昔の香港はこのような集合住宅はどこにでもありましたが、最近では珍しい存在。特にハリウッド映画「トランスフォーマー~ロストエイジ」のロケ地に使われてからは、一段と世界中のインスタグラマーが集まる人気スポットになりました。
住居ビルなので正面玄関から入ると、管理人室と郵便受けがありますが、そこを通過して中にどんどん入って行くと中庭に出ます。この中庭のまわりはお店になっていて、超ロコの雰囲気なタイ料理や美容室があるので、挑戦してみたい人にはいいでしょう。
中庭に入って、ふと上を見上げると「うわあ~!」と圧倒されることでしょう。3棟あるハチの巣のようなアパート。手前にはゴミ箱入れのような台が置いてあり、そこに立つとセルフィーでは撮れない「建物とワタシ」の構図の写真がきれいに撮ることができます。順番待ちをして、撮り合いっこする姿も。床に寝転がって撮影している人もいます。それほど広くないので15分もあれば、気に入った写真を撮影することはできるでしょう。
ズームを使って部屋の中を撮ったり、テンションが上がるのはわかりますが、ここは観光地ではなく、現地の人が住んでいるところだというの忘れずにマナーは心がけたいものですね。
行き方:MTR太古(タイクー)B出口を出て左に徒歩5分、建物の入り口はKings Roadに面した左側
Yick Fat Building 益発大廈(モンスターマンション) エキショウタイカ
世界中のインスタグラマーが集まる益発大廈(Yick Fat Building)
- 投稿日2017/09/04
迫力満点!今SNSで話題の観光スポット、モンスターマンション
- 投稿日2017/09/04
国内外の様々なメディアで取り上げられ、今、話題の観光スポット、鰂魚涌(クオーリーベイ)のモンスターマンション。
2014年に公開されたアメリカの人気SF映画『トランスフォーマー ロストエイジ』のロケ地として使われた超密集高層マンションと言えば、ピンとくる方も多いのでは?
2012年フランス人の写真家Romain Jacquet-Lagreze氏がVertical Horizonと名付け撮影した、マンション群を下から撮影した写真がフォトジェニックすぎると話題になり、その後世界中の人気インスタグラマーたちが、あとを絶たず撮影に訪れたことから、知名度がぐんぐん上がっていき、いまや香港のホットな観光スポットとして定着化しつつあります。
アクセスは、鰂魚涌駅からも太古駅からも可能ですが、太古駅B出口を出て、キングスロードをまっすぐ進んでいくと、突如目に飛び込んでくる大迫力のモンスターマンションの姿が圧巻!なので、太古からのアクセスがおすすめです。
土地の狭い香港、住宅が密集しているのは、よくある光景なのですが、キングスロードからの福昌楼(フッチョンラオ)と海景樓(ホイゲンラオ)が連なってカーブを描いた超巨大マンションの迫力満点の眺めは、“モンスターマンション”という呼び名が実にしっくりきて、鳥肌が立つこと間違いなし!
モンスターマンションは、福昌楼(フッチョンラオ)、海景樓(ホイゲンラオ)、海山樓(ホイサンラオ)、益昌樓(イエッチョンラオ)、益發大厦(イエッファッダイハー)の5つの建物から構成されていて、超密集し、コの字型のように並んでいます。
キングスロードから福昌楼(フッチョンラオ)と書いてある入口を抜けると住民たちの共有スペースに出ます。
無数の窓からはカーテンや洗濯物が見え、生活感たっぷり。共有スペースとなる広場では、麻雀を楽しむおばあちゃんたちやボールで遊ぶ子ども達がいたりと香港の何気ない日常を垣間見ることができます。
見上げると密集する高層マンション群によって、空が四角く切り取られ、言葉では表せない独特の雰囲気が最高にクール。
昼間も日没後もどちらもフォトジェニックな写真が撮れること間違いなし!なので、ぜひ足を運んでみては?
太古駅から歩いてゆっくり一周見て周るのに、所要時間は30分ほど。
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ジャンル現代・近代建築
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エリア香港島東部
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住所
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営業時間24時間営業
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定休日無休
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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