Jing Xiang Cafe 靜巷Cafe ジンシャンカーフェイ

デパートやお店が立ち並ぶ三多商圏や若者でにぎわう中央公園の駅から徒歩10分ほどでアクセスできる場所にあるカフェです。こんなところにカフェが？　と思う小道にあり、注意していないと通り過ぎてしまうかもしれません。

2018年にオープンしたばかりの店内は新しくて、内装もオシャレ。2階にも席はありますが、席数があまりなく、こぢんまりとしているので落ち着ける空間です。少人数なら予約は必要ありません。クレジットカードは使えませんので、現金を用意してください。また、日本語は通じませんが、筆談ならOKです。

よい材料を使っていいものを提供したいという考えから、メニューはシンプル。麺類とドリンク、スイーツのみです。看板メニューは「鍋燒麺」。使われている麺は「意麺」というローカル麺で、揚げてあるふわふわしたやわらかい麺です。おススメは「沙茶鍋燒麺（120元）」。野菜、ハマグリ、エビ、肉、卵などが入っていて、上に台湾サテソースがのっています。台湾サテソース（沙茶醬）とは、ピーナッツ、白ゴマ、小魚、干しエビ、ニンニク、ネギなどを粉末状にし、油と塩を加えて煮つめた調味料です。一番台湾の味が感じられるメニューで、とてもおいしいです。このほか、信州味噌味やトマト味なども！　チーズはプラス10元でトッピングできます。量は日本の一般的なラーメンほどの量で、女性でも一人で食べきれる量です。

アルコールはありませんが、ドリンクメニューでは台湾ハーブティがおススメ。乾燥ハーブではなく、生のハーブを冷凍したものを使用しています。「ハーブティ（花草茶）」は三種類あり、「玫瑰佳人（mei gui jia ren) 120元」は、バラの花、オレガノ、セージが入っています。見た目もきれいですが、消化を助けて、精神を安定させる効果も。食後にピッタリです。全く砂糖が入っていないのに自然な甘みがあるので、体にもやさしいハーブティです。このほかジャスミン、レモングラス、セージが入った「茉莉天使（mo li tian shi) 120元」、キンカン、キンモクセイ、レモングラスが入っている「如意桔祥（ru yi ju xiang) 120元」があります。　

ハーブティのほかに「四季春茶」「烏龍緑茶」などの台湾茶やコーヒーなどもあります。また、コーヒー豆にはこだわっていて、週末にはバリスタを呼んで品評をしたりしているそうです。

スイーツは数量限定なので、一階のケースの中にあるものをチェックしてくださいね。