2007年にオープンした「紅毛港文化園區」 は、高雄港第二の入口に位置しています。こちらへのアクセスは、遊覧船で港を眺めながらがおすすめ。遊覧船は駁二藝術特區(Pier-2 アートセンター)の「駁二」埠頭から「紅毛港文化園區」行きが出ています。または土日祝日のみ高雄市地下鉄レッドライン終点の「小港」駅から直通バスでもアクセスできます。4番出口を出て、道路沿いにバス乗り場があります。1時間に1本の運行で乗車時間は20分程度です。
「紅毛港文化園區」 の入場料は99元で、開園時間は月曜日、火曜日、木曜日、金曜日は15:00 ~22:00、土日祝日は10:00 ~ 21:00で、水曜日は休園となっています。
総面積は3.42haと広いカルチャーパーク内は、以前は高雄港内の伝統的な漁村で漁業とエビなどの養殖で栄えた村でしたが、1967年に高雄港第二港を開拓するために村の一部は対岸の「臨海新村」に移転しました。その後、ここは高雄港コンテナセンターとなりました。現在は村の歴史と文化を後世に伝えるべく、ここにカルチャーパークが建てられています。
こちらには、昔の漁村の建物が展示されているだけではなく、屋内に入ると、以前使われていた道具などが展示されていたりと、漁村の当時の様子や文化を知ることができます。カルチャーパーク内にはこのほか資料館やお土産屋さんもあります。 また、堤防からは、コンテナセンターの様子や船の往来を眺めることができます。
カルチャーパーク内にある高雄の「高」の字の形をした建物の2階の回転レストラン「小紅食堂」では、新鮮なシーフードを味わいながら、美しい夕日が眺められます。料理はシーフードが中心でお刺身(280元~)やカラスミ(一切れ100元)などもあります。飲み物は台湾ビール(60元)、日本酒(180元)、キンカンレモン(50元)、レモンオーギョーチ(50元)などがあります。中国語のみですが、メニューに写真があるので指差しでオーダーできます。
レストラン内はゆっくり360度回っているので、港の景色などを一周眺められます。公式ホームページには日没の予定時刻も掲載されているほど、夕日がとてもきれいです。
帰りも遊覧船で駁二藝術特區までアクセスできますが、本数が少ないため、運行時間を先にチェックして往復でチケットを購入することをおすすめします。
Hongmaogang Cultural Park 紅毛港文化園区 ホンマオガンウェンフォアユエンチュー
千里
(台湾ガイド、コーディネーター、ライター)
遊覧船でのアクセスも楽しく、港の風景や夕日が美しい「紅毛港文化園區」
- 投稿日2018/09/14
2018/06訪問
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ジャンル広場・公園
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エリア小港
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住所
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アクセスMRT紅線 小港駅から紅13番バスに乗車(約11分)紅毛港文化園区で下車
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電話番号+886-7-8711815
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営業時間[月・火・金・土]15:00-20:00 [木・日]10:00-21:00
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定休日水曜日
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予算入場料 99台湾ドル
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。