香港を代表するパン、菠蘿飽(ボーローパウ)。
日本で言うところのメロンパンですが、香港では菠蘿=パイナップルパンと呼ばれています。
九龍サイドで一番有名といっても過言でないのがこのお店。
甘くてサクサクのクッキー生地とふんわり食感のベース生地のコンビネーションがたまりません。
地元の方々がひっきりなしに訪れ、みんなパイナップルパンを買っていくので、
お店はいつ行っても焼きたてのパイナップルパンが手に入ります。
焼きたてがどんどんお店の奥から店頭に運ばれて来ます。
ここでも、一番人気はやはり鮮油菠蘿飽。
パイナップルパンにバターをそのまま一枚はさむこの食べ方は略して
菠蘿油(ボーローヤウ)と呼ばれています。
地元っ子の食べ方は、日本人から見ると少し変わっていて、手を使いません。
まずはフォークでおもむろに上からパンを押しつぶします。
まるでホットケーキくらいの厚さになったパンの中心をフォークで突き刺して口に運びます。
手が汚れず、食べやすい厚さになっているうえに、中のバターがまんべんなくパンに広がって、
とても合理的な食べ方なのかもしれません。
このお店のもう一つの名物は、蛋撻(エッグタルト)と手羽の素揚げのセット。
意外な組み合わせですが、甘いエッグタルトと手羽のスパイシーな味がクセになる
不思議な感覚です。
お店は地下鉄の旺角(モンコック)駅と太子(プリンスエドワード)駅の真ん中あたり。
近くには女人街や金魚街、フラワーマーケットなど、街歩きの楽しいエリアが拡がっているので、
観光の休憩にふらりと立ち寄るのに便利です。
いつも混雑していて相席必至ですが、隣に分店もあるので待ち時間はさほどありません。
鮮油菠蘿飽(パター入りパイナップルパン/$8)
下午茶餐A:酥皮蛋撻&五香鶏翼(ティータイムセット:エッグタルトと手羽盛り合わせドリンク付/$30)
Kam Wah Cafe 金華冰廳 カム ワー カフェ
原田 悟
(飲食店経営、コンサルタント)
香港名物パイナップルパンのツートップ(九龍サイド編)
- 投稿日2014/09/30
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ジャンルスイーツ パン
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エリア太子
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住所
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電話番号+852-23926830
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営業時間6:30-23:00
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定休日無休
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予算23香港ドル~
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