1. 旅行比較サイト トラベルコ
  2. 海外旅行
  3. 海外現地クチコミ
  4. ローマ(イタリア)ホテル
  5. ザ ウェスティン エクセルシオール、ローマの現地クチコミ
日経トレンディ総合力BESTに続きオリコン顧客満足度®でも1を獲得 [プレスリリース]
ローマ (イタリア) ホテルの現地クチコミ

現地のプロ(6人)詳細

The Westin Excelsior, Rome ザ ウェスティン エクセルシオール、ローマ

堀 洋輔 (旅行会社代表)

100年間の街の移ろいを見つめてきたクーポラのある、名門豪華ホテル

バルベリーニ広場からヴェネト通りの並木道を歩いて上がっていくと、5分ほどで右側にひときわ目立つ宮殿のようなホテルがあります。
このホテルこそ、1906年に「ホテル・エクセルシオール」として開業した「ウェスティン・エクセルシオール・ローマ」です。
1920年にスイス資本からイタリア資本となり、1994年にシェラトンに売却された後、シェラトン自体がスターウッドに売却されたことを受けて1998年からウェスティンの名を冠しています。
1959年にあの名作「ベン・ハー」のキャスト・スタッフが宿泊したことでも有名。1944年には一時、ローマ入城を果たしたアメリカ軍の臨時総司令部として機能していたことも。
まさに、20世紀のローマを見つめてきたホテルと言えるでしょう。


★アクセス
テルミニ駅から:大きな荷物がある場合はタクシー利用をお勧めします。正面出口のタクシースタンドから利用可能。
自力で向かう場合は地下鉄A線バルベリーニ(BARBERNI)駅からヴェネト通り(Via Vittorio Veneto)に入り坂になった並木道を道なりに進むと、ボンコンパーニ通り(Via Boncompagni)との交差点に面した建物が見えてきます。

フィウミチーノ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)空港からはタクシーで約40分・48ユーロ〜(空港〜市内のタクシー料金は固定+時間や人数によるエキストラチャージが追加)

★ホテルの設備概要とルームカテゴリー
部屋数は通常タイプの281部屋と35のスイート、あわせて316室となっています。
2000年に大規模なリノベーションを完了していますが、それも15年近く経過しているため一部で工事や部分的なリノベーションが行われる時期かもしれません。
ウェスティンの世界共通仕様として、ベッドはすべてヘヴンリーベッドが導入されています。

デラックスルーム(Deluxe Room)
広さ約30〜35㎡の最も下位カテゴリーに位置づけられるお部屋(デラックスで下位、というところに格を感じるとも言えます)。
シングル・ダブル・ツイン・トリプル対応可能(シングルは基本的にダブル使用)。
赤・ゴールド・白の色使いが上品にまとめられています。残念ながら眺望は期待できず。

グランドラックス・ルーム(Grandluxe Room)
デラックスルームの上位グレードに位置づけられ、広さも5〜10㎡増し、数は少ないながらヴェネト通りに面した部屋もあります。
基本的にな設備はデラックスルームと同じ。

通常の客室はこの2タイプのみで、スイートは5タイプの設定になっています。今回はそのうちいくつかご紹介します。

ヴィア・ヴェネト・スイート(Via Veneto Suite)
ヴェネト通りを見下ろす、約86㎡のスイート。
インテリアはビーダーマイヤー様式(19世紀にドイツ・オーストリアで生まれた様式)と称され、大理石の床のリビングルームとベッドルームで構成されています。
宿泊料金はラックレートで2,800ユーロ前後(1泊)で、時期によっては多少の値引きは期待できます。

ヴィッラ・ラ・クーポラ(Villa La Cupola)
「クーポラ」とは半球体の屋根(=ドーム)のことで、フィレンツェのドゥオーモ、ヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂などのものが有名ですが、このホテルの建物にも小さなクーポラがあり、
そのクーポラの真下にあるのがこの「ヴィラ・ラ・クーポラ」です。
最上級のスイートに位置づけられており、イタリア国内のホテルの中では最大の床面積のあるスイートとして知られています。
その広さはなんと約1100㎡で、デラックスルームと比べるとその広さ約30倍ということになります。

クーポラの内側に描かれたフレスコ画や、その天井の高さ、調度品など、どれをとっても超一流。
筆者がそれとはほど遠いところにいるためなかなかその凄さを表現するのが難しいですが、どんなセレブでも納得するであろう豪華さとでも言えば良いのでしょうか。
ちなみに、宿泊料金は20000ユーロ(1泊)となっており、このグレードになると値引きなど期待するほうが野暮というものでしょう...

横山 稔 (イタリア個人旅行専門会社代表)

ローマを代表する5つ星ホテル、あの映画のロケ地にも

  • 定番人気

100年余りの歴史がある、ローマを代表する5つ星デラックスホテル。

ローマなどが舞台となった映画『アマルフィ 女神の報酬』のロケでは、
大使公邸でのパーティーのシーンに、 こちらのホテルのコンファレンスホールを使いました。

1906年の開業以来、世界の著名人たちが贔屓にしてきた、ローマで最も古いホテルのひとつです。
米の旅行情報誌『コンデナスト・トラベラー』による権威あるランキング、「ゴールドリスト」にランクイン。

テルミニ駅よりタクシーで6分。
ヴェネト通りの中心にあり、スペイン階段までは徒歩9分の立地です。

客室は350あり、市内にある5つ星ホテルの中ではもっとも多い部屋数です。
ネオクラッシク、インペリアスタイルなど様々な部屋タイプがあります。

全体に広く、内装はシックでデラックス感あり。
ヴェネト通り側の部屋の窓は、通りがよく見えます。
ロビーでのWi-Fi利用は無料、室内は有料です。

このような部屋数の多いホテルでは、希望する部屋を詳しく指定するのがベストです。
例えば室内のサイズ、道路側、中庭側/南向き、東向き、無臭、遮音など。
エレベーターや階段が近いと、深夜までうるさいこともあります。
せっかくのデラックスホテル滞在、ご希望にピッタリの部屋を選択ください。

温水プールや、タイ式マッサージ室もあります。
ウェスティンに限らず、 ホテルにはジムや温水プールの設備がある宿泊者は無料で利用できます。
観光の後、プールでひと泳ぎすると疲れも飛びます。
予約時に有無を確認しましょう。 水着、水帽、ビーチサンダルを忘れずに。

団体での利用客が多いですが、きめ細かいサービスは家族連れにもおすすめです。
日本語のサービスはありません。

  • 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。