香港で様々なレストランを展開する飲食業界大手のDining Conceptsが手がける最新イタリアン。
ヘッドシェフを勤めるのは、イタリアの最年少ミシュラン2つ星ホルダーのEnrico Bartolini氏で、
スタイリッシュな空間で本格的なイタリアンがいただけると話題になっています。
インテリアデザインを担当したのは、インダストリアルでクールな空間を作り出すのが抜群にうまい人気デザイナーJoyce Wang。
コンセプトは1950年代の映画の世界をイメージしたヴィンテージイタリアだそうで、
広々としたダイニングスペースは4つの異なったデザインになっていて、お客さんが、何度訪れても違った感覚で楽しめるようにしているんだとか。
Joyceデザインの店は、どこもシンプルでシックなんだけれど、細部までとことんこだわっていて、
こちらの新店も彼女ならではの世界観が広がっていて隅々までおしゃれでうっとり。思わずシャッターを切りたくなる空間になっています。
また、初めて行ったのに、どこかほっとする居心地のよさはさすがの一言。
では、そんな心地のよい洗練空間でいただける料理をいくつかご紹介していきます。
前菜の一番人気は、Beef Carpaccio(198ドル)。クリスピーなクラッカーの上にルッコラ、ビーフ、トリュフがのったカルパッチョは、
オリーブオイルと塩だけのシンプルな味付けなのですが、オリーブオイルが最高に美味しくて、素材の味が際立っています。
手打ちパスタにも定評がある同店。 ぜひ食べていただきたいのがHousemade tagliatelle with white chicken ragout and black truffle (248ドル)。
口の中でほろほろとほどけていくチキンは、噛めば噛むほどに旨味が口に広がっていきます。
そこにシャキシャキとしたネギの食感とイタリア産の芳醇なブラックトリュフの香りが加わって、完璧な口福に包まれるんです。
このパスタ食べたさに再訪したいと思ってしまったほど忘れられないおいしさ。マストオーダーです。
また、北イタリアの料理を得意とするシェフの豪快なPan fried pork chop "Milanese" with cherry tomatoes (288ドル)も外せません。
目の前にサーブされた瞬間、自然と微笑みがこぼれてしまう、見るからに美味しそうなミラノ風カツレツは、一口食べてびっくり。
サクサクでジューシーなのに重すぎなくて、本場ミラノの有名店で食べたものよりもずっとおいしくて本能を刺激する一品。
酸味の効いたトマトベースのソースとの相性も最高です。
そのほか新鮮な魚介類や、仔牛のスネ肉をじっくり煮込んだオッソブーコ、ピザなど本格ながら気取らずいただけるメニューが豊富に揃っています。
また、店のすぐお隣には同じくDining Conceptsグループのテラスバーも。広々としたソファー席が魅力でとってもロマンティックな雰囲気。
ディナ一の前にこちらでかる〜くアペリティフとして伺うのもいいかも。
ランチは200〜300ドル程度。ディナーは500ドル〜。
アクセスは、セントラル駅D2出口を出て徒歩30秒!GAPが入っているLHTタワーの3階という好立地。人気店なので、予約がベターです。
経験豊富なスターシェフが創り出すコンテンポラリーで本格的なイタリアンを味わってみては?
Spiga スピーガ
スタイリッシュな空間でミシュランシェフの極上イタリアン!
- 投稿日2017/03/13
2016/12訪問
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ジャンルイタリア料理
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エリアセントラル
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住所
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電話番号+852-2871-0055
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営業時間12:00-15:00、18:00-23:00
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定休日無休
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予算147~250香港ドル
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。