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アムステルダム (オランダ) ショッピングの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Kramer Kunst & Antiek クラーマー・クンスト&アンティーク

カオル イナバ (フリーライター)

特別な方へのオランダ土産ならここで!年代物も豊富な品揃えが自慢

  • 地元名産品おすすめ
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旅行も終盤に近づき、さて、何かオランダらしいお土産を買って帰ろうかな…でも、何がいいかな?と迷ったときにぜひ、思い出していただきたいのがこの店です。

お土産屋というと、アムステルダム中央駅周辺にある、いわゆる土産物店で販売されているものも、なかなかバラエティに富んでいて捨てがたいのですが…

オランダの思い出として何か特別なものを買って帰りたいと考えている方におすすめしたいのが、白地に青い塗料で図柄を描いたデルフト焼きです。

ただ残念なことに、最近ではこのデルフト焼きも、お土産用となると海外で大量生産され、逆輸入されているのが現状です。

本物をぜひ買って帰りたい!という方にぴったりなのが、ここで紹介するKramerのような正規取り扱い店。

この店があるのは、シュピーゲル地区(または、スピーゲル地区)。ここは、アンティークや美術商の店が立ち並ぶエリアとしても有名です。
ランドマークとしては、アムステルダム国立美術館を目印にしてください。トラムの1番・7番・19番に乗り、Prinsengracht駅で下車したら、アムステルダム国立美術館(の正面門)から反対に向かって歩き、運河を超えると店が見えてきます。

このような由緒正しい店であれば正真正銘のデルフト焼きを購入できますので安心かも。また、この店では新品はもちろんのこと、年代物のデルフト焼きも扱っています。

たとえば、正方形の白地のタイルに青い塗料で絵や文字が記された「オールド・ホランド」とよばれるタイルのコレクションは、特に充実した品揃え!

17世紀に実際に各家庭でインテリアの一部として使用されていたものを含め、選り取り見取り、数多く並んでいます。

実際にご覧になるとおわかりいただけるかと思いますが、このタイルは、ひとつひとつハンドメイド。そのため、同じ模様が描かれていても、ひとつとして同じものが存在しない点が、なんといっても魅力でしょう。

そのほか、この店ではいわゆる“骨董品”も扱っています。たとえば16世紀以降、日本からオランダに渡ったクラシックなスタイルの伊万里焼や九谷焼、薩摩焼などの陶器も取り扱っています。

日本国内でも見つけることが難しいと思われるようなものも数多く展示されており、さながら美術館のよう。

60年以上の歴史を誇るこの店は、家族経営とあってどこかしらアットホームな雰囲気を醸し出しています。

上記のデルフト焼きは、新作(新品も含む)も取り扱っていますが、その他の商品はほぼすべて、正真正銘の値打ちあるアンティークとなっています。
しかし、年代モノといっても店自体は決して敷居も高くなく、気軽に店内を見て回れるでしょう。

また、著名なアーティストの誕生日や記念日(たとえば、キュビスムの巨匠、ピエト・モンドリアンなど)にはその人の作品を並べたり、「世界女性の日」には、女性関連のアンティークをまとめて紹介したりと、その展示法にもこだわっているそうです。こうした“商品の美しい展示法”をぜひ参考にしたい、という方々も多く訪れるとか。

手頃なお土産としてのイチオシは、やはり、デルフト焼きのタイルでしょう。最も安いもので10ユーロくらいから、年代もので保存状態がいいものは100ユーロくらいの中から選べます。


支払いに関してですが、大手クレジットカードと現金が使えます。
ただ、この店では比較的高額なアンティークを扱っていますので、お気に入りの品が高額だった場合、カードでの支払いのほうがすんなりいくかと思います。というのは、この店に限ったわけではありませんが、金額の大きい買い物(100ユーロ以上を普通は高額と考えます)をする場合、たとえば500ユーロ紙幣札と200ユーロ紙幣札を混ぜて支払おうとすると、偽金か否かを慎重にチェックされたりして(悪気はなくとも)不快な思いをすることもありますので、カード支払いのほうがよいでしょう。

店員はみな流暢な英語が話せますので、コミュニケーションに不安を覚えることはないと思います。

手荷物の中に入れて持ち帰る際に破損が心配という方は、郵送(航空便)もありますので利用してみてはいかがでしょうか(その場合は万全を期して、保険プラス書留でお送りになることをお勧めします)。

2019/02訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。