Mnajdra Megalithic Temples イムナイドラ神殿

イムナイドラ神殿は、マルタの巨石神殿の内の1つです。
ハジャーイム神殿と隣接しており、一度に両方の神殿を見学することができます。

ブルーグロットからすぐ近くの海沿いに位置しており、遺跡から見える海の景色もとてもきれいです。ブルーグロットから海沿いの道を歩いて約20分ほどで到着します。
巨石神殿は、解説付きのガイドツアーや予備知識なしですと、ただの岩の塊にしか見えないので観光前に予習をしておくことをオススメします。

巨石神殿は7000年前ごろに作られたのではないかといわれており、エジプトのピラミッドよりも古い歴史があるといわれています。

神殿には、日時計と思われる岩があったり、春分の日と秋分の日に神殿内へ光が届くよう、計算された設計がされていたりと当時の人々に暦の知識があったことが伺えますね。便利な道具がない時代に、石を切り神殿を作るのは一体どれほどの労力だったのだろうかと考えると、圧倒されます。

見学の所要時間は、20～30分程度です。
外での見学となるので、夏の暑い時期や冬の寒い時期の見学は避けたほうが良いです。
どうしても夏の時期の観光をされる場合は、劣化防止の為に張られている屋根くらいしか日差しを遮るものはないので、日焼け対策をしっかりと行ってくださいね。

イムナイドラ神殿ので一番神聖とされる台座は、マルタのコイン(5セント・2セント)の柄にもなっています。
神殿に行く際に、手元にコインがあれば柄と見比べてみてくださいね。