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ロンドン (イギリス) グルメの現地クチコミ

現地のプロ(9人)詳細

Peyton and Byrne (Covent Garden) ペイトン アンド バーン(コヴェント ガーデン店)

江國 まゆ (編集者・ライター)

イギリス菓子の伝統と今が分かるベーカリー

  • スイーツがおいしい
  • 定番人気

「ペイトン&バーン」(Peyton and Byrne)は、ナショナル・ギャラリーや
ウォレス・コレクション、ウェルカム・コレクションといったミュージアムに
よく入っているイギリス菓子専門のベーカリー・カフェ。
ユーロスターの発着駅であるセント・パンクラス・インターナショナル駅にも入っていて、
イギリス菓子が何たるものかを大陸から来た方々に披露する役目も果たしています。

手がけているのは「イギリス全国津々浦々から集めた凄腕シェフを競わせて
究極のブリティッシュ・メニューを作る」ことを目的にしたテレビ番組
「Great British Menu」の審査員も務める、ちょっとクセのあるアイルランド人実業家、
オリバー・ペイトン氏。彼だからこそ、これだけ公共スペースにバンバンと進出できるのでしょう。

ペイトン氏のこだわりが随所に感じられる各ブランチはそれぞれ個性的に設えられているものの、
お味のほうは氏の「抜き打ちテスト」も功を奏して、さすがに統一されています。

コベント・ガーデン・マーケットの目と鼻の先にあるウェリントン・ストリート店
(Wellington Street店)は、同ブランドの中では珍しく独立店舗仕様で、
地下キッチンで毎日焼かれるパンやケーキ類も、他店と比べて品揃え豊富なのが頷けます。

試していただきたいのは、キャロット・ケーキ、ヴィクトリア・スポンジなどの
イギリス菓子の定番、それからチョコレート系のケーキが美味しいのでそちらも。
他ブランドではあまり見かけないフィグ・ロール(イチジクのお菓子)
などの庶民のお菓子の高級バージョンもときどき見かけます。

ちなみにペイトン&バーンのスコーンはビスケット系ではなく、パンのような食感なので
ホロホロとした口当たりをご所望の方には期待ハズレ、反対に食事として楽しみたい方には
○な感じです。焼き菓子のペイストリー生地は、さすがに美味しいですよ!

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。