Rocco Forte Hotel Savoy ロッコ フォルテ ホテル サボイ

ホテル・サヴォイはまさにフィレンツェ旧市街の中心ともいえる立地にあるラグジュアリーホテルです。
ホテル正面に広がるレプブリカ広場はローマ時代から交通・商売の要衝として栄えた広場で、現在でも地元の人から観光客までたくさんの人で賑わっています。

ドゥオーモからまっすぐ歩いて約3分、ホテル裏手に抜けるとウフィッツィ美術館のあるシニョーリア広場、ホテルを出て左にまっすぐ行くとヴェッキオ橋、と紹介するとキリがありませんが、とにかく観光にもショッピングにも食事にもすこぶる便利な立地です。
レプブリカ広場とローマ通り（Via Roma）の角にある1733年創業の老舗カフェ・ジッリでお茶をしたり、隣のイタリア国内に多数店舗を持つ百貨店・リナシェンテでお土産まとめ買いなんていうのも良いかも。

元々はレプブリカ広場に隣接した市場（Mercato Vecchio）とサン・トンマーゾという教会が建っていた場所で、その跡地を利用して1893年にホテルとしての営業をスタートしました。

現在はヨーロッパで高級ホテルを11軒保有する、ロッコフォルテ・ホテルズの一員となっています。
（私がご紹介しているローマのホテル・デ・ルシーも同じ系列です）


★アクセス
SMN駅から：荷物がある場合はタクシー利用をお勧めします。西側出口（ホームを背にして左側）から出て、薬局と地下道への階段の間を抜けるとタクシー乗り場があります。
タクシー利用でホテルまで約5分、約10.00ユーロ前後。
SMN駅から歩いた場合は約7〜8分。
ペレトラ空港から：タクシーで約20分。


★ホテルの設備概要とルームカテゴリー
雰囲気としては、クラシックというよりもむしろ現代的で、アーティスティックな感じのするホテルでもあります。
デザインホテルとまでは言わないものの、古き良きものは残しつつも、新しいものを積極的に取り入れていこうとするホテルの姿勢が感じられます。

通常タイプの客室は88、スイートが14、全102室での構成になっています。

最も下位グレードのクラシック（Classic）でも全室バスタブ付きなのと、若干数ですがドゥオーモの見える部屋が用意されているのはポイントが高いところ。
ひとつ上のグレードのエグゼクティブ（Executive）とコネクティング利用も可能で、こちらのほうはレプブリカ広場側の部屋もあり。
デラックス（Deluxe）とスーペリアデラックス（Superior Deluxe）は上層階になるので眺めもよくなってきます。
スーペリアデラックスはレプブリカ広場向きの部屋のみの設定で、バルコニー付きの設定もあります。

スイートは最も小さいクラシックスイート（約50㎡）から、最も広いレプブリカスイート（約110㎡）まで5タイプ用意されています。
ブルネレスキ・スイート（約50㎡）、シニョーリアスイート（約60㎡）には全面モザイクで彩られた豪華なスチームサウナやアロマテラピー施術の受けられる部屋が設置されていたりと、女性にはうれしいところかもしれません。
レプブリカスイートはペントハウスタイプではなく、あえて2階（日本の3階）に造られており、ベッドルームのバルコニーに出るとレプブリカ広場をほぼ正面に見ることができるようになっています。

スイートご利用の方には以下のサービスが無料で付いてきます。
・お部屋でのチェックイン
・荷物のアンパック/パッキングサービス（あまり日本人向けではないかもしれませんが）
・ランドリーサービスと、到着日の夜の寝間着のご用意
・枕、リネンなどの選択
・空港/SMN駅までの片道送迎

ホテル内レストラン＆バーの「リンコントロ L’Incontro」は地上階にあり、夏はテラスに出てレプブリカ広場を眺めながらの食事も可能。


Wi-Fiはロビー、客室とも無料で利用可能です。