Amos Rex美術館は、2018年にオープンしたヘルシンキでも旬の美術館。
かつてはBio Rexという映画館で主にアート系を上映し、毎年秋にはフィンランド国際映画祭(ラブアンドアナーキフィルムフェスティバル)の
会場に使用されるなど、フィンランドの文化的側面に大きく貢献していました。
Bio Rexのあった建物はLasipalatsi(ラシパラッツィ、ガラス宮という意味)と呼ばれ、1936年に建設、
カフェやレストラン、ショップが軒を連ねていたのですが、老朽化のため取壊しの危機に。
そんな矢先、移転先を探していたアモス・アンダーソン美術館職員の目に止まり、
Amos Rex美術館として約64億円もの建築費をかけ、現在の姿に生まれ変わりました。
アモス・レックス美術館の展示は大きく2箇所に分かれています。
アモス・アンダーソンのコレクションでもあるフィンランドポスト印象派の作品が常設されているエリアと、2170平米にも渡る巨大なギャラリースペース。
アモスレックスのオープニング展はなんと日本でも人気のチームラボの作品だったのですが、非常に好評でオープン4日で来場者数が1万人を超えるほどの人気ぶり。
2018年11月もその人気ぶりは健在で、私が訪れた際は雨の土曜日だったのですが、入場までにすでに長蛇の列。
私は子供連れで、しかもベビーカーで来場したのですが、列は15分ほど経っても10メートルほどしか進まず、
入場者を制限し調整しているのかいつまで経っても入場できませんでした。
そんな時、ベビーカー・車椅子専用の入り口に行くと並ばなくても入場できるよ、
とのアドバイスを他の来場者さんからいただき、ベビーカー・車椅子専用の入り口へ。
ベビーカー・車椅子専用の入り口は通常の入り口とは反対側にありますが、目印があるのですぐに分かりました。
そこからミュージアムショップのレジにて入場券を購入し、ミュージアムのある地下へ。
地下にはクロークやコインロッカーもあり、荷物を預けるのにも非常に便利。
カバンの持ち込みは不可とのことですので、クロークまたはコインロッカーに預けて行くのがベター。
さらにベビーカーと一緒に周れるとのことだったのですが、ベビーカーはベビーカー置き場に預けて行くこともできます。
展示スペースは広く、子供と一緒でも周りやすかったのがとても印象的。広すぎて迷子になってしまわないか心配になってしまうほどでした。
雨で観光が難しい日や寒くて風の強い日などは美術館巡りの方がいいかもしれませんね。トイレも広くて使いやすく、無料で利用できます。
チームラボ展は2019年1月6日までですが、この巨大スペースを利用して、アモス・レックスがこれからどんなアートを仕掛けてくるか、とても楽しみでなりません。
入場料は大人18ユーロ、シニア12ユーロ、18歳未満の子供は無料。(ヘルシンキカード提示で無料)
少し入場料が高いな、と思いましたが、体験する価値のある素晴らしい体験ができます。
観光所要時間は1〜3時間。ほとんどの美術館は月曜が休館日ですが、アモス・レックスは火曜がお休み。
日本語を話せる職員もいるとのことですが少数で、英語ならほとんどの職員が対応可能ですよ、とのこと。
支払いは、現金の他、ビザ、マスター、ダイナーズカード、アメリカンエクスプレスの利用が可能。
行き方はトラム1.2.4.10番Lasipalatsi(ラシパラッツィ)駅下車、徒歩2分です。
Amos Rex アモス・レックス
2018年8月オープンの新美術館。チームラボ展がオープンから4日で来場者数1万人の大ヒットに!今後も注目な大好評の美術館は、子連れと車椅子に優しい美術館。
- 投稿日2018/12/18
2018/11訪問
-
ジャンル美術館・ギャラリー
-
エリアヘルシンキ
-
住所
-
アクセスヘルシンキ中央駅から徒歩約5分
-
電話番号+358-9-6844460
-
営業時間[水-月]11:00-20:00
-
定休日12月6・23・24・25・31日
-
予算入場料(一般) 20ユーロ
(30歳未満) 5ユーロ
(18歳以下) 無料 -
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
アモス・レックス周辺のおすすめ観光スポット
- カンピチャペル
- 国立現代美術館キアズマ
- ヘルシンキ自然史博物館
- ウルヨンカトゥ公共プール
- ヘルシンキ市立美術館
- アテネウム美術館
- フィンランド国立博物館
- テンペリアウキオ教会
- エスプラナーディ公園
- デザイン ディストリクト




