勝連城跡は13~14世紀頃にかけて作られたといわれている城跡で、沖縄の城跡の中では最も古いものだといわれています。
首里城と同様に世界遺産にも登録されている歴史的なスポットながら、なんと無料で見学が可能。
勝連城跡は13~14世紀頃にかけて作られたといわれている城跡で、沖縄の城跡の中では最も古いものだといわれています。
首里城と同様に世界遺産にも登録されている歴史的なスポットながら、なんと無料で見学が可能。
勝連城跡へ車で行く場合は、沖縄自動車道沖縄北ICを下車して県道36号を南下。県道16号に入って道線沿いにあります。所要時間は約20分です。
さて、この勝連城を訪れるうえで知っておいてほしい人物がいます。それは、城が最も栄えた10代目城主、阿麻和利(あまわり)。
阿麻和利は、日本本土や中国との貿易に力を入れ、首里王府にも負けないほどの富を築いたと伝えられています。その勢いでついには
首里城を滅ぼそうとしますが、結局戦いに敗れてしまい、その歴史に幕を閉じることとなってしまいます。現在でも阿麻和利は英雄としてあがめられていて、芝居などの題材にもなっています。沖縄では超有名な歴史的偉人なのです。
そんな勝連城ですが、貿易などのために作られた進貢船と形が似ているということで「進貢船のグスク」とも呼ばれています。確かに下から見上げると巨大な船のよう!
琉球石灰岩を積み上げて作られている城壁の曲線の美しさは世界でも絶賛されているのだそうで、城好きにはたまらないポイントでもあるのだとか。こちらも実際に目にすると、その曲線の美しさを感じることができます。
歴史的な見どころが満載の勝連城跡ですが、ここから見渡せる絶景もおすすめ! 高低差を利用して建てられた城なので、いちばん高い場所にある「一の曲輪(くるわ)」から眺める景色が圧巻! 北に金武湾(きんわん)、南には中城湾(なかぐすくわん)が広がっていて、沖縄らしい雄大な海の大パノラマ風景を堪能できます。
また、この場所は夕日の絶景スポットとしても知られています。周囲に遮るものがない特別な場所から眺める夕景は、きっと旅の思い出の風景になるでしょう。