Le Bilboquet Plage ル ビルボケ プラージュ

ホテルが集中するアンスバタ地区のビーチはす向かい、みやげ物屋やファッションブティックがコの字型に軒を連ねるパームビーチショッピングセンターの2階にあるビルボケプラージュ。中央の階段を上がった所が入口、階段下には仏・英・日で書かれた大きなメニューが貼ってあるので入店前にジックリ見ておきましょう。その日のおススメメニューは床に置かれた黒板に手書きで。でもこちらはあいにくフランス語オンリー…

コロニアル風の店内は外からの見かけよりもかなり広く、ベースのパステルトーンに注し色の濃いグリーンが映え、あちこちにあしらわれた植物も涼しげなムードを醸し出しています。どこに座ろうか？と迷っていると、英語・もしくは片言日本語でスタッフが気さくに声を掛けてくるでしょう、どうせなら海の見える窓際へ。

店内でくれるメニューももちろん日本語あり。充実の品揃えでカジュアルフレンチからローカル料理まで幅広く迷うこと必至ですが、本日のおススメならまずハズレ無し、その時期の旬のものが味わえ、この日はサーモンのラヴィゴットソース＋ズッキーニのポワレ（2950パシフィックフラン）。塩加減も丁度良い軽くグリルされたサーモンに、酸味がほど良く利いた香草入りソース。オリーブオイルでサッと炒めた輪切りのズッキーニとのハーモニーが絶妙でした。付け合せはフライドポテト、ポテトソテー、インゲン、スパゲティ、タリアテッレ、ジャスミンライスの中から2種選べます。ボリュームも結構あり、供されたパン・ド・カンパーニュ（田舎パン）でお皿のソースをシッカリ拭って完食、お腹一杯になりデザートはパス…

ローカル料理ではタヒチアンサラダ、鹿肉の赤ワイン煮込み、メラネシアの伝統料理のブーニャ（バナナの葉で包んで蒸し焼きにした芋類と肉）も。忘れちゃいけない天使のエビは、冷たい一皿ならカレーソースのカクテル、温かい方がいいならウイスキー・パスティス・ニアウリのリキュールでフランベされたものも（2950フラン）。ニュージーランドビーフのリブステーキなどの肉料理、デザートももちろんあります。宣伝によく出ているビーフ＆マグロのカルパッチオ食べ放題（3250フラン）はチョッと…。オリーブオイル＆レモンの味オンリーがずっと続くのですぐに飽きてしまい、よほど好きな人でない限りはおススメしません。

22時頃には閉店してしまうレストランの多いヌメアで、夜中までオープンしているこの店は希少価値。子連れの家族からカップル、若者グループ、お年寄りとあらゆる年代と人種の客で賑わいます。無料wifiあり。カードはVisa,Master はオーケー、 Amexは使えません。夜の8時前後はうるさく感じるかもしれないので、早めに行くと落着いて食べられるでしょう。

※アルコール有（ビール　850フラン ）