パリの風景を語る時に欠かせないのが、街の中心を流れるセーヌ川。
その中州にあるサンルイ島を通るシェリー橋からエッフェル塔のふもとに通じるイエナ橋までの間は、“パリのセーヌ河岸”の名前でユネスコの世界遺産に登録されています。
セーヌ川を体感したい人はクルーズがおすすめ。有名なバトー・ムーシュの他、いくつかのクルーズ船がありますが、どれもこの世界遺産に登録されている部分を通ります。
ランチやディナーの食事つきクルーズもあり、また、日が暮れてからの出発時間を選べば、モニュメントがライトアップされたパリの美しい夜景を観ることもできます。
また、気候のいい時には、シテ島近辺を中心にセーヌ河岸を散歩してみましょう。
ノートルダム大聖堂近くの河沿いの歩道には、ブキニストと呼ばれる露天の古本屋が並んでいます。本だけではなく、雑誌、ポスターや版画、ポストカードなども置いています。
さらに、河岸まで降りて、水際を歩いてみましょう。夕方は、河岸でカップルや友達同士で、腰をおろして夕涼みをしている人たちがたくさんいます。
また、セーヌ川の夏の風物詩となったのがパリ・プラージュ。プラージュはフランス語でビーチを意味し、夏の約1カ月間、セーヌ河岸に砂が敷き詰められ、ビーチパラソルが立ち、仮設プールが作られます。ヤシの木まで植えて、パリにいながら海辺のヴァカンス気分が味わえるのです。
2002年にスタートした時にはヴァカンスに出られないパリジャンたちのためのイベントでしたが、今では、観光客も多く訪れます。
Seine River パリのセーヌ河岸
ユネスコ世界遺産にも登録された地域は、クルーズがおすすめ
- 投稿日2014/08/27
- 更新日2019/04/19
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ジャンル河川・湖・沼 世界遺産
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エリア4区 ポンピドゥー・センター
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住所
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アクセス地下鉄7番線 ポンヌフ Pont Neuf 駅から徒歩3分
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