ハワイ島ヒロ国際空港から車で5分、ワイアケア半島のホテルエリアに隣接する小さな島「モク・オラ(通称ココナッツ・アイランド)」は、旅行者にはあまり知られていない隠れたパワースポットです。ヒロ湾に浮かぶこの島は、かつてハワイアンにとって癒しの聖地でした。
「モクオラ」とは「癒しの島」という意味があります。島の湧き水は病気を治す効果があるといわれ、モクオラはハワイ各地から人が集まる場所だったのです。
やがてヘイアウ(神殿)が設置され、モクオラは逃れの聖地として役割を果たすようになります。罪人や敗残兵などタブーを犯した人は、この島に逃げ込み禊(みそぎ)を行えば、生き延びることができたのです。
こうしたハワイアンの伝統は、ハワイの西洋化によって失われ、モクオラのヘイアウも破壊されてしまいました。ところが、ハワイ文化復興ムーブメントの盛り上がりによって、モクオラは再び聖地として重要視されるようになったのです。今でもハワイアンは、人生の節目などにこの島でセレモニーを行っています。
場所はヒロ・ハワイアン・ホテルの海側。 リリウオカラニ・ガーデンと橋でつながっています。バーベキュー施設なども設置された公園になっているので、週末は地元の家族などでにぎわっています。
せっかくアクセスしやすい場所に聖地があるのですから、ハワイ島旅行のまず初めに、聖地で身を清めることをおススメします。私は旅行の最初にモクオラを訪れたところ、最高の祝福と言われる「夜の虹」を見ることができました! そしてすぐにハワイ島に引っ越しすることになり、人生が大きく変わりました。
Moku Ola(Coconut Island) モク・オラ(ココナッツアイランド)
隠れたパワースポット、聖なる癒しの島
- 投稿日2015/03/23
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ジャンル木・巨樹
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エリアヒロ
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住所
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アクセスヒロ空港から車で約8分
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営業時間なし
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定休日なし
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。