Banh xeo Ba Duong バインセオ バーユン

大通りに面する小道の突き当たりにある老舗バインセオ(ベトナム風お好み焼き)店。
手前や周辺に同じ名前のお店があるので要注意です。
Hoang Dieu(ホアン ユー)通りの一番突き当たり、オレンジの小さい看板と白い少しの大きめの看板に赤字で「Ba Duong」と書いてあるのがそうです！
店内は決して綺麗ではなく、ローカル感満載なのですが、常に地元民、観光客で賑わっています。
バインセオを注文するとまず先に出て来るNem Nuong(ネム ヌン)という鶏つくねが絶品。箸にくっつけて焼かれているので、焼き鳥のつくねを串から抜く感じで取って食べます。
鶏つくねは食べた分だけ加算されるので、食べずに残しても大丈夫。
逆に足りない場合には追加オーダーも可能です。
バインセオはその後出てきます。バインセオも美味しいのですが、作る人によって油が多い時があるので胃が弱い方は要注意です。
鶏つくねもバインセオも一緒に出て来る野菜や香草盛りから好きなものを取り、ライスペーパーに包みます。お好みでライスペーパー無しでも食べてみて下さい。
そして特製ダレへつけて頂きます。
この特製ダレが絶品…！例えるなら、甘めの担々麺の汁の様な…
とにかくうまい！お子様でも大丈夫な味かな？と思います。
バインセオが一皿55,000VND、約280円。鶏つくね(Nem Nuong・ネム ヌン)が一串5,000VND、約25円。
ローカルでご飯を食べたい！という方は是非！
私はついついバインセオが来る前に鶏つくねを食べ過ぎてしまうので、皆様もご注意ください…笑

バインセオはベトナム式お好み焼きと言われ、ここはダナンで最も有名なバインセオ店と言っていいだろう。

タクシーの運転手に「バインセオバードゥン（Banh Xeo Ba Duong）」と伝えれば、
ほとんど間違いなく連れて行ってくれる。
到着すると、店はない代わりに、ずっと奥まで伸びる路地の入口がある。
そのお店は、その路地を30メートルほど進んだ突き当たりにあるのだ。

途中では、やたらとバインセオの看板が掲げられているが、
全てその名店につづいて開かれた後発の店。
美味しいかどうかは確認していないので分からないが、
いずれにせよお目当ての元祖は奥にあるところなので迷わず真っ直ぐ突き進んでほしい。

「お好み焼き」と書いたが、「米粉の惣菜クレープ」という表現の方が近いだろう。
エビや豚肉にレタスなどの具材を、パリッとした米粉のクレープで挟み込んで食べる。

もともとは南部発祥の料理と言われるが、
南部がまるでインドのナンのような大きいサイズであることに対し、
中部のバインセオは小さめの手のひらサイズである点が特徴だ。

これに、若いパパイヤの細切り、キュウリに、
野菜扱いとされる若いバナナ、レタスと香草が皿に盛られて出てくる。
それぞれの具材をライスペーパーに巻いて、ゴマダレに漬けて食べる。
このタレがこれまた格別に美味しく、担々麺の肉味噌にたっぷりとバターを溶かしたような味。
是非確かめてほしい。

ほかに、ネムルイと呼ばれる串刺しになった豚肉つくねもオススメだ。
これもまた、ギュッと噛めばジュワ～と肉汁が溢れだす。
バインセオの代わりに包んでも最高だろう。

ドラゴンブリッジの西側から徒歩5分ほどの場所にある。
価格はたらふく食べても、一人あたまは5万ドン（執筆時点で280円程度）から10万ドン（執筆時点で560円程度）、
メニューはないので「Banh Xeo」と「Nem lui」のつづりは用意しておいた方が無難。
お客はほぼ全員がバインセオを食べているので、「same same（同じ同じ）」と言いながら指差しで伝えてもいい。