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ヘルシンキ (フィンランド) ホテルの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

松本 由美 (ライター)

フィンランドで最初にできたデザインホテルに泊まる

フィンランドで最初のデザインホテル、クラウスK。
内装は、フィンランドの民族抒情詩、カレワラに登場する自然や物語からインスピレーションを受けていて、
洗練されたホテル内のいたるところで、カレワラのモチーフに出くわします。

このホテルには、スペシャル・ルームと呼ばれる、その名前の通り、特別な部屋が数室あります。
これらの部屋は、フィンランドのアーティストによってデザインされています。

例えば写真の、スイートルームは、アーティストであり、
漫画家であるカトゥヤ・ツキアイネン(Katja Tukiainen)がデザインしたもので、
彼女の特徴的なピンクとマゼンタのような楽しい色使いで、彼女が子供だった頃訪れた
ローマの近くにある小さな町、チボリの秘密の花園が描かれています。
こんなかわいいお部屋で眠りにつけば、楽しい夢を見られそうです。
もちろん、他のそれぞれのお部屋も、それぞれにスタイリッシュで素敵です。

ここ数年、ブランチブームが続いているヘルシンキですが、クラウスKは素敵な朝食、そして、ブランチで評判です。
基本的なブレックファストメニューに加え、種類豊富なオーガニックティーや、ジュース、そして、
チョコレートケーキやチーズケーキなどのスイーツまで、まさに翌朝が楽しみになるような朝食ビュッフェです。

ホテルの前には、トラム停があり、3番と6番のトラムが止まります。
シティーセンターに位置するクラウスKからは、たくさんの見どころやショップに歩いて行くことができますが、
疲れたときや、天気が悪く足元の悪い時、荷物がたくさんあるとき、少し遠くまで行きたいときには、
トラムで楽に移動できるので安心です。

栗原 薫 (現地旅行会社統括部長、ジャーナリスト)

正真正銘、フィンランド唯一のデザインホテル

  • 人気急上昇

 ホテルの新設、改築がめまぐるしいヘルシンキ。昨今の特徴は有名デザイナーや建築家を起用して、見た目の豪華さに加えてお洒落な家具、小物を配して旅行者を魅了しているところにある。そのため“デザインホテル”や“ブティックホテル”と紹介されることが多いが、実は、フィンランドで正真正銘のデザインホテルは、ここクラウスKだけ。
 なぜならデザインホテルというのはDesign Hotels AG(本社・ベルリン)が1998年に展開し始めたイメージ戦略で、その基準を達したホテルにだけに与えられる名称であるため。現在、その認定を受けているホテルは全世界に256件。フィンランドではクラウスKが唯一のメンバーなのである。

 中央駅から徒歩5分。一流ショップの並ぶエスプラナーデにも近く、デザインディストリクトの中心にあり、ロケーションもまたオシャレ。19世紀後半に建てられた学校をたびたび改装し、2005年に全く新たな様相を呈してリオープンしたホテルは、ロビーに足を踏み入れた瞬間に異空間を感じさせてくれる。
 内装のコンセプトはフィンランドの国民的叙事詩、カレワラ(Kalevala)に基づいたもので、desire (欲望)、passion(情熱)、 mysticism(神秘主義)、envy(妬み)を表現。これらのキーワードはカレワラの主な要素 として知られているが、客室のクラス分けにも使われている。ロビーがクールかつ重厚な装飾なのに比し、客室はスタイリッシュながら温かみに満ちた空間で、くつろぎの時を約束してくれる。

 館内には軽食からディナーまで、時と場合に応じて選べる飲食施設が5件あり、そのうちのトスカニーニは本格的なイタリア料理店として有名。道路に面した入口もあるので、宿泊客のみならず、一般の利用客も多い。
 中央駅から500メートルほどの距離なので歩いても苦にならないが、トラム(3番・6番)の乗り場がホテルの目の前にあるので便利。駅から二つ目で下車。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。