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バリ島 (インドネシア) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(8人)詳細

前田紀史 (観光・おもてなしコンサルタント)

バリ絵画の多彩な世界をじっくり芸術散歩してみよう。日本語の説明もあって鑑賞しやすい美術館。

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バリ絵画のコレクター、ステジャ・ネカ氏が所蔵する作品を展示する美術館。
バリの伝統絵画から色鮮やかな現代アートまで多彩なコレクションは見ごたえがあります。
この美術館の展示にはすべて日本語での説明が併記されていて、受付でもらえる案内も日本語が用意されています。

コレクションは伝統絵画、主要な画家の作品ごと等、展示館をわけて展示しており、インドネシア人だけでなくバリに影響を受けた外国人アーティストの作品もあります。
伝統的なバリ絵画は宗教色が濃いものも多いんですが、説明があるのでわかりやすいかと思います。
じっくり順に見ていくと、墨を使った暗めの色調から明るい色が増え、西洋の影響をうけてバリ絵画の手法が広がっていった様子も感じられます。

作品の中でもアブドゥル・アジスの『惹かれあう心』は有名なので何かでみたことがある人も多いと思います。
アジスの絵は写実的で額から飛び出しているような作品もあり、ぜひゆっくり見てほしいです。

オランダ人のアリー・スミットのシンプルで力強い作品や、インドネシア人現代画家のスダルソノ、アントンも個人的に気に入ったのですが、実は特に美術好きというわけではありません(苦笑)。
ただ、たくさんの絵画の中を歩いていて、色彩とか雰囲気とかが気になって時々足が止まる作品があるのですが、「そうか、自分はこういう感じが好きなんだ」などと気付くことが新鮮だったりします。
なので、それぞれの楽しみ方で是非バリアートの世界を楽しんでみてください。
意外なお気に入りが見つかるかもしれませんよ。
それぞれの展示館の移動は中庭を通りますが、天気がよければ石像などオブジェなどみつけて写真を撮ったり、ちょっとした散歩気分になれたりもします。

入場料は75,000ルピアで、12歳までは無料です。見学所要時間は1~2時間ほど見込んでください。
ウブド王宮から車で15~20分。王宮からラヤウブド通りを西に。チャンプアン橋を越えて1kmほど北上した右側にあります。

雨の日は移動用に傘が用意されていますが、晴れた日がやっぱりおすすめです。
聖剣(クリス)のコレクションも多数展示されていますので、興味ある方はぜひそちらもどうぞ。

2017/09訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。