地下鉄2号線泛魚駅2番出口から徒歩3分の場所にある、牛ホルモンの専門店。大邱の中でも高級住宅地の多い寿城区に属していて、店からタクシーで10分弱の場所には観光名所の寿城池があるほか、周辺には外国人向けのサービスが充実している医療施設が多いです。また、お店から徒歩5分の場所には4つ星ホテルの大邱グランドホテルもあります。
おすすめのメニューはヤン(ミノ)、テッチャン(大腸)、コプチャン(小腸)、ヨムトン(ハツ)がセットになったモドゥムクイで、ハンパン(1板=2人前40,000ウォン)から注文可能。ツヤの良いプリップリのホルモンを、テーブルにセットされた炭で焼きながらいただきますが、お店の人が焼き加減をまめに見てくれて、食べ頃や食べ方も教えてくれます。追加注文の場合は、バンパン(半板=1人前25,000ウォン)もしくは、部位別での注文も可能です。
モドゥムクイの中で、最初に火が通るヨムトンとコプチャンは、タレにつけた後に明太子と一緒に、ヤンとテッチャンはタレにつけて食べましょう。ホルモンは他の地域でも食べたことがありますが、明太子と一緒という食べ方はこのお店が初めてでした。脂身が少なく歯応えのある部位のヨムトンとコプチャンとの相性が絶妙で、ひと口目から唸ってしまう美味しさ。タレは4種類の韓方材を使っていて、肉との絡みが抜群です。
注文すると基本で提供されるおかずには、ともすると脂っこくなりがちなホルモンを体に負担なく、美味しく食べられる工夫とセンスを感じます。例えば刻んだセリは香りが良く味のアクセントになりますし、コンナムルクッ(大豆もやしのスープ)の味付けはあっさりとしていて、口の中の脂をさっぱりと洗い流してくれます。
また、小さなトゥッベギ(土鍋)で提供されるプゴク(タラのスープ)には、ご飯がちょっぴり入っているなど、お酒好きには嬉しいツボ。野菜などは言えば無料で追加してもらえますが、プゴクの追加注文は2,000ウォン。
お腹に余裕があったらトルパンクイ(石板焼き)もおすすめ。ヤンとコプチャンに野菜やキノコを加え、ピリ辛タレで味付けしたもので、ある程度食べた後に、ご飯を加えてポックムパプにして食べるという楽しみもあります。
お店での会話は基本的に韓国語ですが、スタッフのみなさん(特におばちゃん)が陽気な方たちばかりで、コミュニケーションに困ることはきっとないでしょう。支払いは海外カードも使えます。
お酒類は韓国焼酎、瓶ビール、マッコリなどが1本4,000ウォンから。焼酎はチャミスルやチョウムチョロムなどの定番のほか、全国で流通している定番焼酎のほか大邱に拠点を置くクムボク酒の”チャム”というご当地焼酎もおすすめ。収穫一年以内の国産米で作られた生マッコリのウグッセン(1本6,000ウォン)もメニューにありました。
個人的にはこれまで食べたホルモン焼きの中でダントツと言っていいくらい美味しかったお店で、大邱に行ったら再訪したいお店の上位です。お肉好き、ホルモン好きの方に強力におすすめします!
Suyeong Yanggopchang 水営ヤンゴプチャン元祖本店 スヨンヤンゴプチャンウォンジョポンジョム
ジャヨンミ
(韓国コスメライター)
大邱で美味しい牛ホルモンを食べるならここ! 工夫あるおかずとの食べ合わせも完璧な地元の人気店
- 投稿日2020/03/31
2019/07訪問
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ジャンル韓国料理 日本料理
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エリア大邱(テグ)
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住所
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アクセス2号線 泛魚駅 2番出口から徒歩3分
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電話番号+82-53-7422785
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営業時間17:00-24:00(23:00ラストオーダー)
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定休日日曜日
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予算20,000ウォン~
- 上記の記事は、訪問時点の情報を元に作成しています。訪問先の都合や現地事情により、最新の情報とは異なる可能性がありますのでご了承ください。