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エリア:
- アジア > カンボジア > シェムリアップ
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
ソックサバーイ!
こんばんは。
今日もシェムリアップからお送りしますー!
今回は、【旅ぷら的観光地紹介Vo10】と言うことで、
聖なる剣、プリア・カン遺跡に関して紹介をします。
仏教寺院として有名なカンボジアの観光名所アンコールワット。
その寺院の遺跡群の一つとしてブリア・カン遺跡があり、
アンコールトムの北大門を抜けてしばらく進むとこの遺跡群にたどり着きます。
「ブリア・カン」とは「聖なる剣」という意味です。
この遺跡群は修復が進んでいないため壊れている箇所も多々見受けられますが、
その壊れている部分があるからこそこの遺跡群の良さが出ています。
建立当初は寺院としての役割だけでなく、様々な職種の人々の村としても機能していました。
この遺跡群には、中央祠堂やガルーダのレリーフ、偽窓、踊り子のテラス、
13人の踊るアプサラ、ヨーロッパ風の2階建て石造建築物があります。
東側第二周壁の美しい彫刻にスポアンの木が彫刻にかじりつくように食い込んでいますが、
いつか木に呑まれてしまうのではないかと思わせるほどの迫力があります。
プリア・カン遺跡に来た観光客でこのスポアンの木を見ないで帰る人はいないほど
見物する価値があります。
中央祠堂は屋根が崩れていて、まだ修復がされていません。
内部の中央にはストゥーバが安置されていますが、創建当時は観世音菩薩が安置されていました。
ガルーダのレリーフは数カ所で見受けられますが、
一番見応えのあるレリーフは巨大なガルーラとそれに踏みつけられているナーガのレリーフです。建立されてから長い時間を経ているため所々崩れているところはあります。
それにもかかわらず、ガルーラの姿は綺麗に残っていますので、
アンコールワットに来たからには是非見ておきたいレリーフです。
ここで、ガルーラと同じポーズをとって記念撮影をするのはいかがでしょうか。
アンコールワットの独特の建築様式として、偽装というものがあります。
窓に似せて作られているのですが、円柱と円柱の間に隙間がないため、
本来の窓の機能は満たしていません。
そのため、内部からも外部からも除くことは出来ません。
このユニークな建築方法もアンコールワットの謎を引き立てている重要な要素と思われます。
踊り子のテラスは見るものを驚かすほど神秘的で、
どこからか踊り子が出てくるのではないかという雰囲気が漂っています。
このテラスには細部の細部までデザインされたレリーフを見ることができますが、
中でも一番素晴らしいデザインは『13人の踊るアプサラ』です。
今にも彫刻が動き出すのではないかと思わせるほど見事に仕上がっています。
踊り子のテラスできめ細やかな彫刻を見物することができますので、
彫刻を一つ一つ写真におさめるのもとても良い思い出になると思います。
是非、このテラスの彫刻作品を堪能して下さい。
またプリア・カン遺跡群にはヨーロッパ風の2階建て建築物もあります。
普通は建物を建てるときに柱などを同じ形で統一すると思いますが、
この建築物は1階が円柱で2階が角柱になっているとても珍しい建物です。
仏教寺院のアンコールワットでヨーロッパ風の建築物があるというのは、
ヨーロッパの影響も少なからず受けていると考えられるでしょう。
また、円柱で統一していないということから密かにヨーロッパに対する抵抗もあったのではないかと予想できます。
仏教寺院でヨーロッパ風…、この点にもアンコールワットの不思議が
秘められている感じがしてきます。
プリア・カン遺跡群に行った際には、タ・ケウ遺跡にも足を運んでみるのがオススメです。
タ・ケウ遺跡には先程述べた偽窓の技法が用いられており、
他にも建築の際に様々な取り組みがされています。
未完成のまま放置されているのがこの遺跡の面白いところであり、
この遺跡の独特な建築技法や仕掛けを見物するのも旅行の思い出に最適です。
みなさまお気軽にお問い合わせを下さい♪
angkor@tnkjapan.com
Facebook:旅ぷらカンボジア
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今回は、【旅ぷら的観光地紹介Vo10】と言うことで、
聖なる剣、プリア・カン遺跡に関して紹介をします。
仏教寺院として有名なカンボジアの観光名所アンコールワット。
その寺院の遺跡群の一つとしてブリア・カン遺跡があり、
アンコールトムの北大門を抜けてしばらく進むとこの遺跡群にたどり着きます。
「ブリア・カン」とは「聖なる剣」という意味です。
この遺跡群は修復が進んでいないため壊れている箇所も多々見受けられますが、
その壊れている部分があるからこそこの遺跡群の良さが出ています。
建立当初は寺院としての役割だけでなく、様々な職種の人々の村としても機能していました。
この遺跡群には、中央祠堂やガルーダのレリーフ、偽窓、踊り子のテラス、
13人の踊るアプサラ、ヨーロッパ風の2階建て石造建築物があります。
東側第二周壁の美しい彫刻にスポアンの木が彫刻にかじりつくように食い込んでいますが、
いつか木に呑まれてしまうのではないかと思わせるほどの迫力があります。
プリア・カン遺跡に来た観光客でこのスポアンの木を見ないで帰る人はいないほど
見物する価値があります。
中央祠堂は屋根が崩れていて、まだ修復がされていません。
内部の中央にはストゥーバが安置されていますが、創建当時は観世音菩薩が安置されていました。
ガルーダのレリーフは数カ所で見受けられますが、
一番見応えのあるレリーフは巨大なガルーラとそれに踏みつけられているナーガのレリーフです。建立されてから長い時間を経ているため所々崩れているところはあります。
それにもかかわらず、ガルーラの姿は綺麗に残っていますので、
アンコールワットに来たからには是非見ておきたいレリーフです。
ここで、ガルーラと同じポーズをとって記念撮影をするのはいかがでしょうか。
アンコールワットの独特の建築様式として、偽装というものがあります。
窓に似せて作られているのですが、円柱と円柱の間に隙間がないため、
本来の窓の機能は満たしていません。
そのため、内部からも外部からも除くことは出来ません。
このユニークな建築方法もアンコールワットの謎を引き立てている重要な要素と思われます。
踊り子のテラスは見るものを驚かすほど神秘的で、
どこからか踊り子が出てくるのではないかという雰囲気が漂っています。
このテラスには細部の細部までデザインされたレリーフを見ることができますが、
中でも一番素晴らしいデザインは『13人の踊るアプサラ』です。
今にも彫刻が動き出すのではないかと思わせるほど見事に仕上がっています。
踊り子のテラスできめ細やかな彫刻を見物することができますので、
彫刻を一つ一つ写真におさめるのもとても良い思い出になると思います。
是非、このテラスの彫刻作品を堪能して下さい。
またプリア・カン遺跡群にはヨーロッパ風の2階建て建築物もあります。
普通は建物を建てるときに柱などを同じ形で統一すると思いますが、
この建築物は1階が円柱で2階が角柱になっているとても珍しい建物です。
仏教寺院のアンコールワットでヨーロッパ風の建築物があるというのは、
ヨーロッパの影響も少なからず受けていると考えられるでしょう。
また、円柱で統一していないということから密かにヨーロッパに対する抵抗もあったのではないかと予想できます。
仏教寺院でヨーロッパ風…、この点にもアンコールワットの不思議が
秘められている感じがしてきます。
プリア・カン遺跡群に行った際には、タ・ケウ遺跡にも足を運んでみるのがオススメです。
タ・ケウ遺跡には先程述べた偽窓の技法が用いられており、
他にも建築の際に様々な取り組みがされています。
未完成のまま放置されているのがこの遺跡の面白いところであり、
この遺跡の独特な建築技法や仕掛けを見物するのも旅行の思い出に最適です。
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