ピカデリーサーカスから至近距離の「女王陛下の劇場」で上演され続けている「オペラ座の怪人」
巨匠ロイド・ウェバーの華麗な楽曲とともにくり広がられるドラマチックなミュージカルは、
リピーターも多く、数々のミュージカルの中でも「これが一番」というファンも大勢います。
初演以来変わらない劇場も歴史を感じさせる英国らしい重厚な佇まい、
足を踏み入れた瞬間から、これから繰り広がられる舞台の世界に引き込まれるようです。
英語でのミュージカルですので、あらかじめ映画を見たり、あらすじなどをチェックしたりしておけば、
よりいっそう楽しむことができそうです。
2004年の映画「オペラ座の怪人」(監督・ジョエル・マッカー)はこのミュージカルを題材に
映画化した作品ですから参考になります。
劇場内部は意外にもこじんまり。臨場感たっぷり、役者の息づかいさえも感じることができます。
ただ、やはり古い建物なので、舞台への視界が限られる「リミテッド・ビュー」と呼ばれる席があります。
また、1階席の後ろの列は2階席の下に入ってしまい、舞台上部が見えないですし、
また柱が邪魔をしている座席もあります。
せっかくの機会ですから、少し奮発して、良い席で観劇されることをお勧めします。
ホワイエではアイスクリームやシャンペンを楽しむことができます。
ほろ酔い気分でミュージカルを楽しむのもいいですね。
服装はそんなに気を使わなくても大丈夫。
でもせっかくですから、ちょっとだけドレスアップして出かける方が、心が弾みます。
Her Majesty's Theatre (Phantom of the Opera) ハー マジェスティーズ シアター(オペラ座の怪人)
1986年の初演以来ロングランを続けるミュージカル「オペラ座の怪人」日本で観た方も本場の劇場でぜひ
- 投稿日2014/09/30
世界最高レベルのミュージカル、続編も登場
- 投稿日2014/09/30
- 更新日2020/09/02
1986年の10月に、
マイケル・クラフォードとサラ・バーミンガムを主演による初公演以来、
27カ国で公演、2010年の10月には公演総数10,000回を迎え、
今なお、愛されているロングランミュージカルです。
2011年には、25周年を記念し、
ロンドンのロイヤルアルバートホールで記念公演が行われました。
このミュージカルは、
フランスの作家ガストン・ルルーにより1909年に発表された小説がもとになった、
美しいソプラノ歌手クリスティーンと、ファントムの愛の物語です。
音楽は、作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーによるものです。
ハーマジェスティー劇場は、
主に18世紀からオペラハウスとして利用されていたものが改築されたものです。
同劇場の屋根や同劇場の西側にあるロイヤルオペラアーケードなどから、
当時の様子を垣間見ることができます。劇場内は、大理石の柱が使われていたり、
また、劇場内のボックス席には金の彫刻が使われていたり、
内装も豪華なものとなっています。
公演はマチネが木曜日と土曜日(いずれも14:30~)、
ソワレが月曜日から土曜日まで19:30からとなり、公演時間は2時間半となっています。
チケットの販売は、オンライン、あるいはチケットオフィスなどがありますが、
ロンドンの中心地、レイシスタスクエアーにあるTIKSで当日券を購入できます。
TIKSはロンドン劇場協会によって運営されていますが、
チケットを購入する際は、席の位置や値段をしっかりと確認してください。
TKTSの営業時間は月曜日から土曜日が10:00-19:00、
日曜日が11:00-16:30となっています。当日の早い時間に行けば、
結構良いチケットが取れる可能性が高いようです。
また、一般的に、金曜日と土曜の夜の分の公演は込み合います。
また、オペラ座の怪人の続編「Love Never Dies」は、
オペラ座の怪人から10年後経った、コニーアイランドが舞台となる話ですが、
2010年に初公演が行われ、一旦、オーストラリアに公演が移ったものの
2011年に終わり、今またロンドンに戻ってくるとのうわさも。
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ジャンル劇場・ホール・ショー
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エリアセント ジェームス
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住所
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アクセス地下鉄ピカデリー駅から徒歩約4分
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電話番号+44-161-3851138
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営業時間マチネ-木曜日と土曜日(いずれも14:30)、ソワレ-月曜日から土曜日まで19:30から
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予算1日券 26.5ポンド
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公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
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