Lai Bun Fu 禮賓傅 ライ ブン フー

セントラルのG出口から徒歩3分。
香港のグルメなセレブリティーの間で人気の広東料理レストラン。
シェフを勤めるのは前行政長官の専属シェフだったChung King Leung氏。
インテリアはシンプルにまとまった高級感のあるこぢんまりした空間。

シェフ渾身の力作は目移りしてしまうほど魅力的なオリジナルメニューばかり。
例えばSteamed bamboo fungus elm fungus and asparagus roll($228)は、
キヌガサタケの独特の風味と食感がたまらないベジタリアンな一皿。ヘルシーでやさしいお味で箸休めにぴったり。

Sifu's Crispy Chicken with 5 flavoured sauces($260) は、
パリッパリの香ばしい皮とジューシーなお肉のコントラストのある食感を楽しめるシグネチャーディッシュ。
5種類のフレーバーソースといっしょにいただくのですが、しっかり味がついているのでそのままでも十分美味。

特にお勧めするのは、Fresh Crabmeat Stir-Fried with Egg White and Milk($328)。
ぷりぷり新鮮な蟹の身がふわふわの卵白に包まれたお料理なのですが、ミルキーで濃厚。
とてもバランスのいい計算されつくした一品で、女性が好きなお料理だと思います。

また、シグネチャーのLai Bun Fu Special Fried Rice ($328)は、
ロブスターにアワビ、雲南ハム、帆立と贅を極めた豪華食材が豪快にごろごろ入った炒飯。
香り高いトリュフオイルにコーティングされたちょっと硬めのアルデンテな炒飯は味わい深くて悶絶するおいしさ。
魚介の旨味がたっぷりお米に溶け込んでいて、絶対に食べてほしい一品です。

ディナーは1人＄700〜＄1000ほど。
香港前行政長官もうならせた絶品広東料理をぜひ。


最終訪問日：2016年4月