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セブ (フィリピン) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

Santo Nino Church サント・ニーニョ教会

カリパイ (セブ島在住ブロガー)

歴史のあるセブの教会『サント・ニーニョ教会』

  • 歴史的建造物おすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 定番人気
  • 地元っ子に人気
  • メディアで話題

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セブ島にあるサント・ニーニョ教会は、セブ地域の人たちだけでなく、フィリピン全土の人々が知っている有名な教会です。
「サント・ニーニョ教会」の名で親しまれていますが、正式名称は「Basilica Minore del Santo Nino de Cebu」です。
「サント・ニーニョ」とは、スペイン語で「聖なる少年」という意味で、幼少時のキリストの立像の呼び名です。
16世紀にマゼランがセブ島へやって来て、当時のセブの王「フマボン」一家ならびに800名ほどの人々が洗礼を受けた際、
一緒に授かった像がサント・ニーニョ像で、それを祭ってある教会がこのサント・ニーニョ教会です。

教会の建物は過去に何度も焼失などのダメージを受けていますが、その度に修復・改修が行われ現在に至ります。
場所は、別記事でご紹介している『マゼラン・クロス』のすぐ横にあります。
交通状況によりますが、マクタンセブ国際空港からタクシーで約40分、アヤラモールからは約20分です。

外国人観光客にとっては有名な観光地として知られていますが、ここは教会ですので、連日多くのフィリピン人が祈りを捧げに来ています。
敷地内に一歩足を踏み入れると、騒がしい街中の様子とは異なり、静かで落ち着いた雰囲気に包まれています。
入場は無料で、誰でも立ち入ることができますが、露出の多い服装での入場はできません。

敷地内を歩いていると、キャンドルに火をともし、祈りを捧げている人々を目にするでしょう。
ここでは、自分が祈りたい人の数だけキャンドルに火をともし、祈りを捧げることができます。
例えば、自分の両親と兄弟あわせて4人なら、4つのキャンドルを使います。
キャンドルは専用の容器に大量に置かれているので、必要なだけそこから持って行きます。
容器の下には料金箱があるので、自分の気持ち分だけお金を入れます。日本でいうお賽銭のような感じでしょうか。
このキャンドルのお祈りは誰でもできますので、是非挑戦してみてください。
大聖堂の中や一部の場所では、写真の撮影が禁止されていますのでご注意ください。

いずれにしても、自分勝手な判断での行動は慎み、分からないことは近くにいるスタッフに確認するといいでしょう。
また、毎年1月の中旬には、サント・ニーニョを祝う祭り「シヌログ」が盛大に行われます。
この時期のサント・ニーニョ教会とその周辺は、大変混雑しますのでご注意ください。
観光所要時間は1時間ほどです。

2019/04訪問
はるな (ダイビングインストラクター)

幾多の戦火をくぐり抜けてきたサントニーニョの像は必見

  • 観光おすすめ

セブで観光をするなら絶対に訪れるべき!!と言える場所です。
どっしりした白い石造りの外観、ステンドグラスやランプの控えめな明かりで照らされる教会の礼拝堂、
とても丁寧に造られているマリア像、キリストの像など、内部もとても幻想的で美しく、
人々が祈りを捧げる様子はとても厳かで、神聖な気持ちにさせてくれます。

セブの至るところ(空港やタクシーの中、お店や各家庭)で見ることができる、サントニーニョの像。
幼いキリストを象った像の本物を見ることができ、とても感動します。
幾度となく襲った戦火から逃れた、今も美しい姿です。

石造りの外部、ステンドグラスやランプに照らされる礼拝堂共に、とても美しい教会です。
日曜日などに行くと、各地から祈りに訪れた信者たちで混み合い、かなりの時間並ぶことになりますが、
セブの人々が大切に守ってきた像は、この地を訪れたら、ぜひ一度は見ていただきたい、並んででも見る価値のあるものです。
ちなみに教会ですので、入場料はかかりません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。