Nova Capela ノヴァ・カペラ

リオデジャネイロの音楽の街、夜の街、ラパ地区にある、1903年オープンの歴史あるノヴァ・カペラ。創立当時は同じラパ地区でも別の場所にあり、その後60年代の引越しをきっかけに、「新しい」という意味の「ノヴァ・」をその名につけました。カペラとはチャペルの意味ですが、その名の通り、店内には聖人が祀られています。

2011年にリオ市文化遺産に登録されたほど、店内の壁のタイル、天井のデコレーションなど歴史を感じさせます。そしてここは、オープン当時から、ラパ地区で活動するアーティスト御用達のお店でした。夜の演奏を終えたミュージシャンたちが、冷たいビールを飲みに寄る店。そんな光景は現在でも続いています。

さてここの名物は、タラのコロッケ。サクサクと香ばしいコロッケを潰し、ライムとオリーブオイルをかけていただくのがおきまり。そしてメインは、子ヤギのローストとブロッコリーご飯。明け方近くまで空いているこの店は、常に多くの人で賑わっています。ラパ地区で音楽を楽しんだ後は、ぜひこの店へ！