール場が、整えられるようになりました。
イングランドで初めてのスタジアムは、1892年、エヴァートンのホームグラウンドである「Goodison Park」です。
そして1897年、ロンドンのカニングタウンにウエストハム・ユナイテッドがメモリアルグラウンズをオープンします。
ここの初年度の入場料は、シーズンチケットが5シリング、試合1回の入場料は4ペニーだったそうです。
この値段の設定は、職人や下層ミドルクラスが支払える金額ということで、これよりも貧しい人たちが来れない様に設定されたと言われています。
そして、職人の週給は2ポンドを切るくらいだったそうです。
イギリスの通貨ですが、この当時は10進法ではありませんから注意が必要です。
まず4ファージングが1ペニー(ペンスの単数形)、
12ペンスで1シリング、
5シリングでクラウン、
20シリングが1ポンド、
21シリングが1ギニーです。
かなりややこしいですね(笑)
現在、職人に相当する人だと、年収26000ポンドとして、週給約500ポンドくらい?
この数字は計算が簡単になるように、大体の数字ですからあまり几帳面に考えないでください。
1897年の週給に対するチケット代は2ポンド(=40シリング=480ペンス)対4ペンス、つまり120分の1。
現在の週給に対するチケット代は、500ポンド対50ポンド(チケットって30から80くらいだから)、つまり10分の1。
随分値上がりしましたね。
先週の土曜日も、エミレイツで、ちょうど私たちの前に入場しようとしたカップルが、入れなかったのを目撃しました。
係員から「このチケットはどうやって入手しましたか?」と聞かれて、
「XXXから買いました」
「それは正式な方法ではないので、このチケットは無効です」
1枚200ポンド近く払ったのにって言ってましたが、「買ったほうが悪い」で終わりです。
アーセナルやハイブリーイズリントンの駅前でも、ダフ屋さんが「チケット買います、売ります」って囁きながら歩き回っていますけど、買っても入れる保障は何一つとしてありません。
基本、フットボールのチケットは、転売が禁止です。
最近すごく厳しいので、チケットの入手法は気をつけたほうがいいです。
今年も本場のフットボールを観に、たくさんの人がイギリスを訪れることでしょう。
フットボールの試合は、伝統的に土曜日の午後3時にキックオフ。
昔、労働者達はお昼ご飯を食べた後、地元のフットボール場に足を運びました。
並んでチケットを手に入れて、試合は立ち見。
試合の後は、地元のパブで仲間とワイワイ。
勝った時は勝利の一杯、負けたときはウサ晴らしです。
ところがこの伝統も、テレビの登場で変わっていきます。
各テレビ局が放映権を巡って火花を散らすようになり、土曜日の午後3時の視聴者を奪い合うことから、フットボールの試合自体を分散させる方向に向いていきました。
今ではイギリスのリーグ戦は土曜日の昼、午後、夕方、日曜日の昼、午後、夕方、そして月曜日の夜にまで試合をするようになりました。
カップ戦は火曜日や水曜日の夜が主ですが、土曜日に行われることも多いです。
じゃあ木、金はどうかといえば、ほとんどありませんが、全くないわけではありません。
労働者が毎週買うことのできた、チケットのお値段も上がる一方。
多分、ヨーロッパで一番高いのがイギリスのフットボールのチケットではないかと思います。
約120年前、それまでかなり原始的だったフットボール場が、整えられるようになりました。
イングランドで初めてのスタジアムは、1892年、エヴァートンのホームグラウンドである「Goodison Park」です。
そして1897年、ロンドンのカニングタウンにウエストハム・ユナイテッドがメモリアルグラウンズをオープンします。
ここの初年度の入場料は、シーズンチケットが5シリング、試合1回の入場料は4ペニーだったそうです。
この値段の設定は、職人や下層ミドルクラスが支払える金額ということで、これよりも貧しい人たちが来れない様に設定されたと言われています。
そして、職人の週給は2ポンドを切るくらいだったそうです。
イギリスの通貨ですが、この当時は10進法ではありませんから注意が必要です。
まず4ファージングが1ペニー(ペンスの単数形)、
12ペンスで1シリング、
5シリングでクラウン、
20シリングが1ポンド、
21シリングが1ギニーです。
かなりややこしいですね(笑)
現在、職人に相当する人だと、年収26000ポンドとして、週給約500ポンドくらい?
この数字は計算が簡単になるように、大体の数字ですからあまり几帳面に考えないでください。
1897年の週給に対するチケット代は2ポンド(=40シリング=480ペンス)対4ペンス、つまり120分の1。
現在の週給に対するチケット代は、500ポンド対50ポンド(チケットって30から80くらいだから)、つまり10分の1。
随分値上がりしましたね。
先週の土曜日も、エミレイツで、ちょうど私たちの前に入場しようとしたカップルが、入れなかったのを目撃しました。
係員から「このチケットはどうやって入手しましたか?」と聞かれて、
「XXXから買いました」
「それは正式な方法ではないので、このチケットは無効です」
1枚200ポンド近く払ったのにって言ってましたが、「買ったほうが悪い」で終わりです。
アーセナルやハイブリーイズリントンの駅前でも、ダフ屋さんが「チケット買います、売ります」って囁きながら歩き回っていますけど、買っても入れる保障は何一つとしてありません。
基本、フットボールのチケットは、転売が禁止です。
最近すごく厳しいので、チケットの入手法は気をつけたほうがいいです。
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- プレミエリーグ サッカー観戦 チケットの値段 ダフ屋 フットボールのの歴史

- 午後のキューガーデン
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>ロンドン
- テーマ:世界遺産 自然・植物
- 投稿日:2013/08/13 00:30
世界遺産のキューガーデンは、ロンドンの南西に位置しています。
まだ日の長い夏のうちに、是非訪れてください。
ここの入場料は £14.50。
それが9月8日までは、午後3時半以降に入場すると £7 だけなんです。
また16歳以下のこどもは無料です。
ノンビリお散歩を楽しむのもいいし、中には日本庭園や昔の宮殿など、興味深いエリアもあります。
高いところの好きな人には、18mの高さから木のてっぺんを眺めるなんていうウォークもあります。
最寄り駅は地下鉄ディストリクト線のキューガーデン駅です。
まだ日の長い夏のうちに、是非訪れてください。
ここの入場料は £14.50。
それが9月8日までは、午後3時半以降に入場すると £7 だけなんです。
また16歳以下のこどもは無料です。
ノンビリお散歩を楽しむのもいいし、中には日本庭園や昔の宮殿など、興味深いエリアもあります。
高いところの好きな人には、18mの高さから木のてっぺんを眺めるなんていうウォークもあります。
最寄り駅は地下鉄ディストリクト線のキューガーデン駅です。
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- 世界遺産 キューガーデン イギリスの庭

- 夏のお勧め、ピムスを飲んでみよう!
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2013/08/07 23:54
8月ですね。
夏休みにイギリスへの旅行を考えている方へ。
どんな国にも、そこで楽しめる旬の飲み物や食べ物があります。
今日紹介するのは、イギリスの夏を代表する飲み物です。
名前はピムス。

大きめのグラスにキュウリやオレンジ、レモン、イチゴといったフルーツもたっぷりで見かけも爽やか。
飲み口はフルーティーで少し甘め。
グイグイいけちゃいますけど、アルコールが入っているのでご用心。
甘くて飲みやすいものってつい飲みすぎてしまって悪酔いしてしまいがち。
二日酔いになってしまったら、もうただユックリ休んで回復を待つしかないんだけれど、イギリスには何と特効薬があるんです。
「You should have a hair of the dog!」犬の毛を飲むといいよ。
初め聞いたときはびっくりしましたがこれは迎え酒のこと。
中世の時代に犬に咬まれたらその犬の毛を傷口に乗せると回復が早くなると信じられていました。
そこで毒をもって毒を制するといった時に使われるようになったわけ。
ただ最近では迎え酒以外では殆ど使いません。
朝からビールを飲んでいたりすると隣の人がニヤリと笑って「Is that a hair of the dog?」
夏休みにイギリスへの旅行を考えている方へ。
どんな国にも、そこで楽しめる旬の飲み物や食べ物があります。
今日紹介するのは、イギリスの夏を代表する飲み物です。
名前はピムス。

大きめのグラスにキュウリやオレンジ、レモン、イチゴといったフルーツもたっぷりで見かけも爽やか。
飲み口はフルーティーで少し甘め。
グイグイいけちゃいますけど、アルコールが入っているのでご用心。
甘くて飲みやすいものってつい飲みすぎてしまって悪酔いしてしまいがち。
二日酔いになってしまったら、もうただユックリ休んで回復を待つしかないんだけれど、イギリスには何と特効薬があるんです。
「You should have a hair of the dog!」犬の毛を飲むといいよ。
初め聞いたときはびっくりしましたがこれは迎え酒のこと。
中世の時代に犬に咬まれたらその犬の毛を傷口に乗せると回復が早くなると信じられていました。
そこで毒をもって毒を制するといった時に使われるようになったわけ。
ただ最近では迎え酒以外では殆ど使いません。
朝からビールを飲んでいたりすると隣の人がニヤリと笑って「Is that a hair of the dog?」
- タグ:
- ピムス 夏らしい飲み物 カクテル イギリス
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