田代池(たしろいけ)は、上高地の大正池と河童橋を結ぶ自然研究路の途中、田代湿原の一角に広がる浅い池です。原生林を抜けると視界が開け、透明度の高い水面に穂高連峰や空が映り込む、上高地らしい清らかな風景に出合え
田代池(たしろいけ)は、上高地の大正池と河童橋を結ぶ自然研究路の途中、田代湿原の一角に広がる浅い池です。原生林を抜けると視界が開け、透明度の高い水面に穂高連峰や空が映り込む、上高地らしい清らかな風景に出合えます。
池は、八右衛門沢などから流れ込んだ土砂によって水の流れがせき止められてできたとされ、池の中にいくつかの島が見られる穏やかな景観が特徴です。周辺では、初夏のレンゲツツジやサギスゲ、ニッコウキスゲなど、季節の草花も彩りを添えます。
六百山(ろっぴゃくざん)や霞沢岳(かすみざわだけ)の伏流水が湧き水となって池にたまり、緩やかに流れているため、氷点下の季節でも全面結氷しないとされています。朝には周辺の木々が霧氷に包まれ、幻想的な表情を見せることもあります。大正池方面からの散策途中に立ち寄りたい、静けさと神秘を感じられるビュースポットです。訪問時は、事前に最新の遊歩道情報を確認しておくと安心です。