ボストンバレエ団の本拠地であり、ブロードウェイミュージカルも観られるボストンオペラハウスは、1920年代に故ジョンF・ケネディーの父が所有していました。70年代までは主に映画館として使われていましたが、1980年にオペラカンパニーの本拠地になったことから「ボストンオペラハウス」と改名。90年代に入るとオペラカンパニーの経営が悪化して劇場を維持できなくなりましたが、ケネディー家の支援を得て改修工事が行われ、2004年に再開しました。オペラハウスと呼ばれてはいますが、ここでオペラの上演はありません。
オペラハウスがあるワシントンストリート沿いは「ダウンタウン・クロッシング」と呼ばれていて、有名デパートのMacy’s、最近人気のPrimarkというカジュアルブランドのショップ、GAP、OLD NAVYなどもあり、若者達で賑わうエリアです。
現在(2019年10月)、ブロードウェイの大人気ミュージカル「ライオンキング」が約1ヶ月間上演中です。人気の演目とあって、毎晩多くの人々が鑑賞していて、ミュージカルの始まる30分前と終演後30~40分には周辺は大混雑。間違ってもタクシーで乗り付けようなどと思わないでください。
毎年11月下旬~12月末にはボストンバレエ団の「くるみ割り人形」が上演されます。ボストンバレエスクールの生徒が総出演し、クリスマスの風物詩として知られています。
ボストンバレエ団に所属する日本人ダンサーの倉永美沙さんは“プリンシパルダンサー”として活躍されていますが、倉永さんの「ジゼル」や「くるみ割り人形」は何度鑑賞しても美しく、ため息が出ます。
また、最近はオペラハウスでバックステージツアーが始まりました。毎日催行していないので、スケジュールはウエブで確認してください。何も上演されない日は中の見学もできません。ショーがある期間のみギフトショップも開きますが、オペラハウスには常設ギフトショップはありません。
チケットの入手ですが、金~日の週末は券面額が高く、人気の演目だと完売している日もあります。平日はオーケストラシートで1枚$100前後、週末だとこれが$200前後になりますので、平日がお薦めです。平日ならオーケストラシート後部のほうで1枚$75~、バルコニー席後部なら1枚$40~で買える日もあります。
チケットはオペラハウスの窓口、またはコープレースクエアかファニュエルホール前のチケット販売所「ボスティックス」で購入可能。チケットの購入にはクレジットカードも使えます。ただし、日本語のパンフレットはなし、日本語を話す劇場スタッフもいません。また、月曜日はだいたい休館日で上演はありません。
オペラハウスへは、グリーンラインのボイルストンストリート駅、オレンジラインのチャイナタウン駅またはダウンタウンクロッシング駅から徒歩2分です。
Boston Opera House ボストン オペラハウス
Michi
(日系ランドオペレーター)
夜の華やかさが素敵なボストンオペラハウス
- 投稿日2019/10/30
2019/10訪問
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ジャンル劇場・ホール
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エリアシアター ディストリクト
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住所
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アクセス地下鉄オレンジ・レッド線 Downtown Crossing駅から徒歩約3分、オレンジ線 Chinatown駅から徒歩約2分、グリーン・レッド線 Park St駅から徒歩約4分、グリーン線 Boylston駅から徒歩約4分
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電話番号+1-259-3400
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営業時間詳細は公式サイトを参照
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定休日詳細は公式サイトを参照
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公式サイト
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