ノースエンドの歴史は古く、1640年代にイギリスからの入植者達が開拓した地区です。植民地時代には独立革命家のひとりポール・リビアも住居を構えていましたが、現在ではリビアの家がフリーダムトレイルの史跡として保存されています。入場料を払って家の内部を見学することもできます。
1723年に建てられたオールドノーズ教会はアメリカの独立史に名を残す有名な教会となりました。こちらもフリーダムトレイルの史跡ですが、夏場は緑が豊かで、フォトスポットのポールリビア像の前は写真撮影の人々で賑わいます。
また、”食”を楽しむエリアとしてボストニアンに人気。特にイタリア料理が好きな人には毎日でも通いたくなる、おいしいイタリアンレストランやカフェテリアが多数あります。そう、ここは今では”リトルイタリー”と呼ばれるイタリア人街なんです。ぶらぶら歩いていると、学校、銀行、クリニックやデンティスト、郵便局もあり、その昔イタリア移民達でが英語ができなくても生活できるような最低限の施設ができました。
ノースエンドが最も賑わいを見せるのは夕食時間帯です。高級イタリアンから庶民的なレストラン、食事の後にちょっと立ち寄ってデザートとエスプレッソを楽しむようなカフェテリアもたくさんあります。
クインシーマーケット方面からノースエンド地区に歩いて行くと、、あれっ、、、、ロッキー?え、ここはどこ?と思うかもしれませんが、フィラデルフィァ美術館の前にあるロッキー像を真似た像があるんです。この像はイタリアのシシリア島からボストンノースエンドに移民してきた偉大なボクサーでトニー・デマルコという元ウエルター級のチャンピオンなんです。ロッキーもイタリア人でしたね。イタリアの人は陽気だと言いますがこんなところにもユーモアがあって楽しいです。
じっくり裏通りまで散策するなら3時間位、メインストリートとオールドノース教会とポールリビア像を見るくらいなら1時間でOKですが、せっかくノースエンドに行くなら食事もついでにどうぞ!!!
最寄駅:Green or Orange Line North Station, Green Line Haymarket
North End ノース エンド
ノースエンドはボストン市の北に位置する歴史的地区
- 投稿日2017/12/21
2017/12訪問
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ジャンルその他散策・街歩き
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エリアノース エンド
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住所
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営業時間24時間営業
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定休日無休
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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