「とにかくリラックスできて、気のおけない友人や家族ぐるみでのランチ会にぴったり。」
そんな風に誰かに紹介したいのが、タングリンにあるオープンファームコミュニティ。
町の喧騒を離れたボタニークガーデンの近くに、レストランらしからぬ趣でそれはある。
大通りをはずれ、「今や大都会となったシンガポールの中心地ももとは熱帯雨林だったのだ」、と思い出させられるような木々の生い茂る道をしばらく行くと、「OPEN FARM COMMUNITY」と書かれた看板が空き地とも駐車場ともつかない敷地に立っている。道路に面したこの様子を見て、中にはあんなに素敵な空間が広がっていると誰が想像するだろうか。何を隠そう私も「看板の様子からすると、奥に施設でもあるのだろうか。」と思いながら通り過ぎた一人である。
この駐車場を通り抜けた先の、35,000スクエアフィートもの敷地では、「地域に根差した農業の推進、コミュニティを自然とつなげること、の中にイノヴェイティヴなスピリットを見い出そう」というレストランのコンセプトが、実験的ともいえる形で体現されている。
メインのダイニングスペースと、それを囲むように配置されたテラスやソファスペース。さらにその外側には、様々なハーブや野菜を育てる庭が広がり、時にはにわとりが闊歩することも。
食事中に子供がぐずったら、外に連れ出して鶏にご飯をあげたり、ハーブを見て回ってもいい。食事が終わればソファでコーヒーを飲んでもいいし、滑り台で子供を遊ばせることだってできる。ここに来れば、たとえあなたが昨日シンガポールに着いた外国人旅行者だったとしても、そこに暮らしているかのようにくつろいでしまえるのだ。
料理のほうも期待を裏切らない。敷地内で採れたオーガニックハーブや卵、毎日ファーム内で打つパスタを使った料理がおいしくないわけがない。特にシンガポールでは採れたてのフレッシュな野菜は何よりの贅沢。適度な歯ごたえの残る野菜をふんだんに使ったモダンヨーロピアン料理は他のレストランとは一線を画している。
----------
▼予算
----------
パスタやメインはだいたいS$30前後。前菜やデザートはS$20前後。シンガポールではこれにサービス料(10%)とGST(7%)が付くのを忘れずに!
やや高めの価格だがいつもたくさんの人でにぎわっている。
----------
▼子供は?
----------
もちろん大歓迎。シンガポールはどこも子供に寛大だが、ここなら子供連れのために気疲れすることは絶対にない。予約の際に人数を聞かれたら、「大人人数+子供人数」(大人3人に子供2人なら「Three plus two!」)と伝えよう。
+++++
あなたの旅が驚きと感動に満ちたものでありますように
Openfarm Community オープンファーム コミュニティ
イギリス人シェフが腕を振るうコンセプチュアルなオーガニックレストラン
- 投稿日2017/01/12
2016/06訪問
-
ジャンル多国籍料理
-
エリアホーランド/クイーンズタウン/ファレル
-
住所
-
電話番号+65-64710306
-
営業時間レストラン:[月-金]12:00-16:00、18:00-22:00、[土、日]11:00-16:00、18:00-22:00、カフェ:[月-日]8:00-21:00
-
定休日無休
-
予算70シンガポールドル~
-
公式サイト
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。
オープンファーム コミュニティ周辺のおすすめグルメスポット
- ザ ホワイト ラビット
- ピーエス・カフェ(ハーディングロード店)
- ジャンボ シーフード(デンプシーヒル店)
- 酒圧
- パタラ
- ビーズ ニーズ アット ザ ガレージ
- 江南春
- オールドチャンキー アイオンオーチャード店
- TWGティー サロン&ブティック(IONオーチャード店)
- 五星海南鶏飯(セントラル リババレー店)