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アムステルダム (オランダ) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

New Church 新教会

オランダまりぽさ (「オランダガイド倶楽部」代表、個人ガイド、通訳、翻訳)

ダム広場にある教会は、オランダで最も人気のある“展示会場”のひとつ!

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アムステルダムで最も印象的な歴史的建造物のひとつであるアムステルダム新教会は、街の中心部であるダム広場に位置しています。

アムステルダム新教会は中世、1409年に完成。その後、1645年に大火に見舞われましたが、教会内部は修復され、美しい装飾が施されました。

なお、新教会という名前ですが、教会というよりはイベントホールとして使われているといったほうが適切かもしれません。そもそも、“新教会”という名前は、飾り窓地区の“旧教会”に由来があります。

13世紀に市が急速に拡大したため、参拝者も急増。アムステルダム旧教会だけでは足りず、すぐに第2の教会を建てる必要が生じました。そこで、市民のリーダー的存在であったウィレム・エッガートが果樹園の土地を提供し、1408年に新しい礼拝堂は司教によって承認、その1年後、聖キャサリンに捧げられました。

20世紀半ばには史上最大の修復工事がなされましたが、建物を所有していたプロテスタント教会には建物を維持・管理する余裕がなくなってしまいました。そこで、1979年、展示会や全国集会、文化イベントを開催することで、アムステルダム新教会を救うための国家財団が設立されました。

こうして何十年もの間、アムステルダム新教会は、芸術や写真などの文化、そして特定の人物に関する名だたる展示会の開催場所として知られてきました。また、王室の儀式、フォーマルな集まりなど国家の重要なイベントも執り行われています。その為、新教会という名前ではありますが、教会として訪ねるよりも、かつて教会として使われていた場所として、企画展を楽しむのが良いかもしれません。

なかでも2002年2月2日に行われた、ウィレム=アレクサンダー国王陛下とマキシマ王妃の結婚式は市民の記憶に強く残っています。

なお、教会内のスペース(15~200人用)は誰でもレンタルが出来ます。ぜひ海外出張先でのミーティングやパーティなどされる際には候補に入れてみてもいいかもしれませんね!

また、年末年始に開催されるオルガンコンサートもお勧めです。

教会の周囲はオランダ名物ワッフル屋、カフェ、ロシアのお土産屋など、多くの店舗が入っており大変賑わっています。新教会にお越しの際は、ぜひ思い思いの楽しみ方でお過ごしください。

【知っておくと便利!】
平均滞在時間:約15分
比較的空いている時間帯:午前中
車椅子:車椅子アクセス可能です。 お手洗いは「t NieuweKafé」側にあり、エレベーターでアクセスできます。
ロッカー:新教会から徒歩約5分の場所にある、旧証券取引所内の荷物預り所が便利です 
言語:大半の係員は英語またはオランダ語でのやり取りです
アクセス:ダム広場から徒歩1分

【営業情報】
入場料:企画展によります
専用駐車場:なし。新教会の近くには、De Bijenkorf(デパート)、中央駅、Nieuwezijds Kolkの3つの公共駐車場があります。

2019/10訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。