Rocco Forte Hotel De Russie ロッコ フォルテ ホテル デ ルシエ

ローマの中心にありながら緑豊かな中庭があり、 喧騒を感じさせないオアシスのようなホテルです。

１９世紀は宮殿でしたが、長くテレビ会社のオフィスビルとして使用されていました。
ホテルに改装されてからは、デザイナーのトマーゾ・ジッフェルによる
モダンなインテリアで調和されています。

客室の内装は、派手なゴージャス感はないですが、シックで落ち着きがあります。

サウナ、トルコ式バス、塩水ハイドロマッサージプールがあるウェルネスセンターでは、
マッサージやビューティートリートメントを受けることができます。
スタッフのサービスは親切丁寧です。

地下鉄A線フラミニオ駅から徒歩５分、
ポポロ広場まで徒歩２分、スペイン階段まで徒歩６分という立地です。

ホテル・デ・ルシーは、かつてローマへ入る旅人が必ず通る場所だったフラミニオ門とポポロ広場にほど近い5つ星ホテルです。

現在みられる形のポポロ広場、そしてそれを見下ろすピンチョの丘をデザインしたローマ出身の建築家、ジュゼッペ・ヴァラディエールが手がけた建築としても知られ、ボルゲーゼ公園の緑と一体となった中庭が実に素敵な雰囲気を演出しています。

1917年冬、パブロ・ピカソとジャン・コクトーが2人でこのホテルの中庭に面した部屋に籠り、バレエ「パラード」の構想を練り上げたという逸話も残されています。
現在はヨーロッパで高級ホテルを11軒保有する、ロッコフォルテ・ホテルズの一員となっており、「リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド」にも名を連ねています。


★アクセス
テルミニ駅から：大きな荷物がある場合はタクシー利用をお勧めします。正面出口のタクシースタンドから利用可能。
自力で向かう場合は地下鉄A線フラミニオ駅（Flaminio）下車、フラミニオ門をくぐってポポロ広場に入り、まっすぐ横切る形でバブイーノ通り（Via del Babuino）に入るとすぐ左手にあります。

フィウミチーノ（レオナルド・ダ・ヴィンチ）空港からはタクシーで約40分・48ユーロ〜（空港〜市内のタクシー料金は固定＋時間や人数によるエキストラチャージが追加）

★ホテルの設備概要とルームカテゴリー
全122部屋で、うち89が通常タイプの客室、33がスイートとなっていて、全体の部屋数から考えるとスイートの割合がかなり多めといえます。

ロッコフォルテ卿（オーナー）の娘で、デザイナーでもあるオルガ・ポリッツィと、イタリア人建築家トンマーゾ・ズィーファーによって客室はすべて違う設計・デザインがなされており、
内装の材質や居住性、寝心地など細部に至るまでこだわり抜かれているのも特徴です。

クラシックルーム（Classic Room）
最も下位グレードの部屋ではあるものの、広さは約30㎡確保され、全室バスタブ付き（総大理石造りのバスルーム）となっています。
眺望もバブイーノ通り側か、ヴァラディエールの中庭側のどちらかとなるので、このホテルの場合は悩ましいところ。
（普通のホテルであれば中庭側より眺望の開けたほうが良いことが多いですが、ここの場合は中庭自体が魅力的すぎるため）
ダブルベッドはクイーンサイズの大きめのものが設置されていて、シングル2台のツインタイプも選択可能です。

上位グレードとしては、エグゼクティブルーム（Executive Room/約35㎡）、デラックスルーム（Deluxe Room/約40㎡）、スーペリアデラックスルーム（Superior Deluxe Room/約45㎡）があり、
いずれもスーペリアデラックスはシティービューのみ、その他はシティービューか中庭ビューのどちらの設定もあります。
また、スーペリアデラックスはジュニアスイートとのコネクティング利用が可能です。

スイートは、中庭の緑と差し込む光が優しいクラシックスイート（Classic Suite/約60㎡）、テラスからポポロ広場を見渡すことのできるポポロ・スイート（Popolo Suite/約55㎡）、中庭の緑に手が届くテラスとピカソの作品が飾られたピカソ・スイート（Picasso Suite/約80㎡）、約239㎡のテラスと約172㎡のスイートという広大なニジンスキー・スイート（Nijinsky Suite）など、個性的なスイートが用意されています。

中庭はホテルのレストラン、「ジャルダン・デ・ルシー」として朝食・ランチ・ディナーとすべてここでとることが可能。

Wi-Fiはロビー、客室とも無料で利用可能です。