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パリ (フランス) 観光の現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

なかじま いちろう Nakajima Ichiro (フランス通訳ガイド講師連盟会員)

混雑する入場時の注意点とは? 詳しく教えます。

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館内の作品説明は、無数に出版されているガイドブックを参考にしていただくことにしまして、今回は入場する際の注意事項についてコメントします。

≪ミューゼアムパス・入場券購入について≫

最近アジアからの旅行者が増えた関係もあり、ミューゼアムパスをあらかじめ購入してあっても、入場時間を公式サイトで予約しておかないと入れてもらえない事例がでてきました。

ルーブル美術館の公式サイトは、最初のページは日本語表示できますが、肝心のチケット購入予約ページに入るとフランス語、英語、または、スペイン語だけになります。

ミューゼアムパスをあらかじめ購入してある場合には、チケットを購入する一般客ではなく、ミューゼアムパス用のページから入場時間を指定します。この予約に関しては無料なので、訪問前に済ませておきましょう。
https://www.ticketlouvre.fr/louvre/b2c/index.cfm/pmpevent/eventCode/PMP

ただし、10月24日から開催されている「ダビンチ没後500年特別展」にも行かれる場合には、また別のページからダビンチ展の予約時間も指定する必要があります(こちらも予約無料)。
https://www.ticketlouvre.fr/louvre/b2c/index.cfm/expovinci/eventCode/ExpoVinWeb

この2種類の予約表は、必ずプリントして持参するようにします。携帯電話での画面表示で入口のスキャナーでバーコードを読み取れず、最悪の場合、入場を断られることもあるようです。

当日ミューゼアムパスを購入する場合には、ルーブル美術館と地下で隣接する、美術館とは全く関係ない地下商店街「カルーゼル・ド・ルーブル」にあるタバコ屋で購入します。以前はここでルーブル美術館の入場券も販売していましたが、偽造入場券が発見されたことから、外部での販売は禁止になりました。

予めミューゼアムパスを持っているとガラス張りの大ピラミッド、またはRichelieu(リシュリュー)翼のグループ入口側から入場することができます。ただし、地下の逆さピラミッドからは一般個人客と同じラインに並ぶ必要があるので、入場するのに時間がかかり、ミューゼアムパスのメリットはありません。

また、旧版ガイドブックには、オペラ座界隈ピラミッド通りにある観光局でミューゼアムパスを購入できると書いてありますが、この観光局はパリ市庁舎の方へ移転しましたのでご注意ください。

ルーブル美術館のみの入場券の場合は、オンラインで大人17ユーロ、18歳未満は無料(年齢を確かめる際にパスワードなどの身分証明書の提示を求められます)。身障者&同行者も同じく無料です。また、毎月第1土曜日18:00からは大人を含めてすべて無料になります。


≪訪問・見学時のアドバイス≫

滞在日数に余裕があり、ルーブル美術館を見学する曜日を選べる場合には、火曜日が休館日のため、月曜日と水曜日は意外に混むので避けた方がいいでしょう。月・木・土・日曜日は9:00~18:00(第1土曜日のみ21:45まで)、水・金曜日は9:00~21:45までの開館です。

予約時間帯で比較的に空いているのは、11時半~13時ごろの昼食時か、閉館に近い時間帯です。しかし、ルーブル美術館常設の作品群をザッと鑑賞するにしても最低2時間は欲しいところです(ダビンチ展だけでしたら1時間ほどで大丈夫でしょう)。

アクセスは1号線または7号線の「パレ・ロワイヤル駅」から徒歩5分。常設展はDenon、Sully、またはRichelieuの入口から。ダビンチ展はSullyの入口にあるエスカレーターを登らずに、地下1階のナポレオンホールへ向かいます。常設展には日本語のオーディオガイドがありますが、ダビンチ展ではフランス語と英語のみです。

日本語の館内図はコチラで確認できます▼
https://www.louvre.fr/sites/default/files/medias/medias_fichiers/fichiers/pdf/louvre-見取り図館内のご案内.pdf

オーディオガイドは、任天堂の3DSを使った機材を5ユーロで借りることができますが、保証金の代わりにパスポートなどの身分証明書を預けておかなければなりません。

身分証明書は日本語でしか書かれていない運転免許証、国民保険証、またはクレジットカードでも大丈夫です。ただし、飛行機会社のマイレージカードやポイントカードはNG。 日本語で書いてあってもルーブル美術館の係員には分かるようです。


空いている時間帯としては、夜間営業する水曜日と金曜日の夕方から。ただしルーブル美術館の守衛の勤務の都合で、訪問客が比較的少ない古代エジプト部門など、夜は閉鎖されてしまうコーナーがどこか必ずでてきます。

また、木曜日は昼間であってもフェルメール『レースを編む女』で有名なオランダ絵画セクションなどが閉まることが多いので要注意です。

閉鎖情報はこちらにも記載があります(日本語なし)▼
https://www.louvre.fr/sites/default/files/medias/medias_fichiers/fichiers/pdf/louvre-plan-annuel-d-ouverture-et-de-fermeture-des-salles_2.pdf

(一般の商店でも言えることですが)フランスでは「閉店時間」というとお客さんが出される時間というよりも、従業員が帰る時間です。ルーブル美術館も17:30ごろから閉まり始めます。※夜間営業日は21:30から

メトロの2駅分にまたがっている広大なルーブル美術館では、建物の隅から徐々に閉鎖されていき、閉館時間には館内に誰もいなくなります。

できれば、遅くとも閉館時間の1時間30分前には入場しましょう。もしもパリ市内観光の都合で美術館入場が夕方になってしまった場合には、他に比べて早目に閉まってしまう『ミロのヴィーナス』の方から見学し始めることが肝心です。

Sully口から入り中世のルーブル宮を通過、スフィンクスの彫刻の右側の階段を登って左手に曲がると『ミロのヴィーナス』が見えてきます。その後で『サモトラケのニケ』『モナ・リザ』と回って行くことをお勧めします。

また、閉館ギリギリ(45分前)に入場する場合は、ピラミッド下にある日本語ガイドブックを扱っている売店も、館内見学後にはすでに閉まっている可能性がありますから、事前に欲しいものは買っておく必要があります。

逆に、開館一番で入場出来た場合はDenonの入口から入って奥まで進み、右手にあるエレベーターで2階に直行、その後右側に曲がると「国家の間」にたどり着きます。まだ誰もいない空間で『モナリザ』独り占めの写真が撮れるでしょう。


≪持ち込み禁止物について≫

美術館に持ち込めないものは、ミネラルウオーター以外のドリンク類、食料品、長傘、大きなリュックサックです。水はこぼしても蒸発するだけなのでよし、それ以外は掃除する必要があるので禁止ということになっています。

なお、長い傘や大きな荷物、冬場に着ている厚手のコートなどを無料で預かってくれるコーナーが新しくできました。自分でパスワードを設定して無料で借りられるようになっていますが、万が一そのパスワードを忘れてしまった場合は係員が対応してくれます。

ただ、日本のように身分証明書の提示を求められないので、逆に言えばだれでも開けられてしまうということ。よって、貴重品類は預けないようにしてください。

荷物預かり所の左手に「Assistance」と書かれたコーナーがあり、ここで車椅子を無料で借りることができます。こちらではオーディオガイド同様に、身分証明書にあたるものをギャランティとして預ける必要があります。

2019/10訪問
ささき (フリーランス)

1週間いても見飽きない巨大美術館

  • 芸術鑑賞おすすめ
  • 定番人気

「有名な作品を鑑賞したい!」
「有名な美術館に行きたい!」
という人におすすめの美術館です。

最寄りの地下鉄Palais Royal Musée du Louvre駅(パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル駅)からすぐ。美術館が駅名にもなっているので、わかりやすいです。

地下鉄駅から美術館併設のショッピングモールを抜けると、地下からでも美術館に入ることができます。事前に2日間48ユーロのミュージアム・パスを購入しておくと、入場がスムーズに行えます。

地上には、スケルトンのピラミッドが目を引くエントランスがありますが、このエントランスはとても混み合うので、写真撮影のみがおすすめ。夜はライトアップされるので、昼と夜の両方を撮影してみてはいかがでしょうか?

世界最大級の所蔵量を誇る、ルーヴル美術館。美術や歴史の教科書に掲載されるような名作も、数多く展示しています。ひとつひとつ見ていたら、1週間あっても足りないぐらい!

効率的に名作をまわりたい人は、館内表示に従って行ってみてください。レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』や、『ミロのヴィーナス』など、有名な作品がどこにあるのか、館内に表示があります。事前に見たいものが決まっている場合は、どこにあるのか館内マップで確認した上で、エリアごとに見て回るのもおすすめです。

ここでひとつ注意点があります。世界中からたくさんの人が押し寄せる美術館なので、いろんな人が出入りします。スリの被害も多いようなので、貴重品の管理はくれぐれもお気をつけください。

2016/12訪問
江草由香 (情報サイト運営兼ライター)

世界で一番、入場者の多い美術館

  • 芸術・文化鑑賞おすすめ
  • 定番人気

普段、美術にあまり興味のない人でも、
パリに行けば、ここを訪れずにはいられないのではないでしょうか?

世界で一番、入場者の多い美術館であるルーブル美術館は、年間入場者数が約1千万人、
ここに来れば、『ミロのヴィーナス』、『サモトラケのニケ』、『モナリザ』など、
歴史や美術の教科書で見た作品の本物に会えるのです。

ルーブル美術館の建物はルーブル宮殿、つまり王の居城でしたが、
ルイ14世が、ヴェルサイユ宮殿を造り、そこに移った後に、
アカデミー・フランセーズ、王立絵画・彫刻アカデミーなどの文化団体が使うようになり、
文化・芸術の殿堂となりました。

美術館として開館したのは、革命後の1793年、
王室、貴族、教会の所有していた美術品を没収して、展示したのが始まりです。

現在、収蔵作品は40万点を超えると言われ、展示されている作品だけでも3万5千点ほどになります。
展示場は6万平方メートル以上もあり、古代エジプト美術、古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術、
古代オリエント美術、イスラム美術、絵画、彫刻、工芸品、そして素描・版画の
8つの部門に分類されています。

1日で、全てを見るのはたいへんなので、まずは、サイトやガイド本などで
興味がある部門、作品のある場所をちゃんとチェックしてから入館することをお勧めします。

入口は中庭にあるガラスのピラミッドが知られていますが、
リヴォリ通りに面した、カルーゼル・デュ・ルーブルの入口から入ると、比較的空いています。

  • ジャンル
    美術館・ギャラリー
  • エリア
    1区 ルーブル
  • 住所
  • アクセス
    地下鉄1・7線 Palais Royal-Musée du Louvre駅からすぐ、7・14線 Pyramides駅から徒歩約6分、27・39・68・69・95番バス Musée du Louvre停留所からすぐ、21・67・69・72・N11・N24番バス Palais Royal-Musée du Louvre停留所からすぐ
  • 電話番号
    +33-1 40 20 53 17
  • 営業時間
    [水・木・土-月]9:00-18:00 [金]9:00-21:45
  • 定休日
    火曜日、1月1日、5月1日、クリスマスの日
  • 予算
    入館料(大人) 15ユーロ
  • 公式サイト
  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。