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- サンドウィッチ伯爵
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>ロンドン
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2013/08/29 17:07
ロンドンのセントポール大聖堂の入り口から少し西側に、「サンドウィッチ伯爵」ってお店があります。
賭け事が大好きだったサンドウィッチ伯爵が、食事のために席を立つ代わりに、パンの間にお肉を挟んで持ってこさせたのが始まり。
1762年のことで、場所はロンドンのビーフステーキクラブ。
24人のメンバーとその友人が夜毎に賭博を楽しんでいた紳士クラブです。
他のメンバーも「サンドウィッチと同じものを」注文したのでメニューになったそうです。
このクラブは今でもロンドンにあります。
でもここは紳士クラブではありません。
中はファストフードの店内のようです。
カウンターがあって、上にはこんな看板が掲げられています。

注文して、お金を払って、レシートのナンバーが読み上げられたら商品を受け取るシステム。
これがここの看板商品。
1762年のオリジナルサンドウィッチ。

その名も「オリジナル1762」芸がないネーミングだなぁ(笑)
5ポンド弱。
中はこんな風です。

ローストビーフと西洋わさびが入っています。
パンは柔らかめで、軽くトーストしてあります。
スープやサラダもありますが、そういったものも注文すると、食べきれないかも。
外に出たら、こんな看板が・・・。

サンドウィッチというのは爵位で、彼の苗字はモンタギューさん。
ということで、フルモンタギューというサンドウィッチもあるようです。
多分ネーミングは「フルモンティー」をもじっているのかも。
ま、話しのタネにはなります。
サンドウィッチが生まれた国で、オリジナル(だと称している)を食べるわけだし。
それにしても本物のサンドウィッチ伯爵は名前代をいくらもらっているのかな?
賭け事が大好きだったサンドウィッチ伯爵が、食事のために席を立つ代わりに、パンの間にお肉を挟んで持ってこさせたのが始まり。
1762年のことで、場所はロンドンのビーフステーキクラブ。
24人のメンバーとその友人が夜毎に賭博を楽しんでいた紳士クラブです。
他のメンバーも「サンドウィッチと同じものを」注文したのでメニューになったそうです。
このクラブは今でもロンドンにあります。
でもここは紳士クラブではありません。
中はファストフードの店内のようです。
カウンターがあって、上にはこんな看板が掲げられています。

注文して、お金を払って、レシートのナンバーが読み上げられたら商品を受け取るシステム。
これがここの看板商品。
1762年のオリジナルサンドウィッチ。

その名も「オリジナル1762」芸がないネーミングだなぁ(笑)
5ポンド弱。
中はこんな風です。

ローストビーフと西洋わさびが入っています。
パンは柔らかめで、軽くトーストしてあります。
スープやサラダもありますが、そういったものも注文すると、食べきれないかも。
外に出たら、こんな看板が・・・。

サンドウィッチというのは爵位で、彼の苗字はモンタギューさん。
ということで、フルモンタギューというサンドウィッチもあるようです。
多分ネーミングは「フルモンティー」をもじっているのかも。
ま、話しのタネにはなります。
サンドウィッチが生まれた国で、オリジナル(だと称している)を食べるわけだし。
それにしても本物のサンドウィッチ伯爵は名前代をいくらもらっているのかな?
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- サンドウィッチ オリジナル イギリス名物 ローストビーフ イギリスの安い食べ物

- 夏のお勧め、ピムスを飲んでみよう!
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2013/08/07 23:54
8月ですね。
夏休みにイギリスへの旅行を考えている方へ。
どんな国にも、そこで楽しめる旬の飲み物や食べ物があります。
今日紹介するのは、イギリスの夏を代表する飲み物です。
名前はピムス。

大きめのグラスにキュウリやオレンジ、レモン、イチゴといったフルーツもたっぷりで見かけも爽やか。
飲み口はフルーティーで少し甘め。
グイグイいけちゃいますけど、アルコールが入っているのでご用心。
甘くて飲みやすいものってつい飲みすぎてしまって悪酔いしてしまいがち。
二日酔いになってしまったら、もうただユックリ休んで回復を待つしかないんだけれど、イギリスには何と特効薬があるんです。
「You should have a hair of the dog!」犬の毛を飲むといいよ。
初め聞いたときはびっくりしましたがこれは迎え酒のこと。
中世の時代に犬に咬まれたらその犬の毛を傷口に乗せると回復が早くなると信じられていました。
そこで毒をもって毒を制するといった時に使われるようになったわけ。
ただ最近では迎え酒以外では殆ど使いません。
朝からビールを飲んでいたりすると隣の人がニヤリと笑って「Is that a hair of the dog?」
夏休みにイギリスへの旅行を考えている方へ。
どんな国にも、そこで楽しめる旬の飲み物や食べ物があります。
今日紹介するのは、イギリスの夏を代表する飲み物です。
名前はピムス。

大きめのグラスにキュウリやオレンジ、レモン、イチゴといったフルーツもたっぷりで見かけも爽やか。
飲み口はフルーティーで少し甘め。
グイグイいけちゃいますけど、アルコールが入っているのでご用心。
甘くて飲みやすいものってつい飲みすぎてしまって悪酔いしてしまいがち。
二日酔いになってしまったら、もうただユックリ休んで回復を待つしかないんだけれど、イギリスには何と特効薬があるんです。
「You should have a hair of the dog!」犬の毛を飲むといいよ。
初め聞いたときはびっくりしましたがこれは迎え酒のこと。
中世の時代に犬に咬まれたらその犬の毛を傷口に乗せると回復が早くなると信じられていました。
そこで毒をもって毒を制するといった時に使われるようになったわけ。
ただ最近では迎え酒以外では殆ど使いません。
朝からビールを飲んでいたりすると隣の人がニヤリと笑って「Is that a hair of the dog?」
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- ピムス 夏らしい飲み物 カクテル イギリス

- シャーロックホームズにも出てくるクライテリオン・レストラン
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エリア:
- ヨーロッパ>イギリス>ロンドン
- テーマ:グルメ 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2013/08/01 13:47
今日は、ピカデリーサーカスにある、クライテリオンというレストランを紹介します。
ピカデリーサーカスは、ロンドンの中心。
忠犬ハチ公の像の回りのように、ここもいつも人でいっぱいです。
そんな観光地のレストランなんて・・・って思っちゃうかもしれませんが、中はとってもステキ。

天井がすごく高くって、モザイクがキラキラ。
そこに照明が反射して、ちょっとした宮殿にいる気分にさせてくれます。
高級レストランのほとんどが、セットメニューを設けています。
時間や曜日の制約がある場合があるので要注意。
私が日本の方にお勧めするのはプレシアターメニュー。
これは劇場に行く人用の、少し早めの夕食のこと。
5時半から7時くらいに夕食というのは、イギリスでは夕食には早すぎます。
でも劇場にいく人たちは7時半から8時の開演に間に合わせるために、こんな時間なわけ。
もちろん劇場に行かなくったって、プレシアターメニューは注文していいわけで。
食べ終わる時間を気にしなくていいので、サービスが遅くっても平気だしね(笑)
多分アラカルトで似たようなものを頼んだら、倍以上すると思う。
量やスピードも、プレシアターは日本人には合うんじゃないかな?
ちょっと暗いんだけど、イギリスではあまり明るいレストランは好まれません。
暗いほうが高級感がでるってカンジかなぁ?
これは前菜に注文したハムのテリーヌ。
Ham hock terrine, piccalilli, pickled vegetables, crouton

カリカリのクルトンにしっとりしたハムが美味しかった。
このクライテリオンは、シャーロックホームズファンの人にもお勧めです。
第1話で、戦争から帰ってきたワトソン先生が、知り合いのスタンフォード青年と会った場所。
で、彼から「下宿人を探している」というホームズを後で紹介してもらいます。
ちなみに、二人の出会いはスミスフィールドのバーソロミュー病院の研究室。
病院の博物館に記念のプラークが貼ってあります。
そんな縁で昔日本のシャーロキアン達がクライテリオンに記念のプラークを贈ったそう。
だけど、内装の工事の際に行方不明になったそうです。
で、BBCの現代版シャーロックでは、こんな高級レストランに戦争帰りの軍人が行くわけない
ということで、公園でスタンフォード青年に出会うシーンに変わっています。
でも、さりげなく、持っているコーヒーの紙コップにクライテリオンとかかれています。
DVDを観ながら、紙コップの名前を確認したときは、思わず拍手してしまいました(笑)
ピカデリーサーカスは、ロンドンの中心。
忠犬ハチ公の像の回りのように、ここもいつも人でいっぱいです。
そんな観光地のレストランなんて・・・って思っちゃうかもしれませんが、中はとってもステキ。

天井がすごく高くって、モザイクがキラキラ。
そこに照明が反射して、ちょっとした宮殿にいる気分にさせてくれます。
高級レストランのほとんどが、セットメニューを設けています。
時間や曜日の制約がある場合があるので要注意。
私が日本の方にお勧めするのはプレシアターメニュー。
これは劇場に行く人用の、少し早めの夕食のこと。
5時半から7時くらいに夕食というのは、イギリスでは夕食には早すぎます。
でも劇場にいく人たちは7時半から8時の開演に間に合わせるために、こんな時間なわけ。
もちろん劇場に行かなくったって、プレシアターメニューは注文していいわけで。
食べ終わる時間を気にしなくていいので、サービスが遅くっても平気だしね(笑)
多分アラカルトで似たようなものを頼んだら、倍以上すると思う。
量やスピードも、プレシアターは日本人には合うんじゃないかな?
ちょっと暗いんだけど、イギリスではあまり明るいレストランは好まれません。
暗いほうが高級感がでるってカンジかなぁ?
これは前菜に注文したハムのテリーヌ。
Ham hock terrine, piccalilli, pickled vegetables, crouton

カリカリのクルトンにしっとりしたハムが美味しかった。
このクライテリオンは、シャーロックホームズファンの人にもお勧めです。
第1話で、戦争から帰ってきたワトソン先生が、知り合いのスタンフォード青年と会った場所。
で、彼から「下宿人を探している」というホームズを後で紹介してもらいます。
ちなみに、二人の出会いはスミスフィールドのバーソロミュー病院の研究室。
病院の博物館に記念のプラークが貼ってあります。
そんな縁で昔日本のシャーロキアン達がクライテリオンに記念のプラークを贈ったそう。
だけど、内装の工事の際に行方不明になったそうです。
で、BBCの現代版シャーロックでは、こんな高級レストランに戦争帰りの軍人が行くわけない
ということで、公園でスタンフォード青年に出会うシーンに変わっています。
でも、さりげなく、持っているコーヒーの紙コップにクライテリオンとかかれています。
DVDを観ながら、紙コップの名前を確認したときは、思わず拍手してしまいました(笑)
- タグ:
- ロンドン レストラン シャーロックホームズ セットメニュー
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