patara パタラ

シンガポールのタイ料理のレベルはとても高く、タイ・レストランは過当競争になっています。
そんな中、１８年もの間、多くのファンに親しまれているのがパタラ・ファイン・タイ。

オーチャードの中心から１０分くらいのタングリン・ショッピングモール内にオープン。
ここは大型ショッピングモールですが、外国人エキスパットが多く、
パタラも落ち着いた雰囲気のお店です。

タイの料理研究家がコンサルタントをしており、食材から調味料まで常によく研究されています。
トム・ヤム・クンやマンゴー・サラダなど定番メニューはもちろんですが、
新メニューにも魅力的なアイテムがそろっています。

たとえばミー・クロブ・クン。
バーミセリと呼ばれる米粉の麺が入ったスープに大ぶりのエビが載っていて、
ちょうどよい辛さのスパイスがスープの味を引き立てています。

同じくアペタイザーとしてお勧めは、ナムトック・ヌア・トゥーン。
こちらは牛すね肉を４時間も煮込んで柔らかくなったものをスライスして散りばめたサラダに、
ピリッとしたタイ・ドレッシングをあえています。

メインコースの新アイテムは、サーモン・ヌン・タクライで、
レモンの葉とともに蒸した鮭のエノキダケ添えを、ライム風味のソースでいただくもの。

どれもハーブやスパイスを上手に使って、食材の美味しさを引き立てています。
そしてプレゼンテーションがとてもきれい。
目で楽しみ、舌でも楽しめるパタラのタイ料理。宮殿のご馳走だった逸品もあります。
ソフィスティケートされたインテリアの中、本場タイの味を心行くまでエンジョイ。