香港や中国では旧正月前には花を買う習慣があります。
家の中で花が開くと、家が金に満ち溢れるという意味があるので、
旧正月元旦にちょうど花びらが全開するよう、買うときの花選びは真剣そのもの。
また花のいい香りは幸運を運んでくるという意味もあるので、香りの強い水仙や蘭が多く売られています。
毎年旧正月の約1週間前から開催され、大みそかに終了。
最終日はオールナイトで営業していますが、午前12時をすぎると安売りをはじめるところもあります。
観光で香港に来ているから花を買って帰れないという人も、
この旧正月前のわくわく大興奮の雰囲気だけでも体験する価値アリ!
香港一大きく見応えがあり、交通に便利なのはコーズウェイベイのビクトリアパークです。
MTRの駅から徒歩10分内にあり、
近くにショッピングモールやレストランも多くあるので観光や食事の前後に立ち寄ることができます。
おすすめの時間帯は一番賑わう午後18:00~21:00ごろ。
この時期、香港中のいたるところで見かけるのは鉢植えの金柑。
金柑は広東語でカムガッと読むのですが、吉のガッと発音が同じことから縁起のいいものとされています。
黄色い実が黄金を意味し、大きな実は大吉なので、
花市でも実が大きいものを選ぶのに必死な人をみかけるでしょう。
また良縁を運ぶ桃の花の枝や、子孫繁栄を意味するツノナスなどは人気アイテム。
花市というネーミングですが、花を扱っているお店は全体の半分くらいでしょうか。
その他おもちゃや衣類、景気がよくなる風水グッズである風車などいろんなものが売っているので、
見て歩くだけでも楽しいですよ。
開催期間:2015年2月13日~18日 午後12:00~24:00
19日 午後12:00~翌午前6:00
入場料:無料
開催場所:香港島コーズウェイベイのビクトリアパーク(維多利亞 公園)や
九龍モンコックのファーフィ(花墟公園)などを含む香港内の公園15カ所で開催
Flower Market 花市 フラワーマーケット
りん みゆき
(ライター、通訳、コーディネーター)
香港の旧正月花市で幸運を買う!
- 投稿日2015/02/16
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ジャンルその他の観光地
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エリアコーズウェイベイ (銅鑼湾)
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住所
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アクセスMTR荃湾線 太子 Prince Edward駅 B2出口から徒歩約6分
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営業時間9:30-19:30
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定休日無休
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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