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マニラ (フィリピン) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(5人)詳細

National Museum 国立博物館

Kajico (銀行アナリスト)

フィリピンの歴史を感じる フィリピンの国立博物館

  • 芸術鑑賞おすすめ
  • ガイドの超イチオシ!
  • 定番人気

教育、科学、文化において、フィリピンで重要な役割を担うフィリピン国立博物館。先史以前から現代までの書跡、絵画、工芸、考古などの所蔵品が展示されています。

先史以前の出土品、スペイン占領時代に造られた美術品、現代アートなど、フィリピンのダイナミックでユニークな文化遺産を見ることができます。わたしの一押し観光スポットです!

館内は広く、実に様々なコレクションが展示されています。作品を一つ一つじっくり見ていると半日はかかるので、ゆっくり堪能したい人は、少なくとも3時間確保してくださいね。

定番観光スポットの城壁都市イントラムロスとリサール公園までは、車で10分ほどです。併せて観光すれば効率よく回れます。

最寄り駅はLRT1号線セントラル駅(LRT1 Cantral)。駅を降りたら、タクシーかトライセクル(三輪車バイク)を使うと便利です。トライセクルは距離と交渉によりますが、50ペソ~70ペソが妥当です。タクシーなら約80ペソです。

セントラル駅から歩く場合、アントニオ・ビレガス通り(Antonio Vilegas St.)をまっすぐ15分~20分ほど歩くとフィリピン国立博物館が見えてきます。ただし道が綺麗に舗装されていないので、徒歩はオススメしません。

入場料はだれでも無料です。以前は有料でしたが、2016年1月から無料で入場できるようになりました。

一番の見どころは、画家フアン・ルナ(Juan Luna)の傑作『Spoliarium』です。4メートル × 7メートルの巨大な絵画で、古代ローマ時代の倒れた剣闘士が描かれています。1884年に完成し、同年にマドリッド国民芸術展示会(Madrid Exposition of Fine Arts)で発表され、金賞を受賞しました。巨大な絵画は堂々としていて迫力があり、国立博物館を代表する作品ということが一目で分かる作品です。メインエントランスから入ってすぐ、1階のメインギャラリーに置かれています。

個人的にオススメしたいのが、国民的英雄ホセ・リサール(Jose Rizal)の部屋です。ホセ・リサールは、1880年代、独立運動のリーダーとして活動し、現在でも人々から尊敬される歴史の重要人物。フィリピン国立博物館には、アーティストでもあった彼のコレクションが展示されています。

観光が終わり建物を出たら、移動手段に困ることがあります。建物の目の前が大通りで、タクシーを捕まえにくいからです。もしスマートフォンとインターネットを使えるなら、アプリ配車サービスUberかGrab Carを使うことをオススメします。

2017/06訪問
川上 浩一 & 柿原 廉 (フィリピン専門旅行会社勤務)

博物館というより美術館?

  • 芸術鑑賞おすすめ
  • 穴場
  • 地元っ子に人気

リサール公園の近くにある国立博物館。現在は、一般入館料の無料政策がとられており、2016年7月1日より入館料は無料となっております。
地元の学生も研修等で来ており、その場合は入り口で待たされることも。
アクセスは、リサール公園から車で5分ほどで、タクシー代金の目安は100ペソほど。入口で大きなバックは預けることになりますので、
貴重品を入れる小さなポーチを持っていくといいかも知れません。

オススメとしては、最初の展示室をを入った正面にあるフィリピン画家Juan Lunaの傑作“Spoliarium“がです。博物館と言いながら、展示物の
ほとんどが絵画等の美術品となっており、フィリピンの過去から、現代の歴史や風景、歴代の大統領等を描いた作品が、テーマごとの部屋に
展示されています。その中には、第二次世界大戦時の日本統治下の作品もあり、バターン死の行進の様子を書かれている作品等もあります。

じっくり見ると1日かかりますが、通常は1時間~2時間くらいで、全ての作品を見る事が出来ます。帰る際にはタクシーを捕まえにくいので注意が必要です。
近くにはカレッサ(馬車)の業者が控えており、タクシーが拾えるとこまで連れて行くと声をかけてきますが、料金でトラブルになる事もあり、
事前の交渉など注意が必要です。

2017/06訪問
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。