紅磡(ホンハム)のはずれにある生記茶餐廳(サンゲイチャーチャンテン)。
ローカル感たっぷりのレトロな茶餐廳で、寒い季節の週末ともなると外にまで溢れる人々。客のお目当は蟹のエキスたっぷりの蟹粥。
様々なローカルレストランで提供されている蟹粥ですが、ここのは蟹の旨味がしっかりしていて格別。
蟹粥は蟹のみのものと、鴛鴦(インヨン)と呼ばれる2種類ミックスのものがあり、鴛鴦粥は牡蠣入り、豚のレバー入り、アサリ入りの3種類。
我が家のお気に入りは蟹とアサリ入りの鴛鴦粥。
鴛鴦蟹粥(インヨンハイジョッ208ドル(大)3〜5人前)は、大きな土鍋で出来立てグッツグツの状態で登場します。
なんとフォトジェニックで食欲をそそるのでしょうか?
この蟹粥が登場した時点で、寒いなか並んで待った疲れも吹っ飛んでしまいます。
蟹の旨味がお米一粒一粒にしっかりと染み込んでいて、パクチーと生姜の風味が最高。
蟹の身もギュギュッとしまっていて何度食べても身悶えるおいしさです。
お粥の中に入っている蟹は、手が汚れるので普段は食べるのが面倒くさかったりするのですが、
ここのは美味しさが、面倒臭さを勝るので、人目も気にせず? 毎回しゃぶりついて食べてしまいます(笑)
ちなみにおしぼりはありませんので、ウェットティッシュは必需品です!
お粥は大小2サイズあり、小サイズでも2人で十分シェアできるぐらい。3人以上の場合は大サイズのオーダーがおすすめ。
また香港版焼きそば、豉油皇炒麺(シーヤオウォンチャオミン38ドル)は、とっても香ばしくて絶品!!
他店で頼むとちょっと脂っこいことが多いのだけれど、ここのはホテルのレストランばりに美味で毎回オーダーしてしまいます。
蔥油蟹膏撈飯(チョンヤオハイゴウロウファン68ドル)はもったり濃厚な蟹みそをご飯のうえに贅沢に載せた一品。
売り切れ必死の大人気メニューです。
その他、スパイシーでビールがすすんでしまう小魚のフライ(椒鹽白飯魚ジウイムバッファンユ 29ドル)や
アサリ入りの春巻き(自家製蜆肉春卷ジーガージャイヒンヨックチョンギュン 55ドル)など、
大人数でわいわいつまみたいメニューが豊富に揃っています。
ビールを飲んで、お腹いっぱい食べても1人200ドル以下。支払いは現金のみなのでお気を付けください。
営業時間は18時から23時まで。週末は混雑するので、平日がベターです。
何文田駅A1出口から徒歩6分ほどなのですが、ちょっとわかりづらい場所にあるので、
尖沙咀からタクシー利用(約5〜10分程度)が便利です。
Sang Kee Cha Chaan Teng 生記茶餐廳 サンゲイチャーチャーンテーン
ERI
(香港在住グルメブロガー/フリーランス日本語教師)
寒い日に食べたい!ローカル茶餐廳で蟹の旨味たっぷりトロトロ絶品蟹粥
- 投稿日2017/02/10
2016/12訪問
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エリア紅カン(ホンハム)
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住所
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電話番号+852-2334-7573
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営業時間6:00-22:00
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定休日無休
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予算~70香港ドル
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。